いい日旅立ち

日常のふとした気づき、温かいエピソードの紹介に努めます。

今日9日は長崎原爆忌~安倍首相の演説~

2019-08-09 15:10:24 | 政治


今日、8月9日は、74回めの長崎原爆忌である。
被爆者のために、合掌。
長崎市長田上冨久さんは、平和宣言を読み上げ、
「核兵器が使われる危険が高まっている」として、
「核兵器禁止条約」を、早期署名、批准することを求めた。
これに対し、
安倍首相は、この問題を3年連続無視した。
なぜだろう?
ただ官僚の作文を読み上げただけだ、と言われても仕方がない。
逃げ回ているだけだ、と罵られないために、
国民に、はっきり意思表明するべきである。



韓国与党が、強硬姿勢をやわらげたことに思う~日韓関係の歴史~

2019-08-09 07:53:40 | 政治


韓国与党が、対日強硬姿勢を改めようとしている。
五輪ボイコットなど、自治体などの強い姿勢が際立っってきたからである。
そもそも、日本と韓国、朝鮮との関係の歴史は長い。
古代においては、中国の高い文化を移入する際、窓口になってっくれた。
その後、豊臣秀吉の侵略など、悲しい歴史もあるが、
交流は続いた。
韓国世論は、ときどきヒステリー現象を起こす。
今回も、その一例である。
ときがたてば、収まる。
政府レベルでのギクシャクはあっても、
草の根レベル、
特に若い人同士の強いつながりがあり、
絆が弱まっているわけではない。
これは、周知の事実で、
若い人が、ユーチューブなどで、
韓国の楽しい話題をよく知っていることも、その例である。
過去には、朝鮮戦争、李承晩ラインなど、
悲しい歴史もあるが、
人と人とのつながりは続いている。
今現在は、敵かもしれない。
しかし、
韓国人の50%はクリスチャンである。
聖書に書いてある。
「汝の敵を愛せよ」








配給以外を拒否して餓死した裁判官

2019-06-16 16:54:13 | 政治

第2次世界大戦後、軍人として高位であった者が、
コネを利用して、旧軍需会社等に籍を置き、
裕福に暮らしたという例は枚挙にいとまがない。
しかし、
海軍大将米内光政、井上成美等は、そうした行為を拒否し、貧しい生活をした。

さらに恐るべき法令遵守の人もいる。

第2次世界大戦直後、食糧管理法という法律があった。
乏しい米等の食料を国民に配分するため、
国が「配給制度」という法律を作って公平を期したのである。
しかし、配給の量はわずかであったため、ほとんどすべての国民は、「闇市」という場で食料を買っていた。

そんな中、自らも食糧管理法を適用する裁判を担当していたある裁判官が、
食糧管理法による配給だけで生活し、
栄養失調のため、餓死してしまった。
1913年に生まれ、1947年に亡くなった、
小山良忠である。

ほかにも、同様に餓死した人がいた。

東京高校ドイツ語教授 亀尾英四郎
青森地裁裁判官 保科徳太郎

現代の人たちは、このような人の話に、どんな感想を持たれれるだろう?













「グズ政」と「アーウー宰相」

2019-06-10 20:04:03 | 政治


日本には、「言霊」という言葉がある。
言葉の中に神が宿っている、という考え方である。
そのゆえもあってか、流暢に話す人への警戒感が生ずることもある。
とても頭のいい人が、スラスラ話さない場合がある。

戦前、戦中の米内光政がそうである。
当時の難関学校海軍兵学校の卒業生であり、
3か国語を身につけた、たいへんな教養人であったにもかかわらず、
公務や国会答弁でわずかしか話さない、という傾向があった。
そのため、「グズ政」というあだなを頂戴した。

同じように、
昭和の末期、宰相であった大平正芳は、
「あーうー」と、うなりながら、
ゆっくり話し、「アーウー宰相」と呼ばれた。
実際は、一橋大学を卒業したたいへんな教養人であり、
万巻の書を読んで咀嚼していた。

