ゆっくり一人歩き

いわゆる良い物ってどんなものだろう?考えるより、国宝を見るのが早いでしょう!国宝をゆっくり自分の目で見て廻ろう!

仙遊寺

2010-05-28 20:55:03 | 歴史
波切神社の港側の鳥居の近くに仙遊寺というお寺があります。



この仙遊寺は戦国時代に名を馳せた九鬼水軍の九鬼氏ゆかりのお寺なのだそうです。

仙遊寺のことは知らなかったのですが、九鬼氏のことは知っていたので、ちょっと中に入らせていただきました。



ちょっと読みにくいかもしれません↑が九鬼氏一族の五輪塔が残っているそうで・・・


↑これがその五輪塔!

中央部の五輪塔の地輪にかすかに文字が見えるのですが、なんて書いてあるのか?私には不明・・・

この日の〆の銭湯は伊勢に戻り、外宮近くの旭湯へ!



やっぱり下手な温泉に行くより、銭湯のほうが無難!

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だんだらぼっち

2010-05-27 21:21:23 | 神社
大王崎灯台から浜沿いの道を歩いていくと波切神社(なきりじんじゃ)があります。





さすがは岬にある神社で木造ではだめなのか?殆どの建造物がコンクリートです!




この神社では毎年わらじ祭りというのが行われるのですが、その祭りは畳一畳分もある大きなわらじを編み、海に流すのだそうです。


大わらじを流す大王崎灯台と波切神社の間にある浜↑


なぜそんな事をするのか?


ダンダラボッチの話をご存知だろうか?

私はなんとなく名前を聞いたことがあるような気がするのですが、まったく何の話なのか?ここに来るまで知りませんでした。

なんでもダンダラボッチとは一つ目の大男のことなのだそうで・・・

その昔、ダンダラボッチは波切の村に来ては悪さをしていたらしい・・・

それに耐え切れなくなった村人が一計を案じ、大きなわらじを編むことでダンダラボッチよりも大きな男がいるように見せかけ、ダンダラボッチを村から追い出すことに成功したんだそうです・・・

それ以来、村では毎年、大きなわらじを編んで海に流し、ダンダラボッチが近寄らないようにしているとのことです。




↑鯨石

竜涎香のことかと思ったのですが、どう見ても普通の石にしか見えません・・・ノジュール?・・・まぁ、竜涎香がこんなところにポンと置かれていたらすぐ盗まれますよねぇ~ww

そう言えば大阪の堺にマッコウクジラが揚がったらしいですが、竜涎香はないのですかね?




港側の鳥居↑



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大王崎灯台

2010-05-26 20:18:11 | その他
午前中で仕事を終えて以前から気になっていた大王崎灯台に行ってみました。

近くに有料の民間駐車場もあるのですが、私は300円をケチって漁港の一番端にある公園の駐車場に車を止めてテクテク歩くことにしました・・・まぁ、天気の良い日に港を散歩するのも良いもんです・・・

漁港から登っていくと細い道に海産物と真珠のお店が並んでいて、ちょっとした旅行気分に浸れます・・・

登りきった場所に灯台!



さっそく入場料200円を支払い中へ!






あんまり怖くはなかった・・・



今は携帯で海保に連絡出来るんですよね・・・

そう言えば小型船舶免許も一級になったけど全く活用出来ていない・・・いつになったらボートを買えるような身分になれるやら・・・ww




昭和2年の完成らしい・・・改修はしているのでしょが、灯台って意外と古い建物が多い・・・

隣にはミュージアムなんかもあります!



こちらは出来たばかり・・・灯台の役割が学べます・・・


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天の岩戸神社 志摩

2010-05-25 22:53:45 | 神社
また仕事で伊勢に行っていたので神社へ!

もちろん伊勢神宮にもお参りしましたが、今回は志摩市にある天の岩戸神社へ行ってみました。

神路ダムというダムの上流に位置していて、伊勢道路と呼ばれる県道32号沿いにある鳥居から細い道を入って行きます。

道なりに進んでいくとトイレ付きの駐車場があって、寂れた神社をイメージしていた私にはちょっとビックリでした。

駐車場からさらに参道が続いていて歩いていかねばなりません!



県道の鳥居からすでに三つ目の鳥居↑・・・

この辺りからは谷道になっていて、横にはやっぱり小川・・・ところどころ清められるように小川に降りれるようになっています・・・


四つ目の鳥居↓で到着!



↑本殿?


↑水穴

小さな鳥居の奥に洞窟があって、そこから『日本の名水百選』に選ばれている水が流れ出ています。

洞窟から流れ出ていると聞いていたのでチョロチョロ流れているだけだろうと思っていたのですが、予想以上の水量!どこからこれだけの水がでているのでしょう・・・?

名前に惹かれてやって来たのですが、神社自体はどうも新しいもののようで祭神もよくわからず・・・雰囲気のある場所なだけに残念!

