ぴか の観劇(芸術鑑賞)日記

宝塚から始まった観劇人生。ミュージカル、ストレートプレイ、歌舞伎、映画やTVドラマ等も書きます。

10/03/20 24時間ケアコールのその後

2010-04-11 19:00:36 | 医療・介護・福祉など
3月初めにケアマネージャーから連絡があり、母が契約している24時間対応の端末機の契約の変更についてのが2010年度から介護保険対象からはずれて自由契約になり、自己負担が一ヶ月3500円になるということだった。「ご本人さまはそれならば契約更新はしないとおっしゃいましたが、ご一存では決められないので娘さんにもご連絡しますと申し上げました」とのこと。
「差額を誰が負担するかはともかくとして娘としては契約更新します」と言い切って、夜になってから妹1・2に差額を3人で負担しても継続しようと意思統一。母を説得する電話を入れた。

私「私たちの安心料として1万円ずつ3人で差額を出すから契約更新で続けて欲しい」
母「そんなお金があったらもしもの時は病院に入るから」
私「この前の夜中の救急車で行った市立病院では部屋が空入院させてくれなかったでしょ?それまでの救急車騒ぎでは一人部屋でもいいからと言えば入院させてくれたけれど、医療の制度が変わって簡単に入院させてくれなくなっているんだよ。そういう話をしたのを忘れちゃったの?」
母「死にそうになってもアンタたちは来てくれないの?」
私「本当にそうなったら来るけれど、お母さんは精神不安定になっただけで死にそうになったと騒ぐでしょう。落ち着いたらこのまま連れて帰ってくださいという状態で夜中に呼び出されても私たちの身体もまいっちゃうんだよ。だからプロの人達に見極めてもらいたいからお願いしてるんでしょう」
等々、しばらく反論してくる母を論破し説得(=なだめすかし込み)。

とうとう「みんなに迷惑をかけたくないから自分で出すよ」と言ってくれた。
母「それにしてもお金払っているのにこの業者だけは何ともいってこない。ひと月に一回くらい様子伺いくらいしてくれてもいいんじゃないか」という不満を言い出した。
私「そのことは要望していいことだから、自由契約の時に私がなるべく立ち会うからちゃんと言おうね!」ということで納得してくれた。
その件はケアマネさんにも報告し、ケアコールの業者さんのアポとりの電話が来た時にも言っておき、契約当日にどのように対応してくれるのか提案してもらうことにした。

3/20に業者さんがきての契約更新。先方は事業所長と対応者のマネジメントをしてくれている担当者が二人で来訪。ケアマネさんも時間が空いているからと立ち会ってくれた。
毎月の基本料部分の事務手続きがコストに見合わないのでその部分だけ介護保険からはずれ、緊急出動時は介護保険の対象になるという説明に安心。要は介護保険制度ができてから、政府が当初言っていたように介護事業者には事業として成り立っていく状態にならないので事業者がサービスを縮小撤退していくという状況がここでもあるということだ。

市でやっている夜中の緊急対応端末によるサービスも同じ業者が請け負っているのかと思ったら全く別だった。母の契約の方は鍵を預かってくれるのだが、市のサービスではガラスを割って入るのを前提にしているそうだ。行政が無料で保障するサービスと介護保険のサービスをまとめて運用する方が合理的だに思うのだが、これもタテワリ行政の例ということではないかと思い当たる。
毎月の請求書を持ってくるときに訪問してヒアリングをしてくれるということだったので、そのアポの電話のくる時間帯なども打ち合わせた。

それを妹二人にも報告したら、そこまでやってくれるなら3500円自己負担になってもいいねぇと納得。
そういうやりとりも絶えずやっていて、さらに昨日のようにちゃんと父の命日対応もしているのだから、けっこう頑張って親孝行していると思うのだけれどな。


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