ぴか の観劇(芸術鑑賞)日記

宝塚から始まった観劇人生。ミュージカル、ストレートプレイ、歌舞伎、映画やTVドラマ等も書きます。

07/10/11 「3年B組 金八先生」第8シリーズ開始!

2007-10-11 23:59:26 | テレビ

私の大のご贔屓番組「3年B組・金八先生」の第8シリーズ開始の2時間スペシャル!第7シリーズで終ったと思っていたので本当に嬉しい。それにしても金曜8時からの番組だったから「金八先生」だったはずなのに、アレアレ「木9」になってしまってるなぁ。こんなところにも時代の変化を感じる。

午後9時開始にあわせて御飯をつくって娘と観る。夕寝していた娘も「金八先生始まるよ」と言うとガバッと起きてくる。
娘「いつの分の再放送?」
私「新シリーズだよ」
娘「エエッ?」
と2時間しっかり観てしまう。私の方がいろいろ口に出すと「うるさい、今のところ聞こえなかったじゃない」とおこられてしまう。
母娘してそれくらい好きな番組だ。
実際の教師をしている方からは「現実はあんなもんじゃないよ」という声もお聞きするが、やはり武田鉄矢の金八先生の人間味あふれるこのドラマは引き込まれて見てしまう。
小山内美江子さんの脚本が本当によかったが、前回シリーズの途中くらいから病気闘病に入られて若手の脚本家さんに変わっている。原作に小山内美江子さんの名があるのであらすじは書いてくださっているのだろうか?
TBSの公式サイトはこちら
前回シリーズのスペシャルドラマの感想の記事はこちら
今回は特に中心的になる子を決めない初期のシリーズのような群像劇になるらしい。
学校選択制が始まって保護者の人気がない桜中学存続の危機?!人気のある学校は冷暖房完備って、ええっ?公立中学でそんなところあるの???
しょっぱなからインターネットでの学校裏サイトの話や自宅に居場所がなくてネットカフェに泊まる女の子の話とかモンスターペアレンツの話......てんこもり!!!

ちょっと前のTV番組「オーラの泉」で武田鉄矢がゲストで出ていたのを偶然見ることができた。海援隊の初ヒット曲「母に捧げるバラード」は美輪明宏のかつてのヒット曲「ヨイトマケの唄」の完全なパクリ曲ということで、武田は美輪に初めて会った時に開口一番あやまったのだという。そこで美輪はすっかり武田が気に入ったらしい。
その「母に捧げるバラード」を聞いた山田洋次監督が武田を自分の台詞をしゃべれる若者だと「幸せの黄色いハンカチ」に抜擢されたのが俳優としてのスタート。金八先生へとつながっていくのだ。美輪はその番組がシリーズを重ねて毎回いろいろな問題を社会に投げかけて大きな役割を果たしたと褒めた。さらに「あなた、参議院選挙で声がかかったのを断ったのは偉かったわ」と美輪明宏に言われて武田鉄也は驚いていた。ヤンキー先生とは大きな違いだ(けっこうヤンキー→侠気→男を見込んでと頼まれるとその気になるという単純思考のイメージが強い。これって偏見だとは思うのだが......)。
最後に武田鉄矢が言っていたことが印象に残っている。議員になる道は選ばなかったのは「僕はあくまでも労働者階級の芸人でいたい」というような気持ちかららしい。ジーン~。これはもう応援するしかないだろう!!
昨年の大河ドラマの吉兵衛最後の日の感想記事もリンク

写真は公式サイトのギャラリーより。この荒川の土手の登校シーンはもう名物化している。こんな通学路、うらやましすぎるぞ~。


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
金八先生 (hitomi)
2007-10-12 23:19:05
うちは次男が好きでないので何時しか見なくなってしまいました。ですからご紹介ありがたいです。

