ぴか の観劇(芸術鑑賞)日記

宝塚から始まった観劇人生。ミュージカル、ストレートプレイ、歌舞伎、映画やTVドラマ等も書きます。

12/07/15 三連休は新暦のお盆の祭り+脱原発集会に想いを寄せて・・・

2012-07-17 23:59:17 | つれづれなるままに

7/16の海の日に代々木公園で「さようなら原発10万人集会」が開かれるとわかったが、先に13(金)は職場有志の勉強会に参加、15(日)もシンポジウムに参加する予定が入っていたので、体力のことも考えて見送った。
昨年の9/19に明治公園で開催された「さようなら原発5万人集会」に参加した時の記事はこちら
東京は新暦のお盆なので、自宅のある地域のお祭りも14(土)15(日)で行われ、お祭りのお囃子やお神輿が地域を練り歩く賑やかな音が聞こえてきた。
冒頭の写真は、15(日)に東京に出かける前にJR与野駅近くで遭遇した子ども神輿。揃いの青い法被を着て、大きな子どもたちは神輿をかつぎ、小さい子どもたちは山車を引いていた。お父さんたちが世話を焼いているのが微笑ましい。

次の写真は、帰宅後に与野駅の西口通りの夜のお祭りに出ていた大人神輿。四つ辻で神輿をもんで歩き、乗ってくるとかけ声をかけて物凄いスピードで旋回させている。その旋回の時はとてもとても携帯電話のカメラでは撮影できない。もみながら四つ辻を大きく回っている時でもブレてしまうし、大きなライトで照らしだしているその光がカメラに入るとうまく写すことはできない。そこで何度も撮り直してようやくまともに撮れたのがこの写真だ。そういえば、去年も挑戦したが、時間がなくなって切り上げたっけと思い出した。


15(日)の昼は、有楽町朝日ホールで開催された「ノーモア・ヒバクシャ記憶遺産を継承する会」の設立記念集会に参加し、少々お手伝いもしてきた。
公式ウェブサイトの開催概要はこちら
広島長崎の被爆体験の継承の発表では、特に首都大学東京大学院による「Nagasaki Archiive」の取り組みがテレビで紹介された時の動画や実際の「インダストリアルアートプロジェクト」の画面もスクリーンいっぱいに映し出され、記憶遺産としての情報の保管や社会で広く共有化する方法として画期的だと思われた。ネット検索すればすぐに見つかるということだったので、検索してみつかったのが以下のサイト(「ヒロシマアーカイブ」や「東日本大震災アーカイブ」もリンクもある)。
「Nagasaki Archiive」

パネルディスカッションでは、特に香山リカさんがメディアでお馴染みの精神医学の語り口で、人間がつらい体験を忘れようとする精神的な働きを解析され、しかしながらその根本的な解決のためにはつらい体験と向き合い、受けとめ、必要であれば謝罪するということが必要だとお話されたことが実に印象的だった。

香山さんは1960年生まれということでほぼ同じ世代なので、感覚もよくわかり、何冊か本も読んでいる。実は女子高のお仲間でランチ会の時にそれぞれのおすすめ本を回し読みしているが、その中にもよく登場する。中でも一番のおすすめは『しがみつかない死に方』で、皆様にもおすすめしたい。
以下がそのパネルディスカッションの時の写真。


案の定、体力の限界がきて、16(日)には微熱が出て昼まで寝ていた。広島・長崎での原爆体験、大震災・原発事故の被災体験を忘れずに継承し、地域の文化も楽しみながら継承し、人間らしく生きていけるよう、無理せず、やれることをやっていこうと思っている。


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