西郷隆盛をはじめとして、
立て板に水、と話す、とはお世辞にも言えない
すぐれた人々が、日本には、存在した。









井上成美①~最後の海軍大将~

2019-06-06 21:43:13 | 政治


最後の海軍大将、井上成美。

終戦直前の5月15日まで、海軍大臣米内光政のもとで、
海軍次官を務めた。
終戦に向けて、海軍次官として実力を発揮したのだが、
なぜか、その3か月前に海軍大将に任ぜられたのと引き換えに、
次官から更迭され、軍事参事官となった。

米内光政とは相性が良く、けんか別れではなかったらしい。

そもそも、彼は、広島県江田島の海軍兵学校で校長を務めていたのを
米内光政に懇請されてしぶしぶ海軍次官に就任したのである。
終戦に向けて鈴木貫太郎首相が時局の収拾に向けて動き、
昭和天皇も、日本降伏の意向をもっていた。

井上成美は、1989年生まれで、海軍兵学校を首席で卒業し、
エリートとして勤務にあたっていた。
当時の海軍兵学校に入学するのは、
現在、東大に入るより、はるかに難しかっただろう。
その、首席だから、
はやくから注目された。

米内光政は、日本の降伏を決意し、
鈴木貫太郎首相のもとで作業を進めていた。
その一環として井上成美海軍中将が次官に起用されたのである。

井上成美は、終戦への道を照らすために、
海軍の高木惣吉に秘かに終戦の方法を研究させた。

こうして、1945年8月15日の玉音放送がラジオで流され、
日本は、ポツダム宣言を受け入れ、無条件降伏をする。

次官時代、終戦を目指す米内光政大臣をつきあげ、
「もっと厳しくやってください」と叱咤し続けていた。

次官になる前の江田島海軍兵学校の校長を喜んで務め、
その仕事に打ち込みたいと言い張るのに、
海軍大臣の米内光政に懇請されて折れたのは、
前述のとおりである。

終戦時、物騒な雰囲気の中、
米内光政が、自ら暗殺されたときに
井上成美を海軍大臣にしたい、
と次官を辞めさせ、
大将にさせてしまったという説もある。
井上は、
大将になるためには
人格
健康
識見
功績
使い道
が必要で、自分には務まらない、
と2500字にのぼる意見書を米内光政に提出したが
米内光政がきかなかったのだという。

戦後は、三浦半島の長井で隠遁生活を送った。

戦前、
米内光政、山本五十六と組んで、対米戦争を避けるために精魂を傾けたひとである。












































































米内光政①~最後の海軍大臣~

2019-05-28 17:00:38 | 政治

幼い頃、また、学生時代、
優秀であったり、人格者であったりした人が
のちに名を成すとは限らない。
わたしのクラスメートの中にも、
大成した人はいるが、
茫洋とした凡人であったとか、
単なるガキ大将としか思えなかった、
とかいう人も多い。

戦前、戦中、戦後に米内光政という軍人、政治家がいた。
死して後、昭和天皇が、
「惜しい人を亡くした」と述懐したことが知られている。

彼は、海軍兵学校の卒業席次が、125人中68位で、
特に優れた人とはみなされていなかった。

その伝記を、阿川弘之(阿川佐和子の父)が、
小説「米内光政」として著した。

終戦時の海軍次官井上成美は、
80人にものぼる歴代海軍大将のうち、
「1等大将は米内光政、山本権兵衛、加藤友三郎の3人だけだった」
と言っている。

太平洋戦争前、英米との闘いを避けるべし、
と、海軍三羽烏が戦った。
米内光政、
山本五十六、
井上成美である。
この3人は、日独伊三国同盟にも強く反対し、
世界戦争を避けようとした。

