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京都御所周辺をめぐる旅

2013-12-29 09:47:00 | JR御殿場線の旅
今回は、京都御所周辺をめぐる旅を紹介します。

まず、京都府庁を訪れます。
京都駅から地下鉄に乗り、丸太町駅で下車し、烏丸通から1本西の室町通りを200mほど北上し、左に曲がって下立売通りを通って10分ほどで京都府庁に到着です。
南側の正門は土曜日は閉まっていますので、東門から入ってください。
すぐ正面に旧本館があります。

この建物は、ゴシック建築で、美しい建物です。
内装の木がいたんできたため、現在部分的に修理がされています。

旧本館の中庭には、6本の桜があり、
その中央が円山公園の初代「祇園枝垂れ桜」の孫にあたる実生木の枝垂れ桜。
中庭南西にある少し小さい桜が今人気の「容保桜(かたもりざくら)」です。
江戸末期の京都守護職の会津藩主 松平容保の屋敷がこの京都府庁にあったことから、
「容保桜」と命名されました。大島桜と山桜の特徴を併せ持つ珍しい品種です。

次に京都府庁から東へ50mほどで「町家まるこう」へ向かいます。
町家まるこうは、和食の創作料理が得意の居酒屋です。

850から1000円でランチがいただけます。
歴史のある民家を改造した畳の部屋にカウンターがあり、カウンターの下は、掘りごたつのように畳をえぐって足を下に伸ばせるようにしてあり、ここでランチをいただきます。
穴子のてんぷら定食850円を食します。上品なお味です。
結構人気のお店で、お酒がお値打で380円から楽しめ、創作料理も380円からあります。宴会には、6から8条ほどの個室もあります。
地元および観光客に人気の店です。

次に御所に向って東へ行くと、護王神社があります。
この神社は、足腰の守護神で、和気清麻呂を祀る神社です。

イノシシが清麻呂の九州への道中に現れ道案内をした後、清麻呂の足が治ったため、イノシシが足腰を治す神社として有名です。
普通鳥居の横に狛犬がいる場所にイノシシがいて、手水舎もイノシシの口から水が出る といったイノシシに徹底した方針の神社です。
規模は小さいですが、団体客もいて結構人気のある神社です。
足腰が弱ってきたと思われる方は、お参りすると直ると言われています。

護王神社から東へ道路を渡ると京都御所です。
少し北側には、蛤御門があるので、そこから御所に入ります。

御所は、久しぶりの訪問です。
巨大な敷地に砂利を一面敷き詰めてあり、御所のベージュ色の壁が修理され美しさを保っています。
多くの木々は、明治維新で200棟の公家の家がなくなり、跡地に木々を植えたもので、今では、森のように大きく育っています。

御所を西から北、東へ行き、南下すると、同志社の新島旧邸が見えてきます。

この旧邸は、公開期間が決められていますので、あらかじめ同志社社史資料センターへ確認してから訪問してください。
今年八重の桜でテレビに出てきた新島襄の家がご覧になれます。

この後、丸太町通を西へ向かい御所を一周して地下鉄丸太町に到着してゴールです。
約4時間ほどで回れます。

年末になりました。

良いお年をお迎えください。


垂水マリンピア神戸、舞子公園、神戸ハーバーランド をめぐる旅

2013-12-27 12:47:33 | JR御殿場線の旅
垂水マリンピア神戸、舞子公園、神戸ハーバーランド をめぐる旅を紹介します。

JR垂水で下車し、旅の開始です。
駅から南に向かうと5分で海神社があります。
海洋の安全を祈願する小さな神社です。
航海安全・漁業繁栄の神として仰がれ、さらに交通安全の神としても仰がれています。

続いて海のほうに歩いていくとマリンピア神戸というマリン公園があります。
マリンピア神戸は、神戸市垂水区のウォーターフロントにあるテーマパークです。「人と海と魚のふれあいの場」をテーマに、1998年から営業しています。
ショッピングアウトレット、さかなの学校、ヨットハーバーがあります。
ショッピングアウトレットということで海外ブランドの店が多いですが、値段は高くなく、バーゲンもやっています。

