4月の歌舞伎座はチケット前売りの時期にあまり乗り気になれなかったこともあり、なかなか観劇予定に入れられなかった。お茶屋娘さんとシネマ歌舞伎に行くついでに夜の部をひとりで観ることにしてようやく行ってきた。
さらに私の場合、六世歌右衛門に全く馴染みがなかったのでなかなかその気になれなかったということもある(歌舞伎界の“女帝”のイメージがあったのもマイナス要因)。昨日NHKの「芸能花舞台」で六世歌右衛門特集を録画しておいて寝る前に予習。それで六世の声を初めて聞き、動く姿も初めて観たという次第。晩年の写真はちょっと私は苦手だったのだが、この特集で声はいいなと思ったし、昭和44年と58年の映像だったのでお姿も大丈夫(好み的に)だった。
写真は歌舞伎座入り口を入って左手にあったパネル写真。なかなかいい笑顔で写っている。
順不同だが、まず「口上」について書く。
歌舞伎座藤十郎襲名公演の口上の記事はこちら
今回は19人並んでいた。あれ~初舞台の新・玉太郎ちゃんがいないぞ~と思っていたら、その番になったら出てきたので20人になった。まあ人数はこれがMAXだろうなあと思った。雀右衛門丈だけでなく又五郎丈もお元気なお姿を見せてくれたのが嬉しかった。
追善興行の口上を見るのは初めてだったが、まあ勘三郎襲名の時は先代の話も出てきたのでその辺はちょっと似ていたなと思う。さらに今回は六世の芸養子の東蔵の息子と孫の襲名披露も兼ねていた。そのあたりの事情で先に書いたように本人の順番が来てからの登場になったことに納得した。こんなにたくさんのおじさんたちがわけのわからない挨拶をしている間に5歳の子どもにじっとしていろというのは無理な話だ。
新・玉太郎ちゃんを除いて一番の若手は勘太郎。中村屋の長男としてのしっかりとした口上で頼もしかった。父の襲名披露の時も弟不在の月の口上もなかなか立派だったことを思い出した。
新・松江丈はなかなか二枚目でイイ感じがした。ところが、イヤホンガイド恒例?の幕間にインタビューを流す企画でちょっとがっかり。彼の個性なのかもしれないが、テンションが相当低い感じ。勘三郎、藤十郎襲名のテンション高いインタビューを聞きなれているので、オイオイもう少しテンション上げてしゃべれないのかい?...と。二枚目なのにもうひとつ花が感じられない印象があったのだが、襲名を期にそのへんも少し期待したかった。「伊勢音頭」の今田万次郎でも頑張っていたし、これからの活躍を応援したい。
さらに私の場合、六世歌右衛門に全く馴染みがなかったのでなかなかその気になれなかったということもある(歌舞伎界の“女帝”のイメージがあったのもマイナス要因)。昨日NHKの「芸能花舞台」で六世歌右衛門特集を録画しておいて寝る前に予習。それで六世の声を初めて聞き、動く姿も初めて観たという次第。晩年の写真はちょっと私は苦手だったのだが、この特集で声はいいなと思ったし、昭和44年と58年の映像だったのでお姿も大丈夫(好み的に)だった。
写真は歌舞伎座入り口を入って左手にあったパネル写真。なかなかいい笑顔で写っている。
順不同だが、まず「口上」について書く。
歌舞伎座藤十郎襲名公演の口上の記事はこちら
今回は19人並んでいた。あれ~初舞台の新・玉太郎ちゃんがいないぞ~と思っていたら、その番になったら出てきたので20人になった。まあ人数はこれがMAXだろうなあと思った。雀右衛門丈だけでなく又五郎丈もお元気なお姿を見せてくれたのが嬉しかった。
追善興行の口上を見るのは初めてだったが、まあ勘三郎襲名の時は先代の話も出てきたのでその辺はちょっと似ていたなと思う。さらに今回は六世の芸養子の東蔵の息子と孫の襲名披露も兼ねていた。そのあたりの事情で先に書いたように本人の順番が来てからの登場になったことに納得した。こんなにたくさんのおじさんたちがわけのわからない挨拶をしている間に5歳の子どもにじっとしていろというのは無理な話だ。
新・玉太郎ちゃんを除いて一番の若手は勘太郎。中村屋の長男としてのしっかりとした口上で頼もしかった。父の襲名披露の時も弟不在の月の口上もなかなか立派だったことを思い出した。
新・松江丈はなかなか二枚目でイイ感じがした。ところが、イヤホンガイド恒例?の幕間にインタビューを流す企画でちょっとがっかり。彼の個性なのかもしれないが、テンションが相当低い感じ。勘三郎、藤十郎襲名のテンション高いインタビューを聞きなれているので、オイオイもう少しテンション上げてしゃべれないのかい?...と。二枚目なのにもうひとつ花が感じられない印象があったのだが、襲名を期にそのへんも少し期待したかった。「伊勢音頭」の今田万次郎でも頑張っていたし、これからの活躍を応援したい。
「口上」は、動く又ちゃん(笑)が見れて涙もんでした~。
福ちゃんも、玉太郎くんのお世話係りを担当していたし、
なかなか楽しかったです。
そうそう、文楽の口上は、歌舞伎とは違って地味~ですよ。
アクセス集中時間帯でうまくコメント書けなかった~再度挑戦です。
イヤホンガイドは今まで(知らなくて)幕間に聞いたことなかったんですが、インタビューがあること知って昼の部も聞いたけど友人が隣で話しかけてきて全然聞けませんでした~♪
松江さんも玉太郎くんも美形でビジュアル重視の真聖はお気に入りの二人になりました。
この①の記事をTB返ししようとしましたが、うまく飛びません。先ほどアップした②「時雨西行」のTBは成功しました。なぜでしょうねえ?
「時雨西行」ではかしまし娘さんのお仲間になってしまったことを本文中で書いてしまいました。ろくなご紹介ではなくてすみません。
中村又五郎さんの「羽根のかむろ」、高校生の頃の国立での歌舞伎鑑賞教室で観ているんですよ。歌舞伎の初観劇でです。だから特に思い入れの強い方なのでお元気なのは嬉しいのでした。
5月の国立劇場の文楽は第二部だけなので「口上」は観れませんのです。第一部のレポ楽しみにしています。
★真聖さま
幕間のイヤホンガイドは友人と一緒だとやはりあまり聞くことができないですよね。イヤホンガイドききたいからこの幕間はゴメンってなかなか言いにくいですよね。
③で「井伊大老」、④で「伊勢音頭」にたどりつく予定なんですけど、けっこう今体力ないのでペースゆっくりで行きたいと思います。ああ、感想まともに書く前に『レミゼ』終わっちゃったよ~(T-T)