HARRY’S ROCK AND ROLL VILLAGE

お気に入り音楽の紹介と戯言

21ST CENTURY STARS

2012-08-06 05:12:06 | 日本のロック・ポップス

       

それにしても、何かと人間臭さが渦巻く今回のオリンピック。陸上競技が始まって次が
レスリングとなると、いよいよ終わりに向かって一直線という感じがして「ああ、もう
半分終わったのか。」と思ってしまう。

人間臭いと言えば、先日の男子サッカー。元々サッカーは審判のジャッジ一つで展開が
変わるスポーツだと認識しているが、それ以外にも日本VSエジプトを見ていて
サッカーの面白さを感じた。

最初の得点の場面で日本の選手を結果的に怪我させた⑥番の選手が、故障して退くシーンは
既に3人の交代枠を使い切り、尚且つ退場者を出して一人少ない状況下であったこともあるが
因果応報を感じたし、その前の一発退場シーンは確かに決定的な場面でのファールでは
あったが、再三のエジプト選手の後方からのあたりの酷さが主審に記憶されていたことも
一発退場に繋がったのでは、なんて想像してしまう。

試合時間が残り10分くらいの場面でエジプトの②番の選手のファールは悪質だったが
彼はイエロー・カードをもらわなかった。彼は既にこの試合でイエローを1枚もらっていて
ここでもう1枚もらうと退場になり、そうなるとエジプトのフィールド・プレイヤーは7人になって
しまい、もうこれは試合どころではなくなる。そこで、主審は試合をコントロールするために
彼にイエローを出さなかったのかな、と思ったり。

日本が勝った試合だから呑気に振り返っていられるのだが(笑)、勝手な思い込みを
許容してくれるサッカーというスポーツの面白さを再認識した、という話でした。

新しい「STAR」が次々と誕生するオリンピック。さて、「21世紀のスター」といえば
もうこれは掲載写真のCDをリリースした二人を挙げないわけにはいかない?。(笑)

ローリーと加藤ひさしのユニットである「21ST CENTURY STARS」は、当時彼らが
所属していたソニーとコロムビアから同時に2枚のシングルCDをリリースした。
掲載写真右がコロムビア盤、左がソニー盤。それぞれ1曲目に『21世紀のラヴァーズ』を
収録し、カップリング曲としてコロムビア盤には『泳ぐなネッシー』、ソニー盤には
『空飛ぶ円盤に弟が乗ったよ』という、どちらも四人囃子のカバーを収録している。

帯に「極寒のスウェーデン・ミックス』とあるのが笑えるのだが、これはミックスを
アバ所有のポーラ・スタジオで行なったことから、先のコピーが生まれた。
ポーラ・スタジオと言えば、ロック者はすぐにレッド・ツェッペリンの「IN THROUGH
THE OUT DOOR」を想起するわけだが、録音自体は日本で行いミックスのみを
スウェーデンで行うという、この粋狂さこそが二人の遊び心に直結するのが面白い。

四人囃子カバーが嬉しいのは勿論だが、オリジナルの『21世紀のラヴァーズ』の
程よいポップス加減とグラム・ロック加減が洋楽(笑)好きには堪らない。
この曲のPVはローリーのDVD「ROLLY VISUAL COMPLETE VOL.1」で
見ることができる。

次のスターは誰だ?。


コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« DEAD DON'T HAVE NO MERCY | トップ | I DON'T NEED YOU NO MORE »

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (TK)
2012-08-06 22:23:34
サッカーは審判の曖昧さが面白みだし、審判しだいで試合は面白くもつまらなくもなりますね。
どちらに転んでもブーイング受ける過酷な仕事です(笑)
Unknown (ハリー)
2012-08-07 19:11:07
TKさん

審判次第で面白くなったり、つまらなかったりというのは
当たってますね。やたらイエローが出ると、試合が
分断されまくりになりますし。

今日の女子サッカー「アメリカVSカナダ」も
キーパーの遅延行為の後のアメリカの間接フリー・キックに対して、カナダ選手のハンドを採ったのですが
つくづく審判というのは、厳しくて好かれない仕事だと
思いました。
ローリーが出るミュージカル (tapara)
2012-08-11 17:06:34
この前実家に行ったときに、FMココロかそのほかのFMを聴いていたところ、子供たちへの夏休みお勧め催しものとして、表記のミュージカルがあがっており、リスナーへチケットプレゼントあり、と言っていました。

ああ、ついにローリーも一般人に認識され、市民権を得たのかと、ぐっと胸に迫るものがありました。。(ウソ)

とはいえ、際物と言われて20年、このような地位に彼が来るとは誰が予想したことでしょう。

(念のために言っておきますが、おらはかれのことは最初から好きです。数年前にマーティ・フリードマンとやっていたテレビ番組も毎週のように見ていました)
ローリー・ホラー・ショー (ハリー)
2012-08-12 08:37:01
taparaさん

ローリーが出るミュージカルが「お薦め」というのは
洒落ていますねぇ。、ローリーのミュージカルを見た
子供の中の誰かが、影響を受けることが懸念されます、もとい影響を受けるかと思うと安堵の気持ちでいっぱいになります。(笑)

私もローリーが好きです。

コメントを投稿