夕張メロンアンサンブル(仮)
2008.3.27(木)夕方の部 16:00-18:00・夜の部 17:45-(21:15), ホテルマウントレースイ(夕張), 関係者のみ
演奏 夕張メロンオーケストラ2007参加者有志, パート Viola
♪シューベルト 弦楽四重奏曲「死と乙女」
♪アレクサンドル・タンスマン(菊地俊一 編曲)「Nous Jouons Pour Maman」
♪J.S.バッハ ブランデンブルグ協奏曲 第3番
・きちんとした演奏会ではなかったのですが、それに順ずる内容だったので【演奏記録】として記録に残しておきます。
・経緯:菊地先生御夫妻と夕張メロンオケ2007参加のメンバー有志が夕張に集まって5日間ほど滞在し、昼は夕張のF氏の指導でスキー、夜は楽器を弾いて楽しもうという内輪の企画。参加は関東組を中心に8名。なんて優雅な方々なのでしょうか。そこへY師匠に声がかかり、芋づる式に私も一日だけ楽器を弾きに行ってきました。
・当日はあいにくの雨で、スキーをするには最悪のコンディションだったようです。季節的にもうギリギリ。
・17時に着くつもりが、意外と早く16時ぐらいには着いてしまいました。早速、菊地先生の泊まるホテルの一室で演奏開始。
●死と乙女:今回は私にとってはこれがメインでした。Y師匠の発案により決まった曲。事前の情報ではチェロを弾く人がいない、と聞いており、ここでイヤな(幸せな?)予感。着いてみるとその予感が的中していました。カルテットのメンバーは、Vn1-ゆりあ,Vn2-あっこちゃん,Va-ぴかりん,Vc-菊地先生 の布陣。き、菊地先生と弾くの……?? なんと恐ろしい(光栄な)。限られた時間内で4楽章まで行けるのだろうか(止まりまくりでは?)。。。そんな心配を胸に、緊張しつつ、音出し開始。
・1楽章:菊地先生からの注意点「このように初めて合わせる場合、カッカと弾かない(冷静に弾く)こと」、「(シューベルトなので)怒ったフォルテを出さない」、「C線の発音が鈍くなるのはビオラの宿命、左指で弦をはじくことで発音をサポートすること」等々。曲のほうは多少つっかえつつも完奏。
・2楽章:長いのでリピートは無し。前半のVn1はさすがのY師匠でもかなり大変。ご愁傷様。「ビオラの "あの音" は皆、弾きたがるんだけど、大きく弾いちゃダメ」、「変奏の変わり目は、ちゃんと間を空けて新しく出る」。
・3楽章:ゆっくり目のテンポ。一番すんなりと通った。途中から靴がじゃまで、Y師匠に続き私も裸足(靴下)に。
・4楽章:中間部の、各パートの掛け合い部分がなかなか通らずに苦戦。菊地先生もこの曲はちゃんとやったことはない、とのことで初見状態らしくちょこちょこ落ちる。菊地先生でも落ちるんだ、とちょっとうれしくなってしまいました。「途中に『魔王』の旋律が埋め込まれている」と、レクチャーが。しかし『魔王』の旋律がピンと来ず、話がイマイチ通じない。いくら有名とはいえ聴いたことが無いものは無い。中学生あたりの音楽の授業で聴かされたような気もしますが。
・ビオラは楽器の成り立ちとして、もともと『アルト』と『テノール』の声部を受け持つ大小2種類のビオラがあって、時代が下って2種類の楽器が統合されたその名残で、今のいろいろなサイズのビオラが混在する状態になったという話です。単純に奏者の体格に合わせてサイズに幅があるものと思ってましたが、違うのか。
・どうにか時間内に4楽章全部とおりました。しかし、各楽章1~2回しか弾けず、メンバーはお互いまだ様子見の状態だったのでもっと弾きたかったところです。私にとってはとてもとても "遊び" で弾けるような曲ではなかったのですが、先日、北広で合奏版を弾いたことと、直前に必死にさらったおかげで自分が落ちて演奏を止めることはほとんど無く、どうにか任務を果たすことができました。年に二度も『死と乙女』を弾くなんて、なかなか無い機会だと思います。Y師匠曰く、「近いうちにまた弾こう!!」 ゲッソリ。。。
・夕食後はホテル2階のミーティングルーム(メロンオケ宴会部屋)にて皆で合奏。
●タンスマン:こんな作曲家、知りません。バイオリンとピアノのための曲を菊地先生が弦楽四部に編曲したもので、初心者でも弾ける程度のレベル。題は訳すと「ママこっちを向いて」とかそんな感じで、いずれも短い全6曲で構成されています。この曲を題材に、全員フルスコアを見ながら弾いて、他人の音を意識する練習。4曲目が美しい旋律で秀逸。音楽形式の一つ「シシリアーノ」の語源についてレクチャー。
