ダメ人間アワー

別れた恋人同士でお送りしておりましたが、色々あって結婚しちゃいました。
おバカブログは続きます。

静かに燃える

2008-05-05 02:44:36 | プー モノ
プーです。

右手の薬指の根元がなんとなく白い。2年半はめっぱなしだったペアリングをはずしました。

過去に付き合ってきた女の子達とは、もれなくペアリングをしていました。そして別れては井の頭公園の池に投げ込んできました。

とりあえず、Nobiとのペアリングは井の頭公園の池には沈めず、細引きで首にぶら下げてあります。元通りになれるまでのお守りってことで。


今度の休みに、雲取山に登ってくる。ハセツネへ向けてのトレーニング開始&傷心登山なのだ。

ハセツネに使えるかもしれない、と前から気になっていたアルコールバーナーを買ってみた。トランギアのも格好いいんだけど、変にケチって安いエバニューので我慢。

バーナーは他に2つ持っている。オプチマス123Rと、J-FIELDのガスバーナー。

123Rはガソリンバーナーの名機で、小型のボディで轟音を立てて燃焼する。火力が安定するまでの「ズバッバッババッバッズバババ・・」という不整脈みたいな燃え方が好き。安定する頃には、ヘッドが真っ赤になる。それも素敵。カブ50での北海道ツーリングでとっても活躍してくれた。赤ガスでも煤を出しながらよく燃えた。ガソリンをかけて炎上させるという正しくないプレヒートを繰り返すために、真鍮のボディはすぐ真っ黒になる。それを磨くと渋い色合いになるのだ。マニアックな世界で誰もついてこれなそうだ。

J-FIELDはその北海道ツーリング中に、ホームセンターで2000円で売られていた謎メーカーのバーナー。プリムスの2243に酷似したモデルで、123Rのプレヒートが面倒臭くなっていたので衝動買い(上の熱いインプレはなんだったんだよ)。やっぱガスはラクでいーねー。味気ないけど。

静かな炎を見つめながら遠い目をするために、というのはウソで、ハセツネ中にラーメンを作って他の選手の羨望の眼差しを浴びるために、軽量なアルコールバーナーを買ってみたのだ。ほら、最近アルコールバーナーって静かなブームだし。


エバニューのステンレス製アルコールバーナー。五徳も買ってみた。左側のは火力調整用のフタ。


その辺に落ちてた鍋に入れて着火。青い可愛い炎が出る。
この鍋は、プーが始めて買った屋外用の鍋だ。登山用品の店の人なのに、普通の鍋しか持ってない。だって普通の鍋が一番使いやすいもん。テフロン加工の取っ手の取れない鍋が最高。スタッキングの悪さなんて気にしない。


しばらくすると本燃焼に。アルコールって青い炎を想像してたんだけど、赤い炎なのね。でも煤は出ない。割と火力は強そう。風には弱そう。

実際にいじってみてわかったんだけどさ、決定的な弱点が2つあるよこれ。

消化は付属のフタをかぶせるんだけど、
①五徳使ったら、五徳熱くてどかせない→消火できない。
②火力調整用フタ使ったら、熱くてどかせない→消火できない。

それってどうなの?アルコールが全て燃え尽きるまで待つのか?
熱くなった五徳やら火力調整用フタをどかすためにレザーマンを買う、という、新たな衝動買いの導火線にするのか?

しかも、消火する時は、フタの裏側のパッキンをはずさないといけない。溶けちゃうから。

「超小型のガスバーナー&小さいカートリッジなら、重さは変わらないんじゃない?」という事にも薄々感づいてはいるんだけど、味わい深いので良し、ということにしておこう。

無駄な買物をしても、叱ってくれるNobiがいないのでつまんないです。