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今日の昼は11/27に観る『マイ・フェア・レディ』の予習のため、ヘップバーンの映画のDVDを観た。帝劇の一番安い席で娘とふたりで観るので、ブランチの時に娘と一緒に観たがお嬢も気に入ったようだ。
ブロードウェイ・ミュージカルの代表作のひとつだけあって、よくできた作品だ。ラーナー&ロウのコンビの作品でストーリーも音楽もとてもロマンチック。アスコット競馬の場面の衣装なども凝りに凝っているのが楽しいし。
ヘップバーンの大きな目が魅力的で表情が豊か。長身でスリムな身体がバレエをやっていたので動きも美しい。ただし彼女、美声とはいえない。特別映像で自身で歌った映像も観たが、下手ではないけれど主役にふさわしい花のある歌声ではなかった。これでは吹き替えやむなしかもしれないと納得。
しかしながらよくよく内容を真面目に吟味すると、ヒギンズ教授のイライザの扱い方があまりにも男尊女卑なので驚く。まあ作られた時代が時代だけどね。最後の台詞がいただけない。「イライザ、僕の上履はどこ?」だもんね。「自分でお探しになれば」と一度言われているのに懲りてない。原作の『ピグマリオン』では男は捨てられたらしいけど、ここをハッピーエンドにしているのがいかにもお気楽なアメリカのこの時代の作品らしい。そう思ったうえで楽しむことにしよう。
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午前中に県立図書館から頼んでおいた古い『演劇界』が久喜から取り寄せできたと電話があったが、そちらは遠いので来週にした。夕方市立図書館に行き『勘九郎 芝居ばなし』を返却、もう1冊は期間延長手続きをし、さらに『写真集愛蔵版 四世中村雀右衛門の世界』をリクエスト。図書館活用の感覚をつかんできた。
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ところが...帰りに寄った安売りスーパーで傘をとられてしまった。いつもと違う入り口から入った時に扉の脇に何本も傘がたてかけられていて私もつい真似をしたら...なくなっていた。出先で降られて急遽買った愛着がない傘だったから不真面目に扱ったためだろうなと反省したが、それにしても嫌な感じ~。
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私も値が張る歌舞伎の資料や入手困難な本は、図書館にガンガンリクエストしております。まだまだ歌舞伎を勉強中ですから。
ダメモトで探しても結構あるものもあるので助かります。
公共のものは有効活用しなくては!
とはいえ私もラスト、戻ってくるイライザに頭の中「?」で、後日図書館で原作の『ピグマリオン』を読み、凄く納得した記憶があります。
やはり男が捨てられる方が自然な気がします。