ゆっくり一人歩き

いわゆる良い物ってどんなものだろう?考えるより、国宝を見るのが早いでしょう!国宝をゆっくり自分の目で見て廻ろう!

東大寺本坊経庫

2010-01-19 22:04:22 | 国宝の建築
先週の土曜日に奈良の国宝建造物で唯一アップ出来ていなかった東大寺本坊経庫の写真を撮りに小雪のちらつく中を行ってきました。

普段は公開していない東大寺の本坊経庫ですが私のような一般人でも見ることは出来ます!

一番簡単な方法は東大寺図書館から見る方法で、図書館自体は誰でも入れるし、窓から塀越しにですが本坊経庫がすぐ近くに見えます。また、図書館の職員の出入り口が経庫側なので開いていればそこからが一番良く見えますww

もう一つの方法は本坊大広間で行われる東大寺友の会の講演会(友の会会員と一緒ならば会員でなくてもOK!)に行くこと!今回、私はこの方法を採用することにしました!


春日大社の駐車場に車を止めて、鹿と戯れる観光客(この時期の鹿は冬毛であんまりかわいくないんやけどなぁ~ww)を横目に真っ直ぐに本坊の入り口に向かいました。



門の柵は鹿除けなので自分で開けて入ります・・・東大寺で入り口に人のいない所は大抵がこのスタイルみたいです・・・

講演の講師は森本東大寺長老で講演内容は『聖武天皇について』である・・・

参加者のほぼ95%は60歳以上と見受けられる・・・

さすがにお寺の講演会らしく最初は般若心経から始まったが、内容は宗教染みたことは全くといっていいほど無くて、歴史の勉強だった!班田収授法とそれにあたった官人の過労といった内容を選ぶなんて、私のような若輩者が失礼なのですが、さすがは東大寺長老と思いました!


で、本坊経庫はというと大広間の横の襖を開けるとまん前にある!


↑国宝!東大寺本坊経庫!

公開されていないのは場所の関係と校倉造の地味な建物だから要望が少ないからなのかな?


ここまで来たので大仏殿にも寄る・・・


↑寅年の守り本尊は虚空蔵菩薩なのだそうで・・・やっぱりブレた!><

帰りには囲いの外れた大極殿↓を見に行く!


まだ入れない・・・

しかしこんなの造ってどうするんでしょう・・・?

お土産物屋さん?

博物館?

今年は遷都1300年祭があるから奈良も人が多いかもしれませんねぇ~


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吉備津神社

2010-01-14 21:43:42 | 国宝の建築
せっかく倉敷にいるのだから岡山の国宝建造物を見たいと思うのは私にとってはごく当たり前・・・

岡山の国宝といえば吉備津神社と旧閑谷学校!

ネットで調べたところ、朝のあいている時間に旧閑谷学校に行くにはちょっと無理がある・・・遠くからならww見たこともあるし、ここは見たことの無い吉備津神社に行こう!

朝、早起きして倉敷駅から岡山駅へ!

ここで吉備線に乗換えなのですが、止まっている電車の扉が開かない・・・一瞬戸惑ったものの、こういう路線では自分で扉を開けないといけないことに気付き、難を逃れる!

大阪に住んでいると扉のボタンは触っちゃいけないと思っているので、こういうのはちょっと戸惑う・・・

当然のように目的地の吉備津駅は無人・・・それでもイコカは使えた!

便利になったもんですねぇ~!

駅を降りて左に行くと突き当りから参道がまっすぐ伸びていました。

長い松並木の参道を行くとようやく到着!



初詣の時期も過ぎているので人は少ない

石段を登っていくと隋神門!



ん?通常、神像の置いてあるところの正面に壁がある。そこに小さな窓が造られていて、近くで見ると厨子のようなものが置かれている・・・?う~ん、始めて見るタイプです・・・

さらに登ると拝殿・・・



と思いきや、実は絵馬殿!



神馬も収められていました。

拝殿はこちら↓でした!


近くて何がどうなっているのか?わからないので横から・・・


↑国宝!吉備津神社拝殿!


↑国宝!吉備津神社本殿!

一見すると本殿と拝殿が違う建物のように見えるのですが、国宝指定は吉備津神社本殿及び拝殿となっていて拝殿と本殿で一棟とされているし、設計上も一体のようです。

吉備津造りといわれる本殿の写真は何度も見ていたのですが、驚いたのは大きさ!・・・こんなに大きいとは思っていませんでした!

中に入れないのが残念!祈祷を受けると拝殿までは入れるみたいですが・・・

本殿の右側には重文の南隋神門から旧社務所門へと続く回廊↓


回廊の途中には摂社があります。

ちょっと早かったのですが商売繁盛を祈ってえびす社↓にお参り!


こちら↓は鳴釜神事の御釜殿!


この日も中を覗くと釜が炊かれていたのですがカメラはNGでした・・・


ここでタイムアップ!

本当は少し先にある吉備津彦の墓といわれる中山茶臼山古墳にも行きたかったし、吉備津彦神社に行っていないのも気になるし、吉備津駅の一駅先には秀吉の水攻めで有名な高松城址もぜひ見てみたかった・・・これはもう一度来なければならないでしょう!




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美観地区

2010-01-13 21:57:38 | その他
倉敷といえば美観地区!

仕事の前後に行ってきました!

倉敷に着く前に見ていた新幹線の時刻表↓


モデルは仲間由紀恵!

おや!美観地区じゃないですか!

ということで



ミーハーですみません・・・

ここで青い服の観光ボランティアの方にシャッター押しましょうか?と聞かれる・・・

さすがに仲間由紀恵と同じように撮ってとは言えずに断った・・・




さすがに美観!

周りのお店もしっかり観光地を演出していていい感じ!

夜には倉敷アイビースクエアへ!



夜間は人が少ないのにライトアップがされていました。

こんなに雰囲気が良いのにもったいない・・・
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阿智神社

2010-01-12 22:59:58 | 神社
あけましておめでとうございます!(遅いか・・・)

正月早々から仕事で倉敷に行っていました。

なので本年一本目は倉敷にある阿智神社!

阿智神社、この名前を聞いたときに私の頭の中にピンと来るものがあったのです!

阿智といえば阿知・・・以前に書いた池田の歴史を探索していたときに出てきた阿知使主でしょ!

こんな所でこの名前が出てくるとは・・・なんて面白い!

阿智神社ではどんな言い伝えがあるのでしょう・・・?

ワクワクしながら参拝することになりました・・・


朝、仕事の前に倉敷駅から商店街を歩いていくと



阿智神社への上り口!

阿智神社は鶴形山と呼ばれる小高い丘の上にあります。



まだ初詣に来られている人も多いみたいです。



本殿は普通の流造りと思いきや入り母屋造りの屋根・・・


↑本殿の左側には伊勢遥拝所!


↑右側には古代の庭園とされる磐座!

登ってくる途中にある観龍寺の案内板に鶴形山は妙見山と呼ばれていて観龍寺にある妙見宮がこの山の元の鎮守であり、阿智神社は明治時代に新設されたとあります。ということは、この磐座と阿智神社は関係が無く、この磐座が本来の信仰の対象だったのかもしれません・・・

肝心の阿知使主のことなんですが、阿智神社にあった案内板には応神天皇の時代に阿知使主が漢人を率いて帰化し、その一部がこの辺りに定住したとされているだけであまり得るものがありませんでした・・・

う~ん・・・残念!



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