会社で評価用に使っているDVDです。
かわいい女の子バンドということだけでなく楽曲もよかったので、解散しちゃったのがいまだに残念です。
さてさて、昨日は当事者である横綱・朝青龍の事情聴取が行なわれました。
各紙の記事を見るかぎりでは、朝青龍の言い分は予想通りの内容で、その怒りは尋常ではなく、徹底抗戦の構えのようです。
さあ、今回の八百長疑惑の真相はどうなっているのでしょうか?
それは当事者にしか分からないことですが、私は事実無根だと信じています。
では、どうしてそんな記事が書かれたのか?
・・・ここから先は、あくまでも私見です・・・
一番の原因は大関陣の不甲斐なさではないでしょうか。
朝青龍は強いです。
たしかに強いです。
でも完璧な強さではありません。
去年の九月場所での稀勢の里、そして、この初場所での出島。
この二人に負けた相撲は、決して奇襲にあったわけではなく、真っ向から勝負してまともに負けました。
朝青龍にも穴はあります。
しかし、そこにつけこむライバルがいないために、強さだけが目立ってしまいます。
「出る杭は打たれる」といいますが、今は朝青龍が出ているのではなく、周りが沈んでいるために結果的に出たことになってるのではないでしょうか。
だからこそ、昨日の日記に書いたようなコメントを並べられると、イライラしてくるんです。
ここ数場所の大関陣の相撲を見ていると、ハッキリ言って八百長だと疑われてもしょうがないです。
だって、大関の取る相撲じゃありませんから。
大関という立場は、参加することに意義があるでは済まされないんです。
本当の被害者は誰なのか、今一度考え直してもらいたいです。
それと、もうひとつの原因として、朝青龍自身の普段の言動もあると思います。
横綱というのは、力士の頂点であり、相撲界の広告塔でもあります。
土俵を降りれば、テレビや雑誌などのマスコミだけでなく、あらゆる方面からの引き合いが押し寄せてきます。
そこで相撲のイメージアップを図るというのも横綱としての立派な責務であり、口下手で引っ込み思案では困ります。
しかし、ここで難しいのは、「ほどほど」というラインをどこに引くかです。
朝青龍はこの「ほどとぼ」というラインを、少しばかり超えてしまったのかもしれません。
年末から正月にかけて、テレビの特番などでの横綱の出演は決して少なくありませんでした。
力士同士で綱引きしたり、おせちを食べて談笑したり。
一部の新聞では、初場所を控えて、真剣勝負する相手とゲラゲラ笑いながら餅を食べるとは何事だ!と報道されてました。
さらに場所中には、気落ちしている安馬と、取り組みが組まれる前に夕飯を一緒に食べたそうです。
チリも積もればではありませんが、以前からの横綱としての品格を問われるようなイメージが、このような報道によって増幅され、ついには今回のようなことに結びついたとしても不思議ではありません。
・・・そもそも「横綱の品格」ってやつが私にはよく分かりませんが・・・
あとは、これは悲しいことですが、朝青龍が外国人だということも、決して無関係ではないでしょう。
・・・これを最大の原因だと思う人も多いことでしょう・・・
もう一度言いますが、今回のことが本当なのかデマなのかは分かりません。
ですから、もし事実だとしたら、ここで述べたことはすべて戯言になってしまいます。
でも、私はそんなことはないと信じています。
朝青龍は今の相撲界にはなくてはならない存在です。
そして、相撲界発展のために、一生懸命努めていることも十分に承知しています。
だからこそ、彼には今回のことをいい教訓にしてもらって、日頃の言動にもう少し気を配ってもらいたいと思います。
そして、なによりも、朝青龍と肩を並べるライバルの出現が不可欠でしょう。
これから、相撲協会や当事者たちと、週刊誌側との全面対決が始まると思いますが、私としてはいつまでもドロ沼戦争が続かないことを祈りながら、この件について触れるのはこれで終わりにします。
最後に、お口直しとして、先週のラジオでも読まれたちょっといい話をご紹介します。
日本相撲協会は、北海道夕張市民を励まそうと、夏の北海道巡業の中に夕張市巡業を企画し、協会側から夕張市にその意向を伝え、話がまとまりました。
北海道は、大鵬、北の湖、北の富士、千代の富士など、数々の名力士を生んだ相撲の故郷のようなものです。
その故郷で苦しんでいる街の、少しでも助けになればと手を上げた協会に、私は拍手を送りたいと思います。
巡業にかかる千数百万円の経費は協会が負担するそうで、これが夕張市再起の足がかりのひとつになればいいですね!