●ブランデン3番:弦楽器奏者がある程度集まると、余興として何かと取り上げられる曲。奏者がピッタリきれいに9名(Vn,Va,Vc各3)揃いました。あんまり時間が遅くなると私の帰りがつらくなるということで、急いでノンストップで通し。なぜだか1楽章は遅くて、いやらし~~いテンポに。
・ここまで弾いて私とY師匠はお先に失礼することに。残る皆さんはまだまだ深夜まで弾くようです。皆さんまた会う日まで~♪
・時間があれば温泉に入ろうと目論んでいましたが、そんな隙はありませんでした。
・帰宅後は、途中の由仁町でY師匠に買ってもらったおいしいイチゴをいただく。
~~~~~~~~~~
夕張メロンオーケストラ2008はそろそろ動き出しているようです。今年は7/25(金)~27(日)の日程です。詳しいことはそのうち下記ページに掲載されると思うので参照してください。まずは2007年参加者から優先的に募集し、その後(4月後半?)、一般募集をするそうです。去年でギリギリの人数だったので今年はどうなることか。
夕張メロンオーケストラ2008 演奏者募集中!(※ただいま作成中)
http://www8.plala.or.jp/ym-orche/index.html
↓↓↓昨年の様子はコチラ↓↓↓
2007.7.19 【演】夕張メロンオーケストラコンサート 1・2
2007.7.16 夕張メロンオーケストラ2007 三日目
2007.7.16 夕張メロンオーケストラ2007 二日目
2007.7.15 夕張メロンオーケストラ2007 一日目
2007.6.9 メロンオケ ~楽譜到着、パートはビオラ
2007.5.22 とどめ ~メロンオケ参加決定
2007.4.10 告知 ~夕張メロン・オーケストラ2007
いまのところ申し込む気はありませんが、周りの空気は、「とーぜん、行くよね??」 今回は降りるなんてとても言い出せない雰囲気です。「あの仕事はぴかりんしか出来ない」なんて言われちゃうと弱いのですが。。。
2008.3.27(木)夕方の部 16:00-18:00・夜の部 17:45-(21:15), ホテルマウントレースイ(夕張), 関係者のみ
演奏 夕張メロンオーケストラ2007参加者有志, パート Viola
♪シューベルト 弦楽四重奏曲「死と乙女」
♪アレクサンドル・タンスマン(菊地俊一 編曲)「Nous Jouons Pour Maman」
♪J.S.バッハ ブランデンブルグ協奏曲 第3番
・きちんとした演奏会ではなかったのですが、それに順ずる内容だったので【演奏記録】として記録に残しておきます。
・経緯:菊地先生御夫妻と夕張メロンオケ2007参加のメンバー有志が夕張に集まって5日間ほど滞在し、昼は夕張のF氏の指導でスキー、夜は楽器を弾いて楽しもうという内輪の企画。参加は関東組を中心に8名。なんて優雅な方々なのでしょうか。そこへY師匠に声がかかり、芋づる式に私も一日だけ楽器を弾きに行ってきました。
・当日はあいにくの雨で、スキーをするには最悪のコンディションだったようです。季節的にもうギリギリ。
・17時に着くつもりが、意外と早く16時ぐらいには着いてしまいました。早速、菊地先生の泊まるホテルの一室で演奏開始。
●死と乙女:今回は私にとってはこれがメインでした。Y師匠の発案により決まった曲。事前の情報ではチェロを弾く人がいない、と聞いており、ここでイヤな(幸せな?)予感。着いてみるとその予感が的中していました。カルテットのメンバーは、Vn1-ゆりあ,Vn2-あっこちゃん,Va-ぴかりん,Vc-菊地先生 の布陣。き、菊地先生と弾くの……?? なんと恐ろしい(光栄な)。限られた時間内で4楽章まで行けるのだろうか(止まりまくりでは?)。。。そんな心配を胸に、緊張しつつ、音出し開始。
・1楽章:菊地先生からの注意点「このように初めて合わせる場合、カッカと弾かない(冷静に弾く)こと」、「(シューベルトなので)怒ったフォルテを出さない」、「C線の発音が鈍くなるのはビオラの宿命、左指で弦をはじくことで発音をサポートすること」等々。曲のほうは多少つっかえつつも完奏。
・2楽章:長いのでリピートは無し。前半のVn1はさすがのY師匠でもかなり大変。ご愁傷様。「ビオラの "あの音" は皆、弾きたがるんだけど、大きく弾いちゃダメ」、「変奏の変わり目は、ちゃんと間を空けて新しく出る」。
・3楽章:ゆっくり目のテンポ。一番すんなりと通った。途中から靴がじゃまで、Y師匠に続き私も裸足(靴下)に。
・4楽章:中間部の、各パートの掛け合い部分がなかなか通らずに苦戦。菊地先生もこの曲はちゃんとやったことはない、とのことで初見状態らしくちょこちょこ落ちる。菊地先生でも落ちるんだ、とちょっとうれしくなってしまいました。「途中に『魔王』の旋律が埋め込まれている」と、レクチャーが。しかし『魔王』の旋律がピンと来ず、話がイマイチ通じない。いくら有名とはいえ聴いたことが無いものは無い。中学生あたりの音楽の授業で聴かされたような気もしますが。
・ビオラは楽器の成り立ちとして、もともと『アルト』と『テノール』の声部を受け持つ大小2種類のビオラがあって、時代が下って2種類の楽器が統合されたその名残で、今のいろいろなサイズのビオラが混在する状態になったという話です。単純に奏者の体格に合わせてサイズに幅があるものと思ってましたが、違うのか。
・どうにか時間内に4楽章全部とおりました。しかし、各楽章1~2回しか弾けず、メンバーはお互いまだ様子見の状態だったのでもっと弾きたかったところです。私にとってはとてもとても "遊び" で弾けるような曲ではなかったのですが、先日、北広で合奏版を弾いたことと、直前に必死にさらったおかげで自分が落ちて演奏を止めることはほとんど無く、どうにか任務を果たすことができました。年に二度も『死と乙女』を弾くなんて、なかなか無い機会だと思います。Y師匠曰く、「近いうちにまた弾こう!!」 ゲッソリ。。。
・夕食後はホテル2階のミーティングルーム(メロンオケ宴会部屋)にて皆で合奏。
●タンスマン:こんな作曲家、知りません。バイオリンとピアノのための曲を菊地先生が弦楽四部に編曲したもので、初心者でも弾ける程度のレベル。題は訳すと「ママこっちを向いて」とかそんな感じで、いずれも短い全6曲で構成されています。この曲を題材に、全員フルスコアを見ながら弾いて、他人の音を意識する練習。4曲目が美しい旋律で秀逸。音楽形式の一つ「シシリアーノ」の語源についてレクチャー。
●ブランデン3番:弦楽器奏者がある程度集まると、余興として何かと取り上げられる曲。奏者がピッタリきれいに9名(Vn,Va,Vc各3)揃いました。あんまり時間が遅くなると私の帰りがつらくなるということで、急いでノンストップで通し。なぜだか1楽章は遅くて、いやらし~~いテンポに。
・ここまで弾いて私とY師匠はお先に失礼することに。残る皆さんはまだまだ深夜まで弾くようです。皆さんまた会う日まで~♪
・時間があれば温泉に入ろうと目論んでいましたが、そんな隙はありませんでした。
・帰宅後は、途中の由仁町でY師匠に買ってもらったおいしいイチゴをいただく。
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夕張メロンオーケストラ2008はそろそろ動き出しているようです。今年は7/25(金)~27(日)の日程です。詳しいことはそのうち下記ページに掲載されると思うので参照してください。まずは2007年参加者から優先的に募集し、その後(4月後半?)、一般募集をするそうです。去年でギリギリの人数だったので今年はどうなることか。
夕張メロンオーケストラ2008 演奏者募集中!(※ただいま作成中)
http://www8.plala.or.jp/ym-orche/index.html
↓↓↓昨年の様子はコチラ↓↓↓
2007.7.19 【演】夕張メロンオーケストラコンサート 1・2
2007.7.16 夕張メロンオーケストラ2007 三日目
2007.7.16 夕張メロンオーケストラ2007 二日目
2007.7.15 夕張メロンオーケストラ2007 一日目
2007.6.9 メロンオケ ~楽譜到着、パートはビオラ
2007.5.22 とどめ ~メロンオケ参加決定
2007.4.10 告知 ~夕張メロン・オーケストラ2007
いまのところ申し込む気はありませんが、周りの空気は、「とーぜん、行くよね??」 今回は降りるなんてとても言い出せない雰囲気です。「あの仕事はぴかりんしか出来ない」なんて言われちゃうと弱いのですが。。。
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