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京都「鈴虫寺」の納めの地蔵:大根焚き

2015-12-14 00:00:05 | 冬祭り

今回は、「鈴虫寺」の納めの地蔵(大根焚き)を紹介します。

阪急電車の松尾駅で下車し15分ほど西へ歩いて行くと「鈴虫寺」に到着です。
 
鈴虫寺は正式には華厳寺というお寺です。
江戸時代に創建されました。
 
鈴虫寺は、住職が付近に生息していた鈴虫を生育し、年中鳴き声が聴けるようにしたたため、「鈴虫の寺」として全国に知られるようになりました。鈴虫の数は数千から一万匹です。
 この寺の幸福地蔵菩薩(ぼさつ)に今年1年の感謝と来年の無病息災を願う「納めの地蔵」が19日から始まります。
幸福地蔵は山門の左手にいます。
幸福地蔵は、足に「わらじ」を履いた姿で、一人一人の家まで願い事をかなえに来て下さるとして信仰を集めています。
拝観では、住所と氏名を念じて一つだけお願いしてください。
複数では願いがかなわないといわれています。年間40万人が恋愛成就や商売繁盛を願って訪れるため、いつも参拝者で一杯です。
 
12/19は「お焚き上げ法要」が営まれ、桂紹寿住職が般若心経を唱える中、幸福地蔵に参拝者が供えたわらじや千羽鶴が火にくべられます。
大根焚きもあり、無料でふるまわれます。
 
本堂での住職の話は、面白く鈴虫寺の名物になっています。
 
今年最後の地蔵菩薩の縁日に伴い、大根焚きを12/19 10時から16時まで 12/20 10時からなくなるまで行います。無料です。
12/20は、午前中に来れば大根焚きに間に合うようです。
尚、納めの地蔵法要は12月24日11時に行います。 
 
暖かい大根が体を温めてくれます。
座って食べる所も用意されます。
 
大根焚きを食べ今年を締めくくってください。

京都の大根焚き巡り

2014-11-30 01:31:21 | 冬祭り
今回は、12月に京都で開催される3寺の大根焚きを巡る旅を紹介します。
大根焚きは、釈迦が悟りを開いた12月8日付近に開催される大量のダイコンを煮て振る舞う行事です。
大根焚きには、3種類があり、単に大根だけを塩で煮込んだだけのもの、油揚げと共に醤油で煮込んだもの、煮込む前に大根に梵字を入れるもの などがあります。


まず、12/6に大根焚きが開催される三宝寺へ向かいます。

京福電鉄北野線 宇田野駅下車北側の福王子交差点付近から無料送迎バスが出ますので、バスに乗車して15分ほどで三宝寺に到着です。

1628年に建立された日蓮宗の寺で、日蓮聖人を偲ぶ法要と合わせて、大根焚きが営まれます。
「大根焚き」は「中風封じ祈祷」をした大根と「嵯峨豆腐」で有名なアゲを焚いたものです。

中風封じに効験があるという大根とともに、日蓮聖人の好物「ゆずご飯」もあります。
大根はやや醤油が強い味付けです。
また、7日(日)11:00からは、日蓮聖人と日朗上人と日像上人の三人の御真骨を開扉して報恩御会式法要も営まれます。
12月6日(土)、7日(日) 10:00~15:00 大根焚き700円、ゆずご飯800円

翌朝12/7千本釈迦堂へ向かいます。

バスで千本今出川へ行き、北東へ5分ほど歩くと千本釈迦堂に到着です。

この寺の正式名は大報恩寺(だいほうおんじ)、千本釈迦堂は通称です。
釈迦如来像があり、本堂は、応仁の乱で戦火を免れた京都市内最古の木造建築です。


この寺は「おかめ塚」の寺としても有名です。
「おかめ塚」の伝説
千本釈迦堂を建てる時、大工が柱のうち一本を誤って柱を短く切り、困っていると、妻のおかめが、短い一本に合せ全部の柱を切るよう助言をしました。
しかし、夫の失敗を救ったのが女性であるということが知られないように、自ら命を絶ったという伝説です。

