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1974年(昭和49年)の『ベルサイユのばら』初演の東京公演、私は高校受験の年であったが、母は娘3人を東京宝塚劇場に連れていってくれたのだ。頭の固い私を少しでもやわらかくしようとしたのだが、予想を超えて一番ハマったのが私。高校時代3年間は東京公演がある月は通ったし、公演がない月は帝劇で東宝ミュージカル通いということになったが、全てはこの公演から始まったのだ。
今日の夕方、新聞でこの番組をチェックできたので、しっかりと録画しながら観ることができた。(ふだんは友人からの情報、ブログでの情報に依存してます。いつもありがとうm(_ _)m)
けっこう知らなかったこともあってそうだったのかあ、などと思いながら見る。現理事長で当時演出部門の若手だった植田紳爾が宝塚の舞台で癒されたことから大学で演劇を学んでから就職したこと。昭和40年代にこんなに宝塚に閑古鳥状態だったなんて知らなかった。長谷川一夫の俳優生命が絶たれるかという危機を救ったのが小林一三で、その恩義にこたえるために演出を引き受けた...なんて知らなかった~。
初演の企画が通った後、キャスティング、稽古、演出の変更などなどドキュメンタリーの映像は当時の映像も多用されている。当時も話題になって特集番組などがあったような記憶があるが、それも活用されている。
そして、いよいよ初演の舞台映像...。な、なつかし~い。アントワネットの初風諄の銀色に紺色のリボンのドレスでの登場なんて覚えてる~。なんて衣裳が立派なんだろうって感動しながら観ていたしなあ。オスカルの榛名由梨もそんなにイメージくずしてない、立派!って思った。フェルゼンの大滝子のとってもクサイ演技に惚れてお人形までつくったものだった(プレゼントしようとしたが勿体ないと母に言われてやめて今も手元にある)。
好評につき「オスカル・アンドレ編」の上演決定。有名な「今宵一夜は...」の場面に長谷川一夫が演出をつける。観て美しいポーズは演じる者の身体には相当無理な姿勢なのだという。ゲストの榛名由梨が女性キャスターをオスカル役にポーズをつけると痛たたた!になっていた。
それにしても榛名由梨アンドレと安奈淳オスカルのこの場面の映像は嬉しかった。舞台で観た頃の若かりし自分への懐かしさに思わず涙がにじんでしまった。
来年はマリーアントワネット生誕250年の年らしく、いろいろと関連する作品の上演が予定されている。宝塚でも宙組で『ベルばら~フェルゼン・アントワネット編』が上演される。どうもこっちのストーリーはあまり好みではないのでチケット入手の努力が足りない。でも観てもいいな。
写真は、プロジェクトXのHPより『ベルサイユのばら』初演の舞台写真。
1974年(昭和49年)の『ベルサイユのばら』初演の東京公演、私は高校受験の年であったが、母は娘3人を東京宝塚劇場に連れていってくれたのだ。頭の固い私を少しでもやわらかくしようとしたのだが、予想を超えて一番ハマったのが私。高校時代3年間は東京公演がある月は通ったし、公演がない月は帝劇で東宝ミュージカル通いということになったが、全てはこの公演から始まったのだ。
今日の夕方、新聞でこの番組をチェックできたので、しっかりと録画しながら観ることができた。(ふだんは友人からの情報、ブログでの情報に依存してます。いつもありがとうm(_ _)m)
けっこう知らなかったこともあってそうだったのかあ、などと思いながら見る。現理事長で当時演出部門の若手だった植田紳爾が宝塚の舞台で癒されたことから大学で演劇を学んでから就職したこと。昭和40年代にこんなに宝塚に閑古鳥状態だったなんて知らなかった。長谷川一夫の俳優生命が絶たれるかという危機を救ったのが小林一三で、その恩義にこたえるために演出を引き受けた...なんて知らなかった~。