水穴から流れ出る水は滝に引かれている。



滝の横に手形石↓・・・?!


岩に凹みがあるけれど誰の手形なのでしょうか?

天岩戸だけにもしかして手力男の手形?

そもそもなんですが、後世になって天照大御神を祀るのに探し出した場所が伊勢であるはず・・・伊勢が高天原とは何にも書いていないはずなんですけど・・・ん?ここは志摩だって?・・・う~ん・・・


まだ奥に風穴があると書いてあったので行ってみました。


↑風穴

自然に出来たものらしく奥から冷たい風が出てきています!

地元の人に聞くとまだ奥まで入った人はいないので、どこまで続いているのか解らないそうだ・・・この辺りは石灰岩質だということだし、神社の水穴にあれだけ水が流れている位だから、奥では鍾乳洞にでもなっているかも・・・誰か探検してみて下さいww




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智恩寺

2010-05-24 18:28:04 | 重要文化財
まだふみもせず、あまのはしだて・・・

何度も見ている天橋立なのですが、真夏に行ったら駐車場が混んでいたり、夜で真っ暗だったりで、詩のとおり、まだ一度も踏んだことが無かったのですが、今回初めて踏み入ることにしました!

五時を過ぎていたので智恩寺横の駐車場も車は少なく、帰り支度の人が殆どでした。

まずは智恩寺から!

横から入って参るのは気が引けるので本殿前を一度通り過ごして三門から入りなおす・・・



上層部にはもちろん宝冠釈迦と十六羅漢が居られるらしいのですが、通常、公開はしていないらしい・・・

三門から入ると左手に重文の多宝塔!



正面に本堂!



私以外にも参拝客がおられますがもう扉は閉まっています・・・

境内をウロウロしていると大きな宝篋印塔を見つけました!



和泉式部の歌塚なんだそう・・・歌塚って結構あるのですかねぇ~?


↑文殊の知恵の輪

知恵の輪をくぐると良いらしいのですが、一人でするには勇気がいる・・・途中で引っかかったらどうしようもないしね・・・・

そして、いよいよ天橋立へ!


↑廻旋橋



真っ直ぐ続く松の並木道は綺麗だけれど、天橋立はやっぱり外から見るもんですねww

向こう側まで歩いていきたいところですが、この時は船や自転車で向こう側まで行っていた人が戻ってくる最終の時間・・・少し歩いただけで戻りました。


この日の〆は汗を流しに天橋立駅の隣にある天橋立温泉知恵の湯に行きました。

う~ん・・・私が行った時は人が少なくてゆっくり出来ましたが、銭湯よりも狭い感じで立地条件以外はお勧めできない残念温泉・・・無料の足湯はいいかも・・・



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真名井神社

2010-05-23 18:38:15 | 神社
籠神社からさらに奥に歩いていった場所に真名井神社があります。

真名井神社は真名井原の語源と想像される重要な場所ですので、行かねばなりません!

人も居らず、案内板も少ないので、道を間違ったか?と思いましたが鳥居が出てきました!



鳥居から小川沿いの道を真っ直ぐ進んでいきます。

おそらく横を流れる小川の水が真名井からの神聖な水だと思うのですが、細くて寂しい限り・・・一抹の不安がまたも・・・



真名井神社!籠神社とは別名になっていますが、籠神社の奥宮ということらしい・・・



何故か地蔵様が祭られていた・・・案内板には、昔、津波が押し寄せてきたときにこの地蔵様がこの場所で跳ね返したとありました・・・

籠神社の由緒を読む限りで土地の名前の由来ともなっていて一番重要だと思っていた真名井は入り口すぐ横にありました!



ん!これ明らかにポンプかなんかで水を吸い上げているだけ・・・想像していたのと全く違う・・・よくある手水と変わらないし、重要視されていそうな雰囲気がないww



ここから少し登った所に社殿がありそうです・・・



籠神社では狛犬の代わりに龍が置かれている位なので水がキーワードだと思うのですが・・・



拝殿が一棟・・・何故かここにだけ狛犬・・・?



ここの御神体はすべて磐座のようで・・・





真名井神社に豊受大神が祀られていて、縁あって籠神社に天照大神が奈良から遷り、後に伊勢に遷ったとされている。
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籠神社

2010-05-22 21:32:04 | 神社
この日の目的地!籠神社です!

天橋立のこちら側に来たのは初めてなので、ちょっと戸惑ったのですが籠神社の鳥居の横に駐車場の入り口がありました。



鳥居周辺は想像していたより綺麗で新しい



由緒書は意外に簡単に書かれていて拍子抜け・・・まぁ、本当に由緒のあるところはこんなものでしょうかねぇ・・・



岩見重太郎が斬りつけたといわれる狛犬は重文指定!刀傷は右前足なので写っていませんww



神明造の社殿・・・もう時間が遅かったので参拝客はまばら・・・

ここでは社殿なんかよりも国宝の『海部氏系図』や縁起の書かれている『丹後国一宮深秘』などを見たいところですが、公開はしていないみたいです・・・



現在、残っている系図や由緒に関する文書が正しかったとしても、この籠神社が元伊勢だとは一言も書かれていないんですよね・・・

土地だけを見るとどうも違うような気がするのですよね・・・だってここに祀られていたのが海の神様ならまだしも豊受大神は食料の神様のはずなのですからね・・・やっぱり豊岡にあったんじゃないのかなぁ~?