にもかかわらず、日米戦争が始まってしまった。
開戦に反対した米内光政海軍大臣は、
「米英と戦えば、日本は敗れる」と
明言した。

昭和天皇も開戦反対であったようだ。

戦争末期、米内光政は、海軍大臣として、
終戦に向かい、全力で戦った。

鈴木貫太郎内閣で、
ポツダム宣言を受け入れ、
日本は、全面降伏。

もし、
日本が全面降伏しなかったら、
本土が戦場となり、
日本という国は滅んでいたろう、
というのは、もう定説と言っていいだろう。

その米内光政の人柄を、
少しずつ調べようと思っている。
































米内光政①~最後の海軍大臣~

2019-05-28 17:00:38 | 政治

幼い頃、また、学生時代、
優秀であったり、人格者であったりした人が
のちに名を成すとは限らない。
わたしのクラスメートの中にも、
大成した人はいるが、
茫洋とした凡人であったとか、
単なるガキ大将としか思えなかった、
とかいう人も多い。

戦前、戦中、戦後に米内光政という軍人、政治家がいた。
死して後、昭和天皇が、
「惜しい人を亡くした」と述懐したことが知られている。

彼は、海軍兵学校の卒業席次が、125人中68位で、
特に優れた人とはみなされていなかった。

その伝記を、阿川弘之(阿川佐和子の父)が、
小説「米内光政」として著した。

終戦時の海軍次官井上成美は、
80人にものぼる歴代海軍大将のうち、
「1等大将は米内光政、山本権兵衛、加藤友三郎の3人だけだった」
と言っている。

太平洋戦争前、英米との闘いを避けるべし、
と、海軍三羽烏が戦った。
米内光政、
山本五十六、
井上成美である。
この3人は、日独伊三国同盟にも強く反対し、
世界戦争を避けようとした。

にもかかわらず、日米戦争が始まってしまった。
開戦に反対した米内光政海軍大臣は、
「米英と戦えば、日本は敗れる」と
明言した。

昭和天皇も開戦反対であったようだ。

戦争末期、米内光政は、海軍大臣として、
終戦に向かい、全力で戦った。

鈴木貫太郎内閣で、
ポツダム宣言を受け入れ、
日本は、全面降伏。

もし、
日本が全面降伏しなかったら、
本土が戦場となり、
日本という国は滅んでいたろう、
というのは、もう定説と言っていいだろう。

その米内光政の人柄を、
少しずつ調べようと思っている。
































トランプ大統領は、本場所で何を着るか?

2019-05-24 19:42:25 | 政治


トランプ大統領が来日する。
政治問題の是非はともかく、
大相撲本場所で「トランプ杯」を渡すことが、
話題になっている。
仲間で話したとき、
「何を着るのだろうか」
ということが問題になった。
「羽織袴をあつらえてあげるのはいいのでは?」
ということになった。
では、祝辞をどうすればよいのか?
英語で賞状を読み、
通訳が訳せばよいのではないか、
との結論である。

対中問題はともかく、
何かと世間を騒がせる人ではある。
























裁判員制度10年め

2019-05-19 19:29:11 | 政治

裁判員制度が、10年目を迎えたそうだ。
10年前、高校のクラスメートが
日弁連副会長(裁判員制度担当)になったということで、
東京でお祝いの会を開いた。
本人は広島で仕事していたが、
今回の役割を与えられたということで、
1年間、東京に単身赴任することになった。
裁判員制度など、今の生活からは遠いが、
クラスメートが担当に指名されたことは、
正直、うれしかった。
10年たった今、
裁判員を経験した人からは、
「社会を知るための良い機会になった」
という感想が多いそうである。
政治や司法への関心が薄くなった今、
好ましいことだと思う。
























市議会議員選挙~運動たけなわ~

2019-04-14 20:27:11 | 政治


市議会議員選挙の運動が始まった。
身近な問題なので、
関心は高い。

今日、街を歩いていたら、
選挙カーから、
「候補〇〇さんの事務所の前をお邪魔します」
と歌っている。

思わず、笑ってしまった。

神奈川県知事と、同県会議員の選挙

2019-03-16 21:44:52 | 政治


神奈川県知事と
神奈川県議会議員の選挙が近い。
街には、
すでに選挙用看板が
設置されている。

各政党とも、
候補者を絞りながら、
淡々と準備