今回は、名古屋市緑区にある大高緑地のシラタマホシクサが見頃を迎えたことを紹介します。
シラタマホシクサは、日本固有種で、東海地方の限定された湿地に生える植物です。
花の先端に直径1 cmの小さな花を付け、白色の短毛が白い玉のように見えます。
一面の花は、白いホタルが舞っているように見えるため、この名がつきました。
背丈は20-40 cm程度まで伸び、花期は8月下旬-10月です。
9月中から下旬が満開です。
名古屋駅から名鉄名古屋鉄道で10分ほどで「鳴海駅」に到着。
駅からタクシーで5分で、大高緑地に入り、大高緑地の花木円の前でタクシーを降りれば、南側の花木園にシラタマホシクサが満開でお出迎えしてくれます。
柵とロープで囲われていますが、ロープ近くのものはじっくりと観察できます。
花は、ネギ坊主のようですが、白一色で球にまとまっていて綺麗です。
シラタマホシクサを鑑賞した後は、大高緑地の園内を散策し、北端の琵琶ケ池へ行ってください。ここからなら10分ほど徒歩で名鉄の左京山駅に行け、ここから普通で名古屋まで戻ることができます。
9月に可憐なシラタマホシクサの花を見に行ってください。