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ぴかりんの頭の中味

主に食べ歩きの記録。北海道室蘭市在住。

【写】蓴菜沼(七飯)

2008年12月17日 08時05分32秒 | 撮影記録2008
●蓴菜沼(七飯) 撮影日 2008.8.30(土) [Yahoo!地図]
・『蓴菜沼』→『じゅんさいぬま』と読みます。函館そばに有名な観光地の大沼公園がありますが、大沼・小沼から国道5号線を隔てた向かい側にある、二つの沼よりひとまわり小さな第三の沼です。

・函館に入る手前の急な下り坂(登坂車線付き)にさしかかるちょっと手前に沼への入口があります。このそばを通りかかるたびに木々の合間から沼がチラチラ見えて気になっていた場所でしたが、今回ついに初めて足を踏み入れました。

・国道から脇に入るとすぐに舗装の無い駐車スペースがあります。

・案内板『明治天皇蓴菜沼小休所』。かつては立派な旅館が建ち、明治天皇まで訪れた場所だそうですが、今となってはその面影はありません。

・湖畔に出る手前にあるちょっとした広場。
 
・水際は道が悪いためか、木製のデッキ上を歩くようになっています。
 
・日暮れ間近で人の姿は無く、ひっそりとした沼。

・木製デッキは途中まで。

・木々の合間より。
  
・苔むした倒木。突然、水面がポチャン! と鳴ってビクッとする。魚か何かがいた模様。このほか、突然木がガサッ! と鳴ったと思ったら鳥だったり。心臓に悪い。

・2~300mほど進むと、あずま屋が見えてきました。
 
・案内板『蓴菜沼の由来』。かつて視察に来た黒田清隆によって命名され、このあずま屋からの湧き水は明治天皇も口にしたとのことで、このように今でも整備されているそうです。しかし現在は水を汲んで飲めるような状態にはなっていません。湖畔の道はここで行き止まり。
  
・日暮れが近いので、森の中はすでにかなり暗い。
  
・もと来た道を戻る。水際だけに蚊が多い。虫除けスプレーをしてあるので安心と思っていたら、何故かさっきから足の方が痒いような……とふと下を向くと、虫除けのせいで上半身に近づけない蚊の群れが腰から下のまわりをプンプン飛び交っています。ゾゾゾ。なんという蚊の執念。虫除けスプレーは全身にかけなければならないことを学ぶ。
 
・沼には水草の葉がたくさん顔を出していましたが、これが蓴菜なのでしょうか。

・無事広場に帰り着く。

・冬には沼に氷がはり、わかさぎ釣が楽しめるようです。
~~~~~~~~~~
おまけ
●無沢峠
・沼に行く前に、駐車スペースの脇に、更に奥に続く林道を見つけたので、いったいどこへ続いているのかと、車で入ってみました。
 
・かなり山深い砂利道が続きます。沼を見下ろす展望台でもあるのかと思ったのですが、そういう様子はなく、どんどん沼からは離れていくようです。
 
・途中にポツンと石碑が立っていました。『明治天皇御野立之地』。明治天皇の休憩記念の碑だそうです。一度行方不明になって、最近発見されたというのが面白い。こちらの道は、函館手前の長いトンネルができる以前の昔に使われていた旧道のようです。先に進んでもきりが無いのでこの辺で引き返す。

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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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沼といえば (罪子)
2008-12-17 09:29:26
高橋葉介の短編で、沼にまつる怪異の話を思い出します。
コミックなのですがレトロでおどろおどろしく
日本の怪談ならではの湿度を感じる佳作。
ちょっと京極夏彦・内田百ぽいです。
『夢幻紳士 怪談編』だったかしら?
いまでは古本屋くらいにしかないかもしれませんけれど
コミックに抵抗なければ是非どうぞ。

写真の場所、うら寂しい様子が わたしはすきです。
返信する
沼といえば… (ぴかりん)
2008-12-18 22:16:10
沼といえば……何も出てこない……

マンガといえば中学の頃、人から借りて少年ジャンプを読んでたくらいで、最近読んだのは『のだめ』だけです。
高橋葉介未見です。チェックしてみますね。
ちなみに京極夏彦も未見。『魍魎の箱』ただいま積ん読中。
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