今回は、「鈴虫寺」の納めの地蔵(大根焚き)を紹介します。
阪急電車の松尾駅で下車し15分ほど西へ歩いて行くと「鈴虫寺」に到着です。
鈴虫寺は正式には華厳寺というお寺です。
江戸時代に創建されました。
鈴虫寺は、住職が付近に生息していた鈴虫を生育し、年中鳴き声が聴けるようにしたたため、「鈴虫の寺」として全国に知られるようになりました。鈴虫の数は数千から一万匹です。
この寺の幸福地蔵菩薩(ぼさつ)に今年1年の感謝と来年の無病息災を願う「納めの地蔵」が19日から始まります。
幸福地蔵は山門の左手にいます。
幸福地蔵は、足に「わらじ」を履いた姿で、一人一人の家まで願い事をかなえに来て下さるとして信仰を集めています。
拝観では、住所と氏名を念じて一つだけお願いしてください。
複数では願いがかなわないといわれています。年間40万人が恋愛成就や商売繁盛を願って訪れるため、いつも参拝者で一杯です。
12/19は「お焚き上げ法要」が営まれ、桂紹寿住職が般若心経を唱える中、幸福地蔵に参拝者が供えたわらじや千羽鶴が火にくべられます。
大根焚きもあり、無料でふるまわれます。
本堂での住職の話は、面白く鈴虫寺の名物になっています。
今年最後の地蔵菩薩の縁日に伴い、大根焚きを12/19 10時から16時まで 12/20 10時からなくなるまで行います。無料です。
12/20は、午前中に来れば大根焚きに間に合うようです。
尚、納めの地蔵法要は12月24日11時に行います。
暖かい大根が体を温めてくれます。
座って食べる所も用意されます。
大根焚きを食べ今年を締めくくってください。