参議院議員 大島九州男の活動日記 「Q-blog」

参議院議員・大島九州男(おおしま くすお)の活動記録です。

がんばろう、日本!! 放射能の安全値とは

2011年04月30日 | Weblog
小佐古敏荘(こさこ・としそう)東大大学院教授が東京電力福島第1原発事故への政府対応に抗議して内閣官房参与を辞任

この事態を正しく理解し、咀嚼することが、いま最も大切ではないでしょうか。

年間20ミリシーボルトの被曝が子供達にどれだけの害を与えるのか。
もちろん、安全な放射能が存在しない限り、被曝量に安全量などあり得ないことが大前提の議論でなくてはなりません。


次に、内閣官房参与という立場を辞任にいたらしめた経緯を客観的に理解することが、私達の責任です。民主主義の原理は多数決ですが、時として少数のふりしぼるような声に消え入りそうな真実が実在することもあるという、歴史が証明してきた事実を真摯に受け止めなくてはなりません。
一方、政府も命がけで国民の安全を守ろうと日夜必死に取り組んでいます。
誤解や行き違いで国民のみなさんが不安を抱くことはあってはなりませんが、私達議員も一層努力を重ねて少しでも安心して日々を過ごしていただけるよう、がんばります。


当たり前のことですが、最も大切なのは、「絶対的な」安全の確保です。


人類は、自分達の手におえない物を作ってしまったのです。


いま、しっかり考え、小さな声にも耳を傾け、小さな声でも振り絞って子供達を守りたいと思います。
みんなが一つになって、がんばろう、日本!!


休日返上

2011年04月29日 | Weblog
今日からゴールデンウィークで連休の方も多いかと思います。

被災地も、そうでない土地も、動ける人は経済活性化のために頑張って観光、消費推進の努力をしておられます。


いっぽう、国会は休日返上で審議です。
未曾有の大惨事の補正予算ですから、休む間も惜しんで一刻も速く復興への財源を整えるのは当然です。


また、海の向こうイギリスでは、ウィリアム王子の結婚式が行われました。
イギリスも不況にあえぐ中、清楚で華美でないキャサリン妃は好感度も高まったようで、明るいニュースでしたね。
関係者各位はまさしく休日返上で準備されたのだとおもいます。



みんな、できる立場にあるひとが、それぞれのベスト中のベストを尽くして
前進して行きましょう









国土交通委員会

2011年04月28日 | Weblog
今日は輿石参議院会長の代理で、国土交通委員会に差し替えで出席させて頂きました。二つの法律の審議が行われました。

ひとつは、東日本大震災による被害を受けた公共土木施設の災害復旧等に係る工事の国等のよる代行に関する法律。この法律は、県や市が工事の主体となる一般的な方法でなく、国が代行して復旧できるようにする法律です。

もう一つの法案は、東日本大震災により甚大な被害を受けた市街地における建築制限の特例に関する法律です。この法律は甚大な被害を受けた市街地の計画的復興をはかるために、地方公共団体が復興に向けた街作り計画を策定するまでの間、無秩序な建築が行われないように建築を制限、又は禁止することが可能な法律であります。

従前の法律は災害発生の日から2ヶ月となっていました。よって今般の震災では5月11日が期限となりますが、その期限を9月11日まで延長し、特に必要がある場合さらに2ヶ月間延長できるようにする法案です。

大変重要な法律ですので、全会一致で可決されました。国会では着々と震災復興に向けた法律を粛々と作り上げています。

人権侵害救済機関

2011年04月27日 | Weblog
人権侵害を救済する仕組みを構築するべく議論をさせて頂いています。今日は日弁連の先生方にいろいろな考え方、特に日弁連の基本的考えを聞かせて頂きました。

その中で感じたことは、差別をなくす仕組みを作るための機関を作るのに、その仕組みの中に差別があることです。たとえば、マスコミの人権侵害に官僚や政治家、その家族は含まれない。おかしいと思いませんか?政治家であろうが、官僚であろうが、人権侵害の恐れのあるマスコミ対応を受けたときは、当然その機関に申し入れできないとおかしいわけですが、その権利さえない要項があるとは、信じられない事でした。弁護士の先生はどんな視点で議論したのか?

他にも私人に対する対応ですが、企業と私人『就職差別』は対応するけど私人間『結婚差別』は関知しない。確かに結婚については、法律や制度で縛れる物ではありませんが、出身地による謂われのない結婚差別は、望ましい物ではないという発信は、あらゆる場面で行うべきであるし、法律に違反はしないけど、人道的見地等から大変由々しき問題だとの発信を積極的に日弁連は行うべきと要望しました。

東京消防庁

2011年04月26日 | Weblog
震災の前後から、緊急時の避難時に停電していることを想定して、真っ暗な中に安全に避難できる方法がいろいろ議論されている中、非常階段の蓄光を使った避難テープの使用を妨げるような指導がなされていることを、マスコミの関係者から聞きました。

とんでも無い話で、省エネが叫ばれている中に、電気を使わず尚かつ停電でも安全に避難できる手段があるのに、それを阻害する指導なんてあり得ません。あるとするなら業者との癒着。しがらみの中での人間関係。こんな事で必要なことが行われないとしたら大変なことです。今度しっかり調査して、間違えは正していこうと思います。