遊園地的な設備もあり、子供連れや若者に人気です。
ここからは、明石海峡大橋と淡路島が目の前に見える海岸があります。

雄大な景色を見ながら、海岸を西へと歩いていきます。
天気の良い日は、海と大橋の最高の景色を見ながら散策できます。
気持ちが良いので長距離を歩いても疲れません。

1kmほど歩くと明石海峡大橋のたもとに到着です。
ここには、舞子公園があり、
旧武藤邸、移情閣、旧木下家 があります。

3 館共通チケット400円で、まず旧武藤邸へ行きます。
鐘紡の中興の祖 武藤山治が、明治40年に舞子海岸に建てた別荘です。

武藤山治が亡くなった後は、従業員の厚生施設に利用され、その後明石海峡大橋建設に伴う国道二号の拡張工事のため、平成7年に現在の場所に移築されました。
木造二階建てのコロニアル様式の洋館が、美しく蘇っています。
受付けの方が親切に建物を説明してくださいます。ステンドグラスや暖炉、
家具類は、英国風で当時の高級品が各部屋に展示されています。
2階のベランダは、残念ながら公開されていません。

次に、移情閣に向かいます。
ここは、明石海峡大橋の根本にあり、目の前が海のため、冬は風が強く写真が取りにくい場所です。
6角形の3階建の建物と2階建の建物が合体した構造です。

移情閣は、孫文記念館とも言われ、孫文の生涯を説明している展示の内容です。
外観は、美しいですが、中の受け付けは対応が悪く、説明もありません。
展示物も孫文のことを誇張した展示で、中国通の方でないと入館しても楽しくない内容です。外観だけ見るのが良いかと思います。

次に、旧木下家へ向かいます。
ここは、山手にあるため、海岸から離れており、国道2号線を渡って15分ほどかかります。
数寄屋造近代和風住宅で、昭和16年の建築です。遺族から2000年に兵庫県に寄贈され、周辺一帯を隣接する舞子公園に組込まれ、修復工事をし、2009年から一般公開されています。

昭和初期築の和風住宅の構えを残しており、2001年に国の登録有形文化財に登録されています。
和風の建物で、高台の大きな庭、1部屋以外は、畳のふすま間仕切りで、茶室もあります。
広い芝生の庭からは、海を眺めることができます。
自分の昔の実家に似た数寄屋造で、何か懐かしさが漂っています。

この家からJR舞子駅まで5分ほどで行き、次は神戸のハーバーランドへ向かます。
神戸駅で下車し、東側の歩道橋を登るとここから各ビルの2階のフロアが渡り廊下でつながっており、ハーバーランドまで行けます。以前は道路から信号待ちして行っていたので便利になりました。
港町の飾り立てがあり、港には豪華客船も船附しており、神戸らしい景色を味わえます。

神戸の海岸近傍は、海の気候で冬でも晴れた日が多く、比較的暖かい所です。
冬のウォーキングには、良い場所です。
また、特に垂水から舞子公園までは、海が見れてすがすがしい気分になれます。
今回の旅は、垂水からスタートし、神戸ハーバーランドに寄って神戸駅に戻るまで、約5時間の旅です。

冬のウォーキングにはお勧めのコースです。

京都 相国寺を尋ねる旅

2013-12-23 23:22:16 | JR御殿場線の旅
相国寺は、地下鉄 今出川で下車し、同志社大学の北側にあります。


春、秋に特別公開があります。
まず、法堂です。

相国寺は、足利義光により創建されました。
法堂は、1605年豊臣秀頼によって再建されました。
天井にある龍の絵は狩野光信の手による作品です。

天井の下に足場を築いて龍の絵を直接描いたと言われます。
中央で手をたたくと反響する音が、「鳴き龍」のように聞こえます。
手をたたく場所は、列で順番待ちです。
手をたたくのもコツがあって、手のひらを丸めて大きな音がするようにしないと
龍の声は聞けません。

