ぴか の観劇(芸術鑑賞)日記

宝塚から始まった観劇人生。ミュージカル、ストレートプレイ、歌舞伎、映画やTVドラマ等も書きます。

13/10/05 港区歴史散策(3)「江戸開城西郷南州・勝海舟会見之地」の碑→区立郷土資料館

2013-10-08 23:59:45 | おでかけ、旅行

今回の港区歴史散策企画の発端は、大河ドラマ「八重の桜」で西郷隆盛と勝海舟の会見の回を観たことだ。
NHK放送博物館見学の後、東京慈恵会医大病院前を通って都営浅草線三田駅まで歩く間に近くに碑があるという話になった。大河ドラマの最後の5分間で紹介されていた「江戸開城西郷南州・勝海舟会見之地」の碑だ。
見逃してはならじと記憶を総動員して、「確かくるまやの前にあった」とひとこと。森永エンゼル街を通り過ぎ、三菱自動車工業本社がある第一田町ビルを見つけたら、あった!
「エンゼル街 情報サイト」の周辺スポットナビの中の情報はこちら
「京急で行く歴史の旅」の中の情報はこちら

冒頭の写真がその碑を写したもの。薩摩藩の蔵屋敷跡に建てているようだ。銘が西郷吉之助とあったので本人の筆かと勘違いしていたら、玲小姐さんが隆盛の孫の政治家だと教えてくれた。なるほど~。

碑を観ながら4人で「八重の桜」のその場面について盛り上がる。吉川晃司の隆盛と生瀬勝久のいずれもがよかった。(お二人の経歴をWikipediaでみたら、あらためて見直してしまった)
江戸は焼かれずにすんだが、「振り上げた拳のおろし場所」として会津がスケープゴートになってしまったという悲劇がいたましい。さらに明治維新で武士という身分をなくしてしまったことへの反発を全て背負って西南戦争で死んでいく西郷の生き様は、匿名で東日本大震災へのボランティアに参加した吉川の生き様が滲み出ていたように思えた。

再び慈恵医大側に出て、地下鉄に乗るのも面倒なのでタクシーで区立郷土資料館に向かった。
港区立図書館に併設されている。かなり古い建物で、壁のタイルが剥がれ落ちているのは東日本大震災の被災の跡かもしれないと思い当たる。ネットで落ちても大丈夫なように覆われていた。
「港区立港郷土資料館サイト」の「常設展」のページはこちら
伊皿子貝塚遺跡の貝塚から直接剥ぎ取った貝層の断面が壁面に展示されているのに圧倒された。この地は早くから人が住みつき、開かれて各時代の遺跡が堆積されているのが発掘されているのだとか!
さらに江戸時代は大名屋敷もあったわけで、そういう土地の郷土資料館の面白さがよくわかった。

そして、ここにあったチラシコーナーの散策コースの情報で、泉岳寺まで近いことがわかってしまった。そうなったら一行の4人は行かなければと即決!京浜急行電鉄の三田駅から一駅で泉岳寺だ。羽田と成田を結ぶ車内の椅子のデザインまで飛行機模様だった。


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