今回は、奥多摩にある鳩ノ巣渓谷を紹介します。
東京駅からJRに乗り、約70分ほどでJR鳩ノ巣駅で到着です。
駅から南の青梅街道(国道411号)を渡って、多摩川を降りると、巨岩・奇岩の間を清流が流れる鳩ノ巣渓谷が見えてきます。
鳩ノ巣渓谷は、多摩川の水流が秩父の山を浸食して出来た渓谷です。
鳩ノ巣渓谷のウォーキングは、鳩ノ巣渓谷遊歩道の中のJR青梅線鳩ノ巣駅と白丸駅を最寄駅とする、約2キロのコースです。
鳩ノ巣から白丸湖付近まで巨岩や奇岩が連なっています。
鳩ノ巣駅を降り青梅街道を渡ると「双竜の滝」が見えてきます。
右手に進み、川の方向へ歩いていくと10分ほどで「鳩ノ巣小橋」というつり橋があり、ここがウォーキングのスタート地点です。
つり橋を渡ると、渓谷全体を見渡すことができます。
つり橋から大きな岩々が見渡せ、山には大きな木々が渓谷を取り囲んでいます。
つり橋からの絶景を堪能したら、ウォーキングのスタートです。
岩の階段のアップダウンがあり、少々疲れます。
そこを越えれば平坦な道が続くので、景色を楽しみながらのウォーキングができます。
多摩川の清流、杉林、岩を眺めながら30分ほど歩いて行くと、「白丸ダム」が見えてきます。
白丸ダムの手前に、「白丸魚道入口」があります。
この魚道は、ヤマメ、アユがダム上流へ遡上できる川道を作ったものです。
ここに入って螺旋階段を降りて行くと、川につながる魚道があり、運良ければ魚も見ること
ができます。
元の道に戻って、白丸ダムからダムの下流を見渡します。
結構ダムは高く下流の流れを遠くまで見渡せます。
このダムの上流には大きな白丸湖が広がっています。
白丸湖は、湖面がエメラルドグリーンに見える美しい湖です。
しばらく進むと「数馬峡橋」に到着です。
この橋から多摩川と白丸湖全体を見渡すことができます。
ここで折り返し、「鳩ノ巣バンガロー」に向かいます。
鳩ノ巣バンガローへは、階段が多く少し疲れます。
ここは、鳩ノ巣渓谷の大自然の中でバーベキューが満喫できるバンガローがあります。
だいぶ歴史のあるバンガローで、設備は古いですが、4人用6畳のバンガロを¥8000で利用できます。
ここには、マス釣り、川遊びもできます。
ここでバーベキューをして、バンガローで1泊します。
宿泊は、シーズンの土曜は混んでいますが、日帰りバーベキューなら利用できることもあります。事前に予約をして利用ください。
天気の良い日には、星の輝く夜空を見ることもできます。
JR青梅線からアクセスの良い鳩ノ巣渓谷で、雄大な自然を満喫してしてください。