手を打つ場所は、龍の絵の縁あたりになり、うまく手をたたくと「ビーンビーン」と龍が鳴いているように響きます。立つ位置がずれると聞こえません。

龍は平面じゃなく丸いお皿の中に描かれていて、円の縁が盛り上がっています。手を叩くと、その反響が集まる下にいる人にだけに聞こえるようになっています。

法堂の隣には、「開山堂」です。ここは、開山夢窓国師を安置する建物で、石庭もあります。

開山堂は、足利義光が開山の述べる国政について感銘を受けたため、開山を祀っています。
僧の方が、詳しく寺の歴史を述べてくださるのでよく理解できます。

次に、宣明(浴室)へ行きます。
ここは、掛け流し式の風呂で、1400年ごろ建てられたものです。

丸い風呂がありますが、1人でいっぱいの狭いものです。
私は、京都の寺をたくさん巡っていますが、足利氏が創建した寺は多数あり、よく似た建物や庭になっています。
改めて足利幕府の力を認識しました。

同志社大学の北側で大きな通りに面していないため、有名ではありません。
今年の大河ドラマ八重のサクラがヒットしたため、観光客が増加しています。
同志社大学とセットでめぐり、大学生以外でも利用できる同志社大学の食堂で昼飯を
食べるのがお薦めです。


来年の春に特別公開をご覧ください。

京都 錦市場をめぐる旅

2013-12-20 08:16:02 | ウオーキングの旅
京都 錦市場をめぐる旅
今日は、京都の台所 錦市場を紹介します。

まず錦天満宮へ向かいます。
四条河原町から西に50mほど進んで北上し、柳小路を過ぎて左折すると錦天満宮に到着です。
街中の商店街にある神社です。
提灯が入口に飾られており、京都らしい風情のある神社です。

北野天満宮と同じく菅原道真を祀る学問と商売繁盛の神様で、牛の像もあります。

錦天満宮から錦市場が始まります。

錦市場は、京都市のほぼ中央の東西にある錦小路通の「寺町通 - 高倉通」間に存在する400年の歴史がある商店街です。


現在では新京極商店街や寺町京極商店街とともに、観光客が訪れる商店街として有名です。
魚・京野菜などの生鮮食材や、乾物・漬物・天ぷら・おばんざい(日常の惣菜)などの加工食品を商う老舗・専門店が集まっています。
約130店舗が、道幅4mほどの狭い道路に全長390メートル続いています。
ここでは新鮮な旬の食材の品質のよさや豊富な品揃えが支持され、市民生活と密着しているところが最大の特徴です。価格は高めですが、高品質のものを扱っている店が多いです。
京料理の食材はほとんどここで揃い、「京の台所」として、京市民からは、錦 と呼ばれ親しまれています。

天ぷら屋「汸臼庵」
汸臼庵本店は歴史ある天ぷら屋です。
湯気の上がる大きなセイロから、イカ・エビ・タコ・じゃがバター・チーズ、いろんな具材の棒天が豊富に揃っています。

京風だし巻の店「三木鶏卵」
昆布と削り節のだしに本醸造醤油を加えた「だし巻き」の味は、絶品です。
職人の技を数百円で味わえる贅沢なので、是非試してみて下さい。
10:00くらいに行くと湯気が出ている出し巻きをいただけます。

京漬物「桝悟」
樽に入った漬物が売られています。
「花大根」という小さな紅二十日大根の漬物や「すぐき」 が有名です。
花大根は、あっさりとした味で、すぐきは、すっぱさがあります。

錦「もちつき屋」
滋賀県産 羽二重糯米を使った つきたての杵つき餅や、丹波大納言小豆がたっぷり入ったおぜんざいなどを ゆっくりと店内で食べられます。
また、店頭でのもちつきもイベント時には体験できます。