この話は受け継がれ、江戸時代に本堂の脇に「おかめ供養塔」ができました。
二月には「おかめ節分」が行われます。


12月7・8日は、大根焚きが行われ、厄除け大根が参拝者に振る舞われます。
大根焚きは、鎌倉時代から始まり、大根に梵字を書き、大根を祈祷し炊き込みます。
出された3切れほどの大根には、「梵」の字が見えるものがありますので見てから食べてください。
9:00ごろから列ができ、11時くらいには、長蛇の列になります。
諸病除けに良いといわれる大根を食べると何か体に良いような気持ちになります。
1000円と高いです。
12月7日(日)、8日(月) 10:00~16:00 1000円


次に妙満寺の大根だきに向かいます。

京都地下鉄 国際会館で下車し、西に15分ほど歩くと妙満寺に到着です。

大きな仏舎利塔がそびえる妙満寺です。法要「成道会」と併せて、無病息災を祈願して大根だきが振る舞われます。
千本釈迦堂ほどは混んでおらず、料金も500円とお安いです。

15:00までですが、なくなり次第終了となるので、13:00までくらいに列に並ぶことをお勧めします。
12月7日(日) 11:00~15:00(なくなり次第終了)500円 境内拝観無料

私は、妙満寺の大根焚きをお勧めします。
地下鉄から徒歩で行け、列も短く、安いからです。

師走の京都で健康に良い「大根焚き」を散り際の紅葉とともに楽しんでください。

札幌雪祭り

2014-01-27 21:59:19 | 冬祭り
今回は、札幌雪祭りを紹介します。

この祭りは、札幌市内の大通公園をはじめとする複数の会場で開催される雪と氷の祭典で、今年は、2月5日(水)から2月11日(火)の7日間開催されます。
日本全国や海外から約200万人もの観光客が訪れる、北海道で最大のイベントで、
雪で作った大小の像、氷像(氷彫刻)も展示されます。

大雪像の準備は前年の秋から、陸上自衛隊や市民ボランティアによって準備を開始します。
デザイン計画、粘土や木材などを使って精巧な模型作成し、12月末に主要な雪像が決定されます。

会場は、大通公園を中心に、大通会場、つどーむ会場、すすきの会場 で開催されます。
札幌は、地下鉄での移動が便利です。
雪まつりのメイン会場は、地下鉄大通駅・東西線西11丁目駅 で下車してください。

各会場での内容を紹介します。

1.大通会場
大通公園において展開される、約1.5キロメートルのエリアです。
真っ白い雪と透き通る氷だけによって創り出される芸術品は、精巧に作製されています。
会場は大雪像から市民雪像、そして国際色豊かな雪像と多くの雪像やイベントが盛りだくさんです。
 今年はソチ五輪での選手の活躍を応援する大雪像や、エトの馬をイメージした市民雪像などが札幌の中央を 東西に横切る約1.5kmのメーンストリートに並びます。
 夜のライトアップされた雪像は美しくロマンチックです。
 近年ではスケートリンクや歩くスキーの体験ができるスペースもあり、
 1丁目会場で、スケートを滑ることもできます。
 2月5日には五輪銀メダリストの伊藤みどりさんのスケート教室も予定されています。


2.つどーむ会場
札幌駅北側栄町にあるつどーむ会場には、すべり台やスノーラフトなど、子供から大人までが北海道の自然の中 で雪とふれあうことができます。
この会場の屋内スペースでは、大規模な休憩所や飲食ブース、お子さんが遊べるファミリー広場など
 遊びがいっぱい。冬の北海道の魅力を存分に楽しめる会場です。

チューブスライダー
子供から大人まで楽しめる、チューブを利用し滑走する高さ約10m、長さ約100mの雪のすべり台です。
 
氷の滑り台
高さ約5m、長さ12mの幼児向けのすべり台です。
 
わくわくスライダー
 お尻にそりを敷いて滑る高さ約6m、長さ約50mのスライダーと、北海道ならではの米袋を使って滑る
 高さ約4m、長さ約20mのすべり台があります。
 
3.すすきの会場
「氷を楽しむ」をテーマに、大・中の氷彫刻や氷彫刻コンクール作品などの幻想的な氷像を展示します。
氷像に触れ乗れる ふれあい広場、撮影スポットとしてのイルミネーションストリート、アイスバーには、
 温かい飲物なども提供しています。
 

ツアーで行くのが便利でお安いです。
週末2/6,7発のコースは、各社ともほぼ満員で、2/9以降発はまだ空きがあります。

札幌の雪と氷の祭典を楽しんでください。