謹賀新年!
今回は、京都祇園の八坂神社で新春に開催される 祇園のえべっさん祭り を紹介します。
京都駅から奈良線「東福寺」で京阪電車に乗り換え「祇園四条」下車。
四条通りを東に向かって突き当たりが、八坂神社です。
「祇園のえべっさん」は、八坂神社にある祇園蛭子社(ぎおんえびすしゃ)の神です。
この神社は、平安時代に八坂神社に祀られるようになり、北向きに社を構えていることから、「北向蛭子社」とも呼ばれています。
祇園のえべっさんは毎年1月9日・10日に行われます。
祇園のえべっさんでは大判・小判・鯛・俵などの縁起物を飾り、商売繁昌・家内安全のご利益がある福笹が授与されます。
1月9日(宵蛭子)の蛭子船巡行
10:00から蛭子社祭(えびすしゃさい)が神社で行われ、
15:00から八坂神社・西楼門の石段下より巡行がスタート。
四条烏丸で折り返して八坂神社へと戻ってきます。
七福神を乗せた蛭子船、福娘たちが四条通りを巡行。
福娘は、四条繁栄会の店主らに福笹を授与して回ります。
1月10日(本蛭子)の蛭子社祭(本蛭子)
15:00から、境内の祇園蛭子社の神前にて商売繁盛の祈願祭が執り行われます。
祭りのメインは、1月9日(宵蛭子)の蛭子船巡行です。
「商売繁昌で笹もってこい」のかけ声とともに開始されます。
蛭子船には、七福神(恵比寿天(えびすてん)、大黒天(だいこくてん)、毘沙門天(びしゃもんてん)、寿老人(じゅろうじん)、福禄寿(ふくろくじゅ)、弁財天(べんざいてん)、布袋尊(ほていそん)の七つの神様)が、笑顔と福を振舞きます。
「えべっさんの像」が「だし」に乗って、福娘の後方から巡行しています。
小さいので見落とさないでください。
七福神の笑顔はユーモアがあり、見ているだけで幸せな気分になれます。
福娘も可愛い女性が笑顔で巡行してくれます。
1月9~10日は蛭子社前にて福笹を購入することができます。
金運に恵まれることを願って多くの方が、福笹を購入します。
「祇園えべす」へ行って、七福神と福娘を見てください。
幸せな気分になれ、金運に恵まれるかもしれません。