錦「むらさき」
和菓子・豆菓子のお店です。錦市場では、西の端の堺町通りにあります。
「むらさき」さんのピーナッツ落花生は、煎りたての落花生が有名です。
お店は錦市場の西のはずれに近い堺町通の角にあり,店頭には京都らしい砂糖菓子を始め色々な和菓子・豆菓子が並んでいます。


錦市場は、朝10:00から18:00くらいまで、遅いところは19:00まで営業しています。
寺社など16:30で、入場ストップになった後でも、京都の台所錦市場へ立ち寄って、
京の食を味わい、おみやげに買ってみてください。

京都 嵐山 花灯路 の旅

2013-12-16 00:40:37 | ウオーキングの旅
今回は、冬の嵐山ライトアップ 嵐山 花灯路 を紹介します。

花灯路は、12/14から12/23に開催されます。
点灯時間: 17:00-20:30
さっそく12/14のオープニングをみてきましたのでご紹介します。

竹林のライトアップは、東から西への一方通行のため、JR嵯峨嵐山から下車後、線路沿いに西に向かい、府道29合線で南に右折し、すぐ道路を横断して竹林の小径へ入ります。
このルートが最短コースです。
17:00に合わせての竹林の小径の入口に向かいます。
すでに入口は満員で警備の方が交通整理をしています。
店のある所を過ぎ竹林に入ってきます。
人混みにまみれてユックリ進んでいくと5分くらいして部分的なライトアップが見えてきます。

さらに5分ほどで竹林全体がライトアップされたエリアに入って行きます。
最初は所々のライトアップですが200mほど先からは、観光案内の写真のような一面がライトアップされたエリアが見えてきます。
美しさに感動です。




きれいなライトアップ区域は200mほどです。
立ち止まらないようにとの整理員から掛け声があるため、
写真は、道の端で場所を見つけて撮ってください。
竹林は背が高いので、前ばかりでなく、上方も見てください。
上方の景色が特に神秘的です。

道の両脇の花灯籠も風情があるので時どき見ておいてください。
全体で30分ほど歩くと突き当たりに到着し、ここでライトアップは終了です。

突き当たりを右に行けば常寂光寺に向かい、左に行けば渡月橋です。

右にいけば寺が見えますが、次の目的地 法輪寺から遠くなるので左折してください。私も左折します。
ここからは、灯籠のみのアップダウンの亀山公園を通っていきます。

途中トイレがあるので行っておいてください。

10分ほどすると、桂川に到着です。
渡月橋の上流300mほどにあり、渡月橋のライトアップと対岸の山々のライトアップがご覧になれます。


山々のライトアップは、見事なもので紫、白、黄色で配色しています。

ここでは、川岸に近づいて渡月橋と山々をバックに記念写真を撮ってください。
次に渡月橋に向かいます。
この橋は、いつも人、車で渋滞しています。
交通整理に従って橋からの眺め特に上流側がきれいです。

渡月橋を渡り直進して行くと法輪寺の細い入口が見えてきます。
目立たないので整理員の方に聞くと親切で的確な案内を受けられます。

細い参道を登って行き、道なりに左に曲がっていくと法輪寺に到着です。
法輪寺では、寺のイルミネーションが見れます。


本堂、多宝塔などがイルミネーションを浴び幻想的な美しさを出しています。
この寺の西の境内には展望台があり、ここから素晴らしい夜景がご覧になれます。
法輪寺を後にして、次に中の島公園にある巨大行灯へ向かいます。

京都嵯峨芸術大学が製作した灯籠で、10mくらいの高さがあり迫力があります。
ここでも写真を撮っておきましょう。
次に渡月橋のライトアップです。

渡月橋の下流側の北岸が絶好の写真撮影場所です。
ここで今回の嵐山ライトアップの旅は終了です。
今回スタンプラリーも実施していますので参加ください。
4ヶ所のスタンプがそろえばOKです。
また、生け花が竹林、桂川、中の島公園 など嵐山一帯で8ヶ所ありますので見事な京都らしい生け花の作品がご覧になれます。
京都の冬の夜は、底冷えがするため、とても寒いです。
今回は、嵐山下車後2時間くらい必要です。