初演の企画が通った後、キャスティング、稽古、演出の変更などなどドキュメンタリーの映像は当時の映像も多用されている。当時も話題になって特集番組などがあったような記憶があるが、それも活用されている。
そして、いよいよ初演の舞台映像...。な、なつかし~い。アントワネットの初風諄の銀色に紺色のリボンのドレスでの登場なんて覚えてる~。なんて衣裳が立派なんだろうって感動しながら観ていたしなあ。オスカルの榛名由梨もそんなにイメージくずしてない、立派!って思った。フェルゼンの大滝子のとってもクサイ演技に惚れてお人形までつくったものだった(プレゼントしようとしたが勿体ないと母に言われてやめて今も手元にある)。
好評につき「オスカル・アンドレ編」の上演決定。有名な「今宵一夜は...」の場面に長谷川一夫が演出をつける。観て美しいポーズは演じる者の身体には相当無理な姿勢なのだという。ゲストの榛名由梨が女性キャスターをオスカル役にポーズをつけると痛たたた!になっていた。
それにしても榛名由梨アンドレと安奈淳オスカルのこの場面の映像は嬉しかった。舞台で観た頃の若かりし自分への懐かしさに思わず涙がにじんでしまった。
来年はマリーアントワネット生誕250年の年らしく、いろいろと関連する作品の上演が予定されている。宝塚でも宙組で『ベルばら~フェルゼン・アントワネット編』が上演される。どうもこっちのストーリーはあまり好みではないのでチケット入手の努力が足りない。でも観てもいいな。
写真は、プロジェクトXのHPより『ベルサイユのばら』初演の舞台写真。
私は、楽屋入りの生徒さん待ってたら・・
楽屋口までやってきた母に叱られて、見れなかったことがあります。
試験前だったような・・・。
(母は、学校の先生から、急に成績がさがったことに何が原因か?ときかれて・・・当時宝塚に夢中たっだことに、宝塚が原因だ!これはいけない!って思ったとか。)
でもこの「ベルばら」、父が私のかわりに妹と見に行ったり、初めて新幹線にのって宝塚まで見にいったり、そのほかにもいろいろな、思い出がいっぱいの作品です。
アルバムに宝塚大劇場の300円の半券が残っています。
演目は『ドン・ホセの一生』。
‘カルメン’を ドン・ホセ側から描いた作品で、
全員女性と聞いて驚いたものです。
そして、なんてキレイなんだろう...と。
でも、どちらかというと‘観る’目的ではなく、
観光のついでという感じでした。
当時の大劇場はファミリーランドの中にありましたから。
その後、『ベルばら』まで しばらく間が空いて...
『ベルばら』は、地方公演まで在りましたから、
広島で 花組のオスカル・アンドレ編を観ました。
安奈淳 榛名友梨コンビです。
いつもはチャンネル権のあるダンナから奪い取って確保してましたぁ。
漫画も宝塚もすごいブームでした!!
生活は部活中心に回っていて、ちっとも興味のなかった私、もったいないことをした
学校はフォークの嵐で、身近に見に行った子って少なかったような。
子供の頃、テレビで宝塚の番組が毎週あって、すごい勢いだったのに、途中から廃れたんですよね。
私にとって、子供の頃に行きなれた宝塚というと「ファミリーランド」のイメージが強すぎました。
演出家って凄いなあ、と思いました。見てるほうはそういうものだと思って見ているけど、ちゃんと効果を考えて所作を決めてるんですよね。
「瞳に星」にも驚きました。「今宵一夜の場面」はほとんど感動に近かったです。
私は、前にテレビ(NHK)でやったときのベルばらを見ただけですが、面白かったです。あれは「フェルゼン&アントワネット編」で、日向薫(フェルゼン)と毬藻えり(アントワネット)、あと、大輝ゆうがオスカルでアンドレが麻路さきでした。ビデオに撮ってあって、何回も見てます(~o~)
一度舞台で見てみたいです。
番組が始まった時に思いついて実家に電話。父が出たので伝言してすぐ自分は番組に集中。後日電話で確認したら「ちゃんと見たよ。あの頃アンタ達を連れて行ったんだよね。懐かしかった~」と言ってました。やっぱり電話して正解でした。
