今回は、京都市南部の伏見城、藤森神社を散策する旅を紹介します。
京阪電車の丹波橋で下車し、東方へ向かいます。
丹波橋駅から伏見城までは緩やかな登りです。
徒歩10分ほどで桓武天皇陵に到着です。
砂利を敷き詰めた立派な天皇陵です。
豊臣秀吉が建てた伏見城は、この天皇陵付近にあったそうです。
ここから5分ほどで伏見城の入口の駐車場が見えてきます。
駐車場の左手に大門があります。
伏見城は、入場料無料です。
駐車場の左手に大門があります。
立派な大門が復元されています。
大門をくぐるとすぐに天守閣と小天守があります。
中に入れませんが、外から見るだけで価値があります。
広場を過ぎて天守閣に近づいていくと石段があり、登ると天守閣の玄関です。
この伏見城は、1964年遊園地の伏見桃山城キャッスルランドができた時に伏見城を鉄筋コンクリートで再建したものです。
キャッスルランドは2003年に閉園となりましたが、この城は、市民の保存嘆願により破壊されず保存されました。しかし、建物の強度不足のため、天守閣の中には入れません。
この天守閣は、推測で建造されましたが、当時の伏見城を偲ぶことができます。
ハイキングの人々、観光客が100人ほど訪れ、天守閣をバックに記念写真を撮っています。
訪問者は、伏見城を見て満足して帰っていきます。
城の周りを巡り、ベンチで一服します。
塗装が剥がれ、石垣は隙間があくなど痛んでいます。
この伏見城は、観光スポットになるので、建物を補強し、建物内部に入れるようにしてもらいたいと思います。
次に、城の東部にある伏見桃山城運動公園に向かいます。
ここには、サッカー場、野球場、テニスコートがあります。
次に、城の北東部にある伏見北堀公園に向かいます。
この公園は、春には桜、秋には紅葉が楽しめます。今は、冬のため寂しい状況です。
伏見城や運動公園より低い谷のような所にある大きな公園です。
地元の住民がジョギングなどをして楽しんでいます。
次に、北へ15分ほど歩いていくと藤森神社に到着します。
この神社は、203年が起源とされる「馬と武運の神社」です。
現在は、競馬関係者・ファンの信仰を集めています。
南門から鳥居を入って、右側に競馬の絵が描かれた建物があります。
さらに進むと拝殿があり、その西側に神馬像があります。
拝殿の奥に本殿があり、ここで参拝します。
本殿の東側に「不二の水」という名水があり、地元の方がみずを汲んでいます。
美味しい水だそうです。
紫陽花、イチョウが綺麗な神社です。
伏見城、藤森神社は、ともに入場無料です。
伏見城は、駅から少し遠いですが、是非ご覧ください。
