津村八柱神社

三重県道719号を伊勢から南伊勢に向かって走っていると

宮川と横輪川の出合の付近に津村という町があります。

そこの津村八柱神社に楠の大木があるので

寄ってみました。

車で走り抜けるときに

横目で見るだけでも大木なのはわかります。

かなりの巨木なのですが、

天然記念物などに指定されているわけではないようです。

神社自体はすごく質素な感じ！

八柱神社という名前から

おそらく明治時代に合祀されたものだと思います。

神社のお隣には宝寿寺というお寺

寺も神社も昔からあるような立地なのに

どちらも新しいのが不思議！

鬼ヶ城と白滝神社、そしてホタル！

R260で南伊勢町を走っていると押渕と言う集落に鬼の像があって、

以前から気になっていたのですが、

先日、山登りの帰りに車を停めて像の案内書を読んでみました。

すると昔、鬼が住んでいた洞窟があって、

住人に焼き殺されたという伝説があるとのことでした。

以前、周辺の地図を見ていて鬼ヶ城という地名を見ていたのですが、

それがココだったようです。

さほど遠くはないようなので、

数日後に時間を見つけて、ちょっと行ってみました！

国道から鬼の像を目印に押渕の集落に入り、

道なりに進んでいくと民家が無くなったあたりで案内板が出てくるので、

それに従い、さらに進んでいくと道路脇に変わった鬼の像があります。

↑鬼に見えない鬼の像

鬼の像から少し行くと鳥居があるのですが、

構わず真っ直ぐ行ったところに駐車場ありました。

鳥居に戻って、ここから出発！

まずは左に進んで鬼ヶ城へ！

地元の人からマムシがいたので気を付けてねと脅される（笑）

川沿いから山道に入ると一気に秘境感！

道は綺麗に整備されています。

実は、この辺りは先ほどの案内板にもあった通り、

暖地性シダ群落が国の天然記念物に指定されているのです。

それを示す石柱で境界が作られていました。

最近は天然記念物って言葉自体をあまり聞かないけれど、

昔はもっとありがたみがありましたよね（笑）

ちょっと山道に入っただけなのに、なんだかすげぇ～なぁ・・・

熱帯のジャングルに来た感じ！

天然記念物に指定されているだけあって

シダ類もちょっと他とは違う感じだけれど、

地層も入り乱れていて面白い！

↑ここが鬼が住んでいたといわれる鬼ヶ城の洞窟！

そこまで奥行があるわけではないけれど、懐中電灯が欲しいところ

伝説があるだけに黒く焼けた跡などが無いか探してみましたが、

よくわかりませんでした・・・

まぁ、伝説として楽しむのも面白いですよね！

お次は白滝神社へ！

こちらも地元に人に大切にされているようで、

凄くきれいに整備されている。

便利な場所にあったらパワースポットとして人気が出そうな感じ！

滝行に良さそうな白滝

道路に戻って鬼ヶ城のある山を望んでみると

木々の隙間に岩が見えました。

神社の横から山に登れるようなので、近いうちにまた来てみよう！

駐車場付近を歩いていて

なんだか蛍がいそうだなぁ～と思い

実は、この日の夜に同じ場所に出かけてみました！

真っ暗な道で車のライトを消してみると所々に光っていましたよ！

細谷地蔵の周辺が一番きれい！

よく見るとゲンジボタルだけではなくてヘイケボタルやヒメボタルなど

いろんな種類が混ざっているようで、

機会があったら詳しい人に聞いてみたい（笑）