↑水琴窟

ほんとどこにでもありますねww



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丹後国分寺

2010-05-21 17:06:36 | 歴史
成相寺から車で降りていくと麓には京都府立丹後郷土資料館があります。



府立ということでなかなか立派な建物!展示もガッカリというほどでもありませんが、すげぇ~って感じでもなく・・・でも入場料を取るほどではないと思う・・・企画展の狛犬についてのパンフレットはうれしかったww

でも、ここの目玉は展示物ではなくて建物に広がる広場にあります!



資料館前の原っぱはただの原っぱではなくて実は史跡なのです!

礎石も残されています・・・


↑五重塔礎石


↑金堂礎石

あれ?国分寺なのに五重塔?・・・礎石の配置もおかしい・・・心柱が無い・・・一番大きくて心柱のものらしい礎石が角にある・・・?

資料を読むと今の礎石の配置は再建時のもので当初の国分寺の伽藍はよく解っていないらしい・・・

それでも金堂からは天橋立が一望できる最高の場所にあって、『国分寺建立の詔』の記述のまんま!

でも、今回の丹後散策の目的にしている元伊勢に思いを巡らせるとちょっと疑問が出てきます・・・私は多くの人を養うだけの田んぼのある土地が元伊勢には必要だと思っているので、人家の少ないところに建てられたはずの国分寺の近くに元伊勢があったはずがないと考えてしまうのですよねぇ・・・?
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成相寺

2010-05-20 19:06:22 | 歴史
ゴールデンウィークに行った皇大神社で元伊勢のことが気になり、丹後に行くことにしました。

目指すのは元伊勢といわれる籠神社なのですが、その前に行っておきたい場所がありました。

まずは西国三十三箇所の二十八番札所である成相寺です!

お寺へ向かう道はクネクネの急な上り坂!数年前に行った海住山寺への道よりは幅が広くて少しはましか・・・?

ゲートで入山料を払い駐車場へ行くと本堂が見えています。



この日は本堂内で秘仏の蔵王権現像などが拝観できました。


↑鉄湯船

元々あった湯屋の湯船だったそうで、この鉄湯船は重文指定!されています。

本堂前の石段を下がると鐘楼・・・


↑鐘楼

悲しい?言い伝えのある鐘楼で、中にあるのは撞かずの鐘!

言い伝えというのは「あるお金持ちの家の夫人がこの鐘を造るにあたっての寄付を断ったのだそうです。その夫人が鐘の鋳造を見に行った時に、なんと!自分の赤子を過って煮えたぎる炉の中に落としてしまったのです・・・その後、この鐘を鳴らすと赤子の泣き声がするので鐘を鳴らすことを止めることにした」というものです。

う~ん・・・寄付をしないことによって罰が当たるって言うのも・・・・

鐘楼からさらに下ると五重塔がありました。



さらに下ると山門もあるそうなのですが、どのくらい歩かないとならないのか?解らなかったので、ここで引き返し・・・

車でない人は麓からケーブルで山門まで登り、そこからバスで五重塔辺りまで登ってくるそうです。

本堂横の駐車場から車でさらに登っていくと展望台があります。



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船岡山

2010-05-12 00:26:38 | その他
大徳寺を見終えてもまだ明るかったので車を駐車場においたまま船岡山に登ってみました。

船岡山には織田信長を祭る建勲神社があります。



山といっても丘というほうがピッタリくる様な低い山なので、石段をテクテク・・・テクテク位で登ってしまいます。



かっこいい狛犬です!


↑舞殿



本殿は桧皮葺の流造りでした。

明治時代の建築なのだそうですが、桧皮葺の屋根なので歴史がありそうに見えます・・・


建勲神社の鳥居の先に大きな石碑が建てられているのですが、ちょっと怪しそうな感じがしたので調べて見ると、あの出口王仁三郎に関係があるようです・・・

出口王仁三郎といえば亀岡の亀山城跡にある大本教なのですが、先日行った元伊勢の皇大神社にも関係しているようだし、この建勲神社では神職を務めていたこともあるそうです・・・興味はつきませんねぇ・・・


建勲神社の境内の周囲には赤い柵があって禁足地になっているのですが、その中に妙見社があったり、気になる祠があったりするのです・・・一体どういうことなのでしょう?


本殿の裏手は公園になっていて、低くても山だと主張しているように三角点があります。



船岡山にはラジオ塔なる物が残っているそうなのですが、これ↓もラジオ塔なのでしょうかねぇ?







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