明日、参議院・厚生労働委員会で質疑を行います。
3つのテーマでの質疑を予定しています。
まず、年金の給付額が本来より2,5%高くなっている「特例水準」について、その背景を説明した後に、年金受給に関しては世代間の公正性が担保されるべき旨を論じたいと思います。「マクロ経済スライド」と「物価スライド」の考え方について、明確な議論をする予定です。
2点目は、私が取り組んでいる統合医療の議論にする予定です。例えば、「医療費」と「療養費」の違いについては、多くの方が深い理解をしていないのだと思います。この点に立脚して、「未病・予防」や「医療費の抑制」の観点から統合医療の未来像を描き、国民の健康を考えたいと思います。
最後は、先日公表された、障害者雇用に関しての話題を予定しています。この8年間、障害者雇用は統計的には伸びていますが、民間企業において規模や業種によっては法定となる1,8%を確保できていないなどの課題があります。
障害を持った方が安心して社会に参画できる仕組み作りを支援していくための方向性を探りたいと思います。
明日、11時40分頃から、参議院インターネット中継で配信されますので、お時間のある方は、是非、ご覧になって下さい。