仮に失敗したとしても

2018-05-31 23:36:46 | 日記
ロールズの正義の諸原理にかんして、原初状態の人々に対してヴェーバーの結果責任を負いうることできないのであって、せいぜいカントの倫理責任を問いうるのみである。

市民は、代表者である原初状態の人々にコミットメントしたのであるから責任は、市民にこそあるというべきである。

コミットメントということばは、委託といういみあいであるが、だからといって代表者に統べの責任を課すわけではない。

アレントによれば責任と判断は市民にこそある。

市民は責任と判断のコミットメントから逃れられないのである。

存在論・認識論ほどつまらない哲学はない

2018-05-29 22:01:12 | 日記
哲学は実践であると説いたのは、アリストテレスとカントだ。

存在論・認識論ほどつまらん哲学はない。

政治哲学・社会哲学・道徳哲学ほどプラクティカルで意欲をかきたてる哲学分野はない。

僕は、政治哲学と社会哲学を専門分野としているが、トピックは尽きない。

哲学は実践哲学であるべきである。

きちんと読まないと

2018-05-24 19:08:32 | 日記
アリストテレスは倫理学を政治哲学とよびました。

ところが、アダム・スミスは道徳哲学を権力が介在しない社会哲学とよびました。

わたくしなりに総合すると、倫理学=道徳哲学である。

また社会哲学でもある。

したがって政治哲学だけが固有の領域である。


しかし倫理学にも政治的なるものがあるというのがわたくしの結論です。

スピノザ『エチカ』徹夜読了

2018-05-24 05:34:55 | 日記
いまさきほど、3人で読み終えました。

相当な分量でしたが感情論は比較的易しくて読み終えたし順調でした。

次回からは個別で読み進めていきます。

それぞれわたくしの勉強も兼ねて、ロックの『統治論』とホッブズの『リヴァイアサン』を読んでいきます。

宮川透著『統治論』、永井道雄著『リヴァイアサン』を読んでいきます。

前者は中公クラシックス、後者は中央公論です。

比較的早い時間からスタートしようと思います。

仕分け

2018-05-19 18:43:04 | 日記
ロックの『統治論』は、岩波の『市民政府論』あるいは『統治二論』の改訂版。

だから、第一論は『統治二論」にしか収録されていない。

しかも岩波。

なぜ、『市民政府論』ほもっているのにわざわざ中公クラシックス『統治論』を買ったのかというと、岩波は読みにくく、意訳が多い気がする。

東大名誉教授でダンテの新曲の地獄編を訳した平川祐弘先生は、「岩波の世界は駄目だー』といっている。

これからは岩波はプラトンのみ購入しようと思う。

約6000円分の本を買う

2018-05-19 16:46:55 | 日記
古本屋は見るべものがなかった。

くまざわ書店で5冊の本を買った。

ロックの統治論(中公クラシックス、ロック入門講義(ちくま学芸文庫、自然権と歴史(レオ・シュトラウス、まいにちスペイン語、遠山顕の英会話楽集を買った。

ホッブズ、ロック、ロールズ理論における「政治的なるもの」について比較研究する。

ホッブズでいい参考書があったら教えて欲しい。

ジャーナリズムの可能性

2018-05-18 22:45:23 | 日記
無署名で新聞が書かれると無責任に書けてしまう。

こわいから無署名で書くというのではなく、自分が思っていることを書けないから無署名なんだと思います。

マスコミの責任などと論じるはじめると、論者はマスコミにそっぽ向かれてしまう。

少数者に対する多数者の圧制は、こうした論者に降りかかってくる。

マスコミの功罪こそいま論じるべきだ。

目薬

2018-05-15 21:51:21 | 日記
眼精疲労真っ最中。

目薬でなんとかごまかしている。

いいクリニックなので、よく効く薬を処方してくれる。

とてもいい感じだ。

しかし薬がない生活のほうがましだが・・・