皆様コメントありがとうございますm(_ _)m
★harumichin様
>楽屋口までやってきた母に叱られて、見れなかったことがあります...連れ戻されちゃったんですか?スゴイお母様ですねえ。私も高校2年で成績がドン底になり、浪人したら大学行かせないという親の方針にそれなら私立文系に絞らせてもらうからと1年間頑張りました。それでも毎月1回は観劇してましたけどね。
★mayumi様
『ドン・ホセの一生』昭和46年月組:古城都、初風諄、南原美佐緒...と下記でわかりました。http://www.river.sannet.ne.jp/kazu/sakuhin/daigeki/1971.htm
★すみよし様、mayumi様
大劇場は就職して神戸・大阪に住んでいた8年間に1回だけしか行きませんでした。それも職場の厚生旅行で有馬温泉とセットで回りました。宝塚というか観劇を趣味からはずしていた時期だったんです。『オルフェウスの窓』を瀬戸内美八さん主演、榛名由梨が専科からクラウス役を演ってました。その後、阪神・淡路大震災で壊れてしまって新しい劇場も一度も行ったことがないです。東京だけで十分なので、宝塚まではきっともう行かないだろうなあ。宝塚は現在、グランドロマン系を中心に話題作のみを観るようにしております。歌舞伎にも手を広げているので余裕がないのでございます。
★なっちゃん様
同じ番組を私も録画して観ております。っていうか、その後、BS放送でないとやってくれないでしょ?私衛星放送観ることができないんです。この年末も6日連続BSハイビジョンか何かでこれまでの舞台を放送するでしょう。ええーん、録画どなたかお願いできないでしょうか(T-T)
宝塚の舞台は一見の価値ありますよ。是非是非観てください。チケット譲渡サイトでも入手できますよ。このブログのブックマークのところの「オケピネット」をおすすめします。
そうそう、ご一緒しましたっけね。そして貴女は寿ひずるの『白ばらの人』のシングル盤レコードを買ったので私は貸していただいたのでした。アンドレファンだったんだ、私。うーん、だからオスカル・アンドレ編の方が好きなわけだ、とここでも納得。
今でも安奈淳オスカルが一番好きです。あの頃は彼女が客演するからと長谷川一夫さんが帝劇でチンギス・ハン(役の上ではまだテムジン)で主演した舞台を観に行ったのでした。ベルばら演出をした人っていう認識でしたが、やはり二枚目でした。もう1本、やはり帝劇で歌麿で主演された時も観にいきましたが、そちらはなんかわけのわからない作品だったという記憶しかない(笑)。
その頃は東京宝塚劇場に毎月宝塚の公演がなかったので、公演がない月は帝劇や日生劇場に通っていたというわけです。そこで染五郎(現幸四郎)・草笛光子で『王様と私』を観たり、染五郎・小川真由美で蜷川幸雄演出の『オイディプス王』、平幹二朗で蜷川演出『三文オペラ』とかを観たんです。ああ、私の青春時代だ~。懐かしい。
うちの母、宝塚はだめなのでぴかちゅうさんのお母様は洒落てると思います。
「オルフェウスの窓」古本で読み、舞台中継観ました。ちらっと大浦出ていたと思います。宝塚は録画しておくと後でよかったと思うことがあります。
お人形まで作ったんですか。さすがに思い入れありますね。初演の人気凄くて掃除の人に変装して劇場出たとか、メイクの苦労とか面白い話がありますね。
私の母は好き嫌いが激しいので、私が東京に戻ってきてから何度か一緒に舞台を観たところ、気に入らない舞台での観劇態度があまりによろしくないのでもう一緒に観る気がしないのです。あまり褒められる人ではないのですよ(^^ゞ歌舞伎にハマっている私が理解できないと言ってました。
hitomiさんの記事もこちらでご紹介させていただきます(^O^)/
http://plaza.rakuten.co.jp/ribon5235/diary/200708170001/