ぴか の観劇(芸術鑑賞)日記

宝塚から始まった観劇人生。ミュージカル、ストレートプレイ、歌舞伎、映画やTVドラマ等も書きます。

06/06/04 同級生の抽象画の個展でミニミニ同窓会

2006-06-04 20:44:28 | 美術・本
高校時代のクラスメイトYoko SASAKIが芸大油絵科を出てからスペインに留学だけのはずが16年も在住していて、たまに帰国して個展なども開いているとのこと。
Yoko SASAKIの情報はこちら
一昨年だったと思うが共通のクラスメイトがセッティングしてくれて、長野の方で三人展をされた後で、卒業後二十ウン年ぶりにお会いしてお茶をした。次の予定があるということでほんのちょっとの会話だったが、たちまち昔の感覚が蘇った。

そして今回は地元浦和での個展のお知らせハガキをいただいたので、同窓生(同じクラスだった子もそうでない子も)に声をかけてランチで待ち合わせて4人で出かけていった。私は実は抽象画を観るのは苦手なので、みんなで行けばコワくないというというのもあったのだ(^^ゞ

メンバーの一人(急遽来れなくなってしまい残念!)が事前にこの日に行くという連絡もしてくれていて、ご本人が待っていてくれた。作品を各自ひと通り観る。2つのシリーズがあって、私は黄色い和紙に白い和紙を貼って墨を使った方が気にいった。
ギャラリーの真ん中にあるテーブルを囲んでサントリーの烏龍茶を飲みながら、彼女に質問に答えてもらったり、作品についていろいろと説明してもらったりした。彼女がスペインの光の中に紙を置いてどのように作品を作り出していたのかという話もきくことができた。日本では同じような作品は生まれないという。スペインで日本人である彼女の心身から生まれ出た作品。

こんなふうに説明してもらえて観賞教室に参加した気分。パートナー氏もいてそのふたりの関係の中から生まれたのがもうひとつのシリーズ。絵の具の黄色と青を無作為で紙に置いてそこから自由にイメージが広げられている遊び心のあふれる作品。ふたりはオノ・ヨーコとジョン・レノンみたいでとても素敵だった。

最終日の今日は早く終わるのだが、終わる前にもう一人同窓生が到着!mixiでやりとりが始まっていた彼女とも実際に会うのは二十ウン年ぶり。
最後の撤収も手伝い、次回の再会を約して辞した。
今回のギャラリーの近くに喫茶・ギャラリー「楽風 RAFU」もあり、お茶できる3人で短時間だがお茶。季節柄「新茶セット」を注文。お湯を自分で急須に入れて3杯飲んできた。こちらの2階でも個展が開かれていてそちらも観賞。なんか今日はすっかり美術観賞デーになってしまった。3人それぞれにいろいろな苦労の上に今があり、励ましあって別れたのだった。
前に楽風に行った時の記事はこちら
写真は楽風の新茶セット。室内が暗めだったのでちょっとピンボケかな。


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5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
会えて感激! (haow)
2006-06-04 23:16:56
一緒に新茶セットを楽しんだ同窓生です(笑)

今日は、会えて本当に良かったね。

同窓生が、それぞれにがんばっている姿を見るのは、励みになる。



以前、mixiのうちの女子高コミュで離婚率が日本のそれに比べて高いという話題が出ていたけど、なんだかそんな感じだったね。まあ、人生いろいろっていうことで!
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こんばんは! (真聖)
2006-06-05 01:08:55
友達って良いですね。



すぐにあの頃の自分たちに戻れますものね。

ブログ読んでいて光景が目に浮かび私まで嬉しくなりましたよ。



良い気分転換できて良かったね。

私は、めずらしく週末観劇なしで家で過ごしていました。
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Unknown (あざみ子)
2006-06-05 11:11:47
↑上記、ごめんなさい。

半角英数だったので変換しようとしたら、送信されてしまいました。

佐々木要子さんの作品”調和ある引き算”ステキなですね♪
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皆様コメントありがとうm(_ _)m (ぴかちゅう)
2006-06-05 22:07:16
★haowさま

mixiアクセス1000人目でめぐり合ってから卒業以来の再会を果たせて私も嬉しかったです。体育館でギター抱えて歌っていたというエピソードでみんなバッチリ思い出しました。

うちの女子高出身者は一般社会の平均より自分を貫く人が多めなんじゃないかな。自分がダメになると思ったら我慢をしないのでしょう。今の時代、結婚だけが全てじゃないし新しい出会いもあるだろうしね。

★真聖さま

友達ってホントに心癒してくれますよね。私も珍しく観劇のない週末を過ごしました。来週は娘と映画「間宮兄弟」に出かけようと思ってます。

★あざみ子さま

ダブリ分は整理しておきますね。

”調和ある引き算”は絵じゃなくてオブジェみたいですよね。長野での三人展はオブジェを出展したらしいです。彼女の創作は二次元も三次元もないようです。私も中学時代は美術部だったけど三次元は苦手でした。粘土とか彫刻とかダメ。

でも今回のようにお話をききながら観るとよくわかってそこから想いをくみとれるようになるかもって思うことができました。

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アートな日曜 (北西のキティ)
2006-06-06 04:34:37
娘の関西旅行準備に巻き込まれてコメント遅くなってごめん。要子さんは独特な雰囲気の

素敵な女性でしたね。確かにオノ・ヨーコみたい。作品は明るく自由なイメージの黄色と青の方が私は好きでした。○○ちゃんのおかげでアートで楽しい日曜が過ごせた。ありがとう。<注> ○○ちゃんとぴかちゅうさんを高校時代同じクラスになった人が今も呼んでいる。○○はとても文字にできない。

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