ヤンキー先生の選挙にはあれーでした。
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教育テレビ (hitomi)
2007-10-13 18:42:29
名古屋をどりの録画は例年、民放でされるのですが。今年もローカルで放送されたかもしれませんが深夜なので。
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Unknown (くーみん)
2007-10-14 16:48:45
>名古屋踊り
少し見ました。東をどりはなまで見て、結構よかったです。

>金八
これはね~、もうドラマとして作る価値があるのかって思います、完全な「作り物」ですね。
半年前までリアル中学生だった長女は、「現実にありえない」と言い切って、見ません。
私立中学に進んだ親子が、「公立って怖いわね~」といいながら見るドラマに成り下がったかもしれない。

実際、教室にエアコンって、切実に欲しいんですもの。冗談や捨て台詞ですむ話じゃないですよ。
現場を知らなさ過ぎます>脚本家、制作サイド
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皆様TB、コメント有難うm(_ _)m (ぴかちゅう)
2007-10-14 21:32:37
★hitomiさま
>次男が好きでないので何時しか見なくなってしまいました......家族で嫌う人がいるとそういうことがありますね。我が家はお互いがどうしても観たくないチャンネルを主張すると双方ともTVを消すという選択をせざるを得ないこともあります(笑)
TVは私の物だと主張して大概は私の観たいものをつけている状態。娘は御飯を食べる間だけテーブルにいてその後、自分の部屋に引き上げるからいいのです。
娘は学校に半分しか行っていないので理想の学校や先生のイメージで観たいのじゃあないでしょうか。
★くーみん様
このドラマも第一シリーズからの延長で武田鉄矢と脚本の面白さを楽しむのを主眼に観ているからいいのかもしれません。リアルさを求めすぎると楽しめないです。
>私立中学に進んだ親子が「公立って怖いわね~」といいながら見るドラマ......というご指摘がちょっとショックでした。格差社会もリアルに感じてしまいました。自分たちの家族で子どもを守るために自衛という手段ということも私はアリだと思っていますが、私立中学に子どもを行かせられるご家庭は、自分たちを恵まれていると自覚していて欲しいと思うのですがいかがでしょうか。経済的事情が許さずに公立が怖いと思っても行かせざるを得ないと思って行かせているご家庭もあるのですから。
このドラマは厳しい社会の一面を見せながら、そこで生きていかざるをえない子どもたちや親たちを励ますドラマだと思っています。観る人によっては嫌悪感だけを感じることもあるでしょう。でも金八先生みたいな先生が担任だったらなぁと思いながら我が家では観ていました。中学も高校も半分しか通えなかった娘が好きだというのもそういう夢にひたれるからだと推測しています。
>実際、教室にエアコンって、切実に欲しいんですもの......これもそれでは全ての学校に保障されないでいいのかという感覚ととともに持っていくべきだと私は思っています。娘の行った県立高校に保護者負担で冷房機器を導入すると決めた時のPTA総会で発言したという記事が以下のところにあります。
http://blog.goo.ne.jp/pika1214/d/20050712
社会的不平等な例を結果として作り出してしまうことに実に苦しい思いで発言したことを思い出します。娘の行った定時制高校の全日制の方の保護者の平均年収はかなり高い学校だと思います。だから月々の負担にも耐えられる世帯が多数派です。提案も定時制の方は負担をなくすか少なくするかという話も出ていました。しかし全ての公立高校に導入するのではなく保護者が負担できる学校は勝手に設置していいというやり方は本当はおかしなことだと確認しながら緊急避難的に導入するのだということをどうしても押さえておいて欲しかったのです。
自分の学校以外の全県立高校への設置を求める署名運動も同時に取り組んで欲しいと言ったのですが、きっとしなかったんだと思います。卒業の年次だったので負担金の徴収は対象外でしたし、その後のことはわかりません。
ごめんなさい、かなり暗いお返事になってしまいましたけど、ご推量くださると嬉しいですm(_ _)m
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