~風に吹かれて~ by ポー(paw)

-人の中に 人の創り出した物の中に 動植物の中に 地球や宇宙の中に 魂の琴線にふれ 愛を感じながら 生き込みたい-

フデリンドウ(筆竜胆)~坪山5

2017-05-13 11:57:52 | ・植物

2017.4.29 山梨県上野原の坪山(1107.2m)へ行ってきました。

なかなかしんどい山でしたよ(笑

でも、いろいろな山野草を見ることができました。で、「フデリンドウ」。可愛い小さな花束のようで色合いも
綺麗でしたよ。あちこちで群生していました。が、群生場所がガレ場だったり、とても花など咲いていないような
斜面だったり。歩いていて、お!!!っという感じで楽しめました。群生場所の違いで花の大きさが違うのも発見でした。

フデリンドウ(筆竜胆 )

・リンドウ科リンドウ属の越年草。
・高さは5~10cmくらいになる。葉は対生し、形は広卵形で全縁、質はやや厚め。
 ハルリンドウにはある根生葉はない。花期は4~5月で、漏斗状の青紫色の花を、茎の上部に1~10数個、上向きにつける。
花は日があたっている時だけ開き、曇天、雨天時は、筆先の形をした蕾状態になって閉じている。
・日本では北海道、本州、四国、九州に、日本国外では朝鮮半島、中国、カラフトに分布し、山地の林内や日当たりの良い
 やや乾いた草原に自生する。by wikipedia


坪山・野山観察ハイキング(山梨県上野原市)~坪山6

2017-05-13 10:09:30 | ・ショートトリップ

2017.4.29 山梨県上野原の坪山(1107.2m)へ行ってきました。

なかなかしんどい山でしたよ(笑)坪山・植物観察ハイキングの登山編です。

一宮神社先の左側へ駐車。女性がいて、お金を払おうとしたら、どうやらワラビを販売している方のようで、
駐車場代は、ポールの貯金箱のような中へ。う~ん・・システムがちょっと分かり難くかったです。

上野原▶︎御岳神社前バス停▶️西ルート▶️坪山山頂▶️びりゅう館▶️学校前バス停  約4時間半 歩行距離 約4.5km

でも我々は、植物探しながらウロウロ登りをするので、7:30頃山に入り、びりゅう館でお蕎麦を食べ出たのが14:30。
一日かけて遊んだのでしたー。

坪山・西ルート入り口付近。
回転塔が懐かしいですね~。

未だ、ハナモモが咲いていました。新緑がとにかく美しい~。朝、着いた時の外気温は7度。ここまで来ると、季節は
まだ、ゆっくり進んでいるみたいです。

オオルリ 綺麗な声で鳴いていましたよ。

上野原市西原の集落

新緑に囲まれて・・・気持ちいい~

で、登山開始。ヒトリシズカがたくさん咲いていました。

川床の岩が黄色っぽいですね。黄銅鉱採掘跡が近くにあるので黄銅鉱を含んだ川床なのかなあ。

ナナフシの赤ちゃん(10mm位)

う~~~ん!小さいです。でも動きは大人と同じように身体を前後させていました。

坪山山頂 1107.2m

なかなか、しんどい山でございました。高低差650m位。

ミツバツツジも綺麗でした。

山頂がとても小さく狭いので「坪山」です^^

ほぼ山頂付近から富士山も拝めましたよ。

山頂からの尾根下り。右側は結構な崖で、下を覗くと新緑・山桜・新芽の淡い色合いが、ま~綺麗なこと^^

望遠で撮ると・・赤っぽく見えるのは若葉なわけですね。山桜の一種と思われ。 

若葉美し~

杉の植林の中、ど~んと一本、モミの木が印象的でした。

モミの種鱗
割ると香りがしましたよ。

う~ん・・・この地形はなんだろう。なんか人工的?堀のような城跡のような???調べましたが分かりませんでした。

左側は「エビフライ」と呼ばれているそうです。リスがかじった後の松ぼっくりの芯だそうですよ^^
確かに海老フライに似ている(笑

登ったり下りたり・・・尾根の高度が少しずつ下がってきます。大きく下がり始めるとその途中に枝ぶりの不思議な木々が
乱立しているエリアがあります。これは、地域の人たちが、炭焼き用に頻繁に伐採していたためとのことです。
この斜面の上にもフデリンドウが所々咲いていて綺麗でしたよ。

ちょっと異様な感じですね。

びりゅう館脇の水車 いい感じです。

イタドリの若葉

びりゅう館で食べた天ぷら蕎麦に入っていましたよ。赤い若葉は、若い葉の中の酵素などがまだ出来ていないうちに
強い日光をうけると葉の葉緑体が壊れてしまうことを防ぐためだそうです。葉緑素が吸収する光は赤い波長の光なので
これを反射して葉緑体に届かないようにしているそうです。イタドリでググると、サプリメントや漢方、食用といろんな
情報が出てきます。昔から人と関わりが深いようですね。

若葉のホントに美しい山でした^^