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福井県 国吉城跡を登る

2016-09-11 00:26:05 | 城を巡る旅

今回は、福井県美浜の国吉城を紹介します。

 
京都から湖西線に乗り敦賀へ向かいます。
湖西線では途中、琵琶湖が近くに見え良い眺めです。
敦賀駅からJR小浜線で20分で美浜駅に到着します。
駅でレンタサイクルに乗り、東に3.5kmほど行くと若狭国吉城歴史資料館に到着です。
 
入場料100円です。
新しい立派な建物で、まず国吉城の紹介をビデオで見ます。
資料館は、武家の屋敷を再現しており、座敷に上がって見ることができ、立派な鎧も展示されています。
展示場では、国吉城と佐柿町(さがきまち)の歴史を詳細に紹介しています。
 
資料館で国吉城を理解して、城跡へ向かいます。
本丸は標高約200mにあり、資料館からやや険しい道を登っていきます。
距離は500mですが、傾斜が大きいため資料館から30分ほどかかります。
 
150mほど行くと扉があり、登山者は、この扉を開けて登ります。
 300mを過ぎると二の丸跡があり、これから階段のない滑りそうな斜面を登っていきます。
 
本丸跡は、普通の城跡よりやや大きいスペースがあります。
 
国吉城は、若狭国武田氏の重臣である粟屋勝久が1556年に築城した城です。
この地域は、若狭国と越前国の境にあるため、朝倉氏から何度も責められたが、難攻不落の城で若狭国を守ってきた名城です。
この城は、籠城戦で朝倉氏の大群に向かい、山の登ってくる敵に石や弓矢で対抗し、夜戦で敵陣値へ奇襲して勝利したそうで、登山道の途中に投石が見れます。
城主は、朝倉氏との戦いの後、豊臣秀吉の家来となり、北陸の戦いで貢献したそうです。
 
本丸跡付近には、掘り起こしたような跡があり、その上をビニールシートで覆っていてせっかくの本丸跡の見栄えを悪くしています。
途中で登山道を修理している方に尋ねたところ、平日に大学生が発掘調査をやっているため掘り起こした跡があり、その上をビニールシートで覆っているそうです。 
本丸跡からは、美浜の街並み、北西には日本海が見渡せます。
見晴らしの良い本丸後で登山の疲れが吹き飛びました。
 
 
城跡を下山し、次に若狭湾の砂浜へ向かいます。
広大な砂浜が見れます。
 
砂浜を西へ向かっていくと三方五湖の久々子湖に到着です。
塩水が混ざった湖で、漁船が多数停泊しています。
 
水上バイクが盛んです。
 
時間があれば遊覧船にも乗船できます。
 
美浜町は5時間ほどあれば結構巡ることができます。
 
是非、若狭の名城国吉城へ起こしください。
城に関する建造物は全くありませんが、資料館が内容抱負であり、城跡に手を加えていないところが想像を膨らませてくれる穴場的な名城です。
 
期待以上の名城がみなさんを迎えます。

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