パピユ王国日誌 
文鳥の国「パピユ王国」のにぎやかな日々の記録。
 




 ピッコ、お食事中。そうそう。しっかり食べておいてね、今日は病院へ行くんだから。

 胸腺腫、再発。またぁ~?

 準備していると、ピッコちゃん、何を思ったか、水浴びを始めると言う。すでに水浴び容器に陣取っている。

 ピッコちゃ~ん!!これから病院へ行こうっていうのに、やめて~!!!と言って、水浴び容器を取り上げさせてもらった。

 そして病院へ行く。体重24,8g。羽がぶわぶわになっているので、てっきり張りぼてかと思いきや、結構重さがあるのね、と感心してしまった。

いつものお薬をもらう。貧血に気を付けて、くちばしの色が薄くなったらすぐに来てくださいと先生がおっしゃる。このお薬はよ効くけれど、それが難点。ピッコちゃんもお年だしね。

 2週間後に再診。

 幸い、食欲はある。水浴びをしようという体力、気力もある。病院で保定されたときにギャーギャー叫ぶ体力、気力もある。さすが、ピッコちゃん。


「何よ、失礼ね!」





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友人のお別れパーティのために作った鶏肝のテリーヌ。

焼く前。↓(左の小さいのは味見のためのもの。)


テーブルで、付け合せの野菜と共にお披露目したあとで、カットのために一旦、キッチンへ下げる。食べる直前に切らないと、切り口がたちまち茶色く変色するので、あらかじめ切っておいておくことができない。



7人の予定が、当日2人増えて9人になった。パーティーはこれが大変。人数の増減に対応できる料理でないと…。でもなんとか成功。「おいしかった!!!」と言ってもらえた。

当日含めて5日がかりで準備した甲斐があった。(テリーヌを3日寝かせた。)

でも、あぁ、疲れた~~~~。


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 パッパのお骨の新たな行き先が決まった。いや、決めた、というべきか?

 二つあった候補のどちらとも決めかねて、メリットとデメリットを書き出した。

 今朝、また心が揺れて、書きかけたブログを消した。そして今は、もうこれしかないという気になって、これを書いている。最終決定。

 手続きはこれから。納骨日程は未定。


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 毎年恒例の確定申告書を出し終えて、やれやれ、ほっと一息。申告書作成は、ネットで計算を全部自動的にしてくれるのでずいぶん楽になった。 昨年度は医療費が少なくて済んだ。よって、医療費控除はナシ。幸か不幸か。
 
 やることをやったらおなかがすいた。お昼は何を食べようかと思案首。冷蔵庫と相談して、スパゲッティ・シチリアーノにするつもりだったけれど、玉ねぎを一から炒めるのが面倒になって予定変更。

 いつもの、「昼定食」。ここでの「定食」とは、文字通り、「定まった」あるいは「お定まりの」食事。早い話が、ワンパターン。

 まずは、ブロッコリとコーンのスープ。幸い、冷凍ピュレにしたブロッコリがあったのでそれを使う。缶入りホールコーンをミルサーでピュレにする。ブロッコリとコーンのピュレを鍋にうつし、水と塩を入れて熱々にする。出来上がり。



 黒と緑のオリーブとアンチョビは刻む。

 パスタはバリラの1.4ミリ。ゆで上げ1分前に冷凍の刻み大根葉を投入。ゆで上げたらすぐに刻んだオリーブとアンチョビ、オリーブオイルと胡椒で和える。とっても簡単。ほとんど、子供の春休み料理。でも、すぐできて美味しい。オリーブオイルによって味が変わる。その意味でも面白い。


 

 山盛りスパゲッティになってしまった…。
 
 最近の結論。

 おいしい野菜といい調味料があれば、肉類は少しで済む。






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目覚ましのアラームが鳴った。すると、

「ぎゅるるるるrrrr!」(うるさい!僕はまだ眠いんだ!)とチャイカが一声。

ごめん、起こしちゃった?あ、でももう7時半なんだけど…。外の鳥たちはとっくに起きて朝ご飯を食べているよ。美少年ビジュウの兄だけあって、やっぱりわがまま。きれいな子なんだけどなぁ。


 話変わってこちらの画像:


花と緑と自然の情報センターとかいう長ったらしい名前のところで売っているそうな。
他にもたくさん種類があるそうな。


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あっという間に2月が終わった。仕事に忙殺されていた。でも誕生日はそれでもちゃんと来た。

 今月戴いたものの数々。(バレンタインのチョコもあるけれど。笑)




 自分から自分へのプレゼントはコンサート。ハーゲン・カルテット。演目はベートーヴェン弦楽四重奏の1番、16番、そして『ラズモフスキー』。これほど贅沢なプレゼントはない。

 こんなに完成度の高い演奏は本当にまれであるし、奇跡的だ。でもその奇跡を彼らは成し遂げる。文字通り全身全霊こめて演奏する、その姿は美しい。アンコールはなくていい。終演後のサイン会もなくてもいい。それほど集中して、全力投球で演奏している(ように見える)のだから。私たちは頭を垂れて聴かねばならない。音楽が祈りそのものなのであるのだから。

 友人との会食、楽しい語らい、いいワイン、充実した語学レッスンの時間、最高の音楽。ひとり静かに物事を考えることのできる時間。

 この数日の充実度と幸福感を考えると、仕事のことで不平不満を言っていた自分が恥ずかしくなった。こんなに恵まれているのに、何を不平を言うことがあろうか。神様、ごめんなさい。私が悪うございました。

 まだ少し仕事が残っているけれど、あのラズモフスキーの余韻を味わいながら、いただいた星の王子様のマグカップでホットミルクを飲んで、寝るとしよう。

 本質的なものは目に見えない。L'essentiel est invisible pour les yeux. 音楽は人生の本質を表している。そうだ、そうあらねばならない。Ja, es muss sein.

 今夜の気分はサンテグジュペリとベートーヴェン。なんという節操のない組み合わせであることか(笑)。





(補足:ミルクがなかった。。。


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