パピユ王国日誌 
文鳥の国「パピユ王国」のにぎやかな日々の記録。
 




 新王都のたたずまいはなかなかのものである。なにしろ窓から、「エッフェル塔」と「セーヌ河」の岸壁が見えるのだから。(笑)
 
 「セーヌ河」はともかくとして、「エッフェル塔」とは送電塔のことである。送電塔によくある「両肩」(「両袖」?)がないので、「エッフェル塔」と名づけたわけである。「見立て」とはおもしろいもので、あれはエッフェル塔だと思えば素敵に粋に見えてくる。

 「セーヌ河」を渡る路面電車に気を取られていて、今まで送電塔に気がつかなかったというのも抜けた話である。塔もそんなに近くではないので、さほど目障りではない。

 セーヌ河の向こうには「モンマルトルの丘」が見える。このあたりの夜景もまた美しい。セーヌ河を渡る「首都高速」のオレンジの灯、その向こうには「ムーランルージュ」の背の高いイルミネーションが幻想的な光景をかもし出す。最近は、ムーランルージュもイルミネーションが派手になったようで、頻繁に色が変わったり、点滅したりする。(笑)

 新王都は、都会の中にあって、なおかつ幻想的な空間の中に存在している。それはいかにもパピユ王国らしい。


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 ビジュウがしきりに隣の新タカラヅカ姉妹エメ・マリを気にしているので、3羽だけで放鳥した。

 ビジュウのお目当てはマリちゃんだった。
「マリちゃ~ん!マリちゃ~ん!」

 追いかけまわして、ご機嫌を取り、マリちゃんの後にくっついて飛ぶ。マリちゃんが乳母やのところにくれば、ビジュウも来る。マリちゃんがかごに帰ると、ビジュウも後を追って一緒にかごに入った。マリちゃんもまんざらではない。仲良くランチを摂ったその後、ふたりして乳母やのところにやってきた。

 「僕たち婚約します。」

 ビジュウのうれしそうな、誇らしげな顔。

 でも今日はとりあえず、いつもどおりに隣同士のかごに帰ってもらう。ビジュウとマリちゃんの同居はもう少し様子を見た後での話。

 何故って?だってビジュウったら、婚約報告に来た後で、今度はエメちゃんを追いかけているんだもの・・・。(笑)

 画像は仲良くランチ中のマリちゃん(左)とビジュウ。


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 環境が変ろうとも何のその。初めてかごら出てきたというのに、図太く、たくましいのはブラッシュ。ぶんぶん飛んでいる、いつも通りのブラッシュ。ちょっと人を食ったような表情は、子供のときから変わらない。(学園時代、パピユ先生の特別講義の際にサンタ帽をかぶっていて、パピユ先生を苦笑させたという伝説がある。)

 以前の王宮に較べると狭くはなったが、書斎に間借りではなく独立した文鳥部屋である。皆さんは今のところ、自分達のかごの周りにしかたむろっていないけれど、そのうち部屋の反対側に遊び場(ダミーのカーテンレール)を取り付けたら、そちらへ遊びに行くでしょう。

 画像はブラッシュ(右)・ゾルキ夫妻。


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 王国の皆さんは新王宮でご機嫌うるわしくなさっています。王宮にはまだ照明器具がついていないので、皆様は日の出、日の入りと共に寝起きする健康的な生活を送っていらっしゃいます。朝6時前から7時過ぎにかけての騒々しさは、旧王宮では見られなかったものです。隣の部屋を寝室としている乳母やは、寝ていられないほど・・・。

 遷都作業は予想以上に大変でしたが、たくさんの人に助けられ、なんとか「軟着陸」という感じです。王宮の皆さんを3泊4日預かってくださったDr.F夫妻には本当に何とお礼を言ってよいやら・・・。

 やっと時間ができ、ネット接続(設定)できました。プロバイダを変えたので、HPは以前のURLではアクセスできなくなっています。もう少ししたら新しいURLで見ていただけるようにしますので、少しの間ご容赦下さい。


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