福教組直鞍支部の定期大会

地元の先生たちのお声を聞くために定期大会に参加させて頂きました。来賓の挨拶でお話しさせて頂いたことは、被災地の避難所で当初先生方が、自分の家の被害を顧みずに地域の皆さんのお世話をしっかりなさったこと。特に集団指導のプロである先生方が、率先して地域住民の皆さんの避難所生活を支えて頂いたことを報告させて頂いて、同じ教員である地元の先生方にお礼を述べさせて頂きました。

そしていつもスローガンとして掲げてある『教え子を再び戦争に送るな。』この事に関して私の見解を述べました。

私はいつも思っています。戦時中の先生方は、政府からお国のために命を捧げるのが尊いことだと。生徒に教えることを強制されていたと思います。しかし、本当に心から教え子にその事を伝えていた先生は、居なかったのではないでしょうか？

かわいい教え子たちが、命を落とす戦場に行くことに対して、先生たちの心はいたたまれないその思いで一杯だったと思います。だからこそ、二度と教え子にそんな思いや体験をさせてはいけないと、憲法９条をしっかり守って。二度と戦争のない平和な国の構築に尽力されているのだと思います。

そこで、政府は過去の教育の過ちを先生たちに謝罪して、二度と子供たちに戦時中の教育が行われることのないように、心を決めなければなりません。その思いが通じたときに初めて、先生たちの集会からあのスローガンが無くなるのではないのでしょうか？