先日の話ですが、研究室のボスより「写真を撮ってくれないか」との依頼がありました。ボスが出版にかかわっている本に載せるための写真とのこと。
お題は『人がパソコンを使用している風景』
ほかには「Macのノートパソコンで画面(アイコン)が見えるように」という条件がつき、一見簡単そうなお題ですが、これがなかなか大変でした。まずはノートパソコンとモデルの学生さんを調達。問題になったのが撮影場所で、あんまり散らかっている場所では何だし、ということで片付いているテーブルで、なおかつパソコンの画面がきれいに写るように少し暗めな場所を探しました。あまり明るい場所ではコントラスト(明暗)の関係で液晶画面がうまく写ってくれないのです。カタログなんかの写真では皆はめ込み合成ですが、そこまでの技術は持っておらず、一発撮りでがんばりました。その他イロイロと細かい困難の末、撮影は終了。
一枚目を出版社に提出 → ボツ →「電源コードが邪魔(目障り)、マウスもつけて」→ 撮り直し
二枚目[写真] → ボツ → 「右手が邪魔でマウスが見えない。人間は外してパソコンだけに…」→ 撮り直し
そうして三枚目にしてようやく出版社さんから「OK」の返事をいただきました。結局、ただの「パソコンの写真」になってしまい、モデルに狩り出された学生さんの働きは徒労に。ともかく、頭に描いたイメージを具体的な形にするという仕事の難しさを思い知る経験でした。
問題のこの本については、3~4前には「この英語論文を和訳してくれないか」という指令が出て、これはこれで工学と語学の両方の能力が要求される仕事でとても大変だったのですが、どうにかこうにかやり遂げ、拙い訳文を提出した覚えがあります。今、訳し直せばまたかなり違った訳になりそうですが、ドツボにはまりそうなので蒸し返すのは止めておこう。
いつのことかはわかりませんが、出版されたあかつきにはスタッフの一員として私の名前も載りそうです。一般の書店には並ばないタイプの本でしょうけど、ちょっと楽しみ♪
お題は『人がパソコンを使用している風景』
ほかには「Macのノートパソコンで画面(アイコン)が見えるように」という条件がつき、一見簡単そうなお題ですが、これがなかなか大変でした。まずはノートパソコンとモデルの学生さんを調達。問題になったのが撮影場所で、あんまり散らかっている場所では何だし、ということで片付いているテーブルで、なおかつパソコンの画面がきれいに写るように少し暗めな場所を探しました。あまり明るい場所ではコントラスト(明暗)の関係で液晶画面がうまく写ってくれないのです。カタログなんかの写真では皆はめ込み合成ですが、そこまでの技術は持っておらず、一発撮りでがんばりました。その他イロイロと細かい困難の末、撮影は終了。
一枚目を出版社に提出 → ボツ →「電源コードが邪魔(目障り)、マウスもつけて」→ 撮り直し
二枚目[写真] → ボツ → 「右手が邪魔でマウスが見えない。人間は外してパソコンだけに…」→ 撮り直し
そうして三枚目にしてようやく出版社さんから「OK」の返事をいただきました。結局、ただの「パソコンの写真」になってしまい、モデルに狩り出された学生さんの働きは徒労に。ともかく、頭に描いたイメージを具体的な形にするという仕事の難しさを思い知る経験でした。
問題のこの本については、3~4前には「この英語論文を和訳してくれないか」という指令が出て、これはこれで工学と語学の両方の能力が要求される仕事でとても大変だったのですが、どうにかこうにかやり遂げ、拙い訳文を提出した覚えがあります。今、訳し直せばまたかなり違った訳になりそうですが、ドツボにはまりそうなので蒸し返すのは止めておこう。
いつのことかはわかりませんが、出版されたあかつきにはスタッフの一員として私の名前も載りそうです。一般の書店には並ばないタイプの本でしょうけど、ちょっと楽しみ♪
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