9月9日の総務委員会でドック中の一次産品の輸送について議題となっていた東海汽船のさるびあ丸が10月13日二見湾に入港14日に見学会がありました。
さるびあ丸は通常東京、大島、利島、新島、式根島、神津島の航路を走っている船ですが、橘丸やおがさわら丸のドック中は代船
として八丈島や小笠原まで航行することになりました。小笠原まで来るための一部近海資格仕様にするためには4億円ほど建造費が上がるそうで村が建て替え東京都が
建造費補助として払うことになった。ただし小笠原まで来るときは定員が200名程度になるそうだ。
この船の売りは
スーパーエコシップ「さるびあ丸のエコロジー」
4つのエコロジー機能を搭載し、より環境にやさしい船に。
- 1 気象・海象情報を分析する最新の航海支援システムを搭載。最適な運航計画で燃費を削減。
- 2 ディーゼル主機関1基1軸+電動駆動プロペラ(アジマス推進器)の「ハイブリッド方式」によって低燃費、低騒音、低振動を実現。
- 3 「電子制御燃料噴射装置」搭載で排気ガス中のCO2(二酸化炭素)、NOx(窒素酸化物)を減少。
- 4 燃費の削減、環境対策に「排ガスエコノマイザ」を装備。
東海汽船130年の記念に作ったマークだそうで島と島を結ぶ結を現わしているそうだ。
特2等はおがさわら丸の2等寝台と同じ感じ。
シャワーは男性女性合わせて6しかないようだ。
おがさわら丸にはない椅子席
2等和室は小笠原航路では使えないようだ。
一等寝台
デッキにステージ 夏の納涼船で使われるそうだ。
このカウンターも納涼船の時に店が入ってビールや焼きそばを売るようです。
総務委員会で問題となっている貨物収納スペース
東海汽船のコンテナは38個入るそうだが
各船ごとにコンテナの企画が違うためおがさわら丸のコンテナは15個しか入らないそうだ。
又、おがさわら丸のドックが働き方改革により今までより長くかかるそうで一回の代船では
一次産品の内地輸送に不安が残る。
とてもきれいな船で感じもいい、しかしおがさわら丸がいかにいい船か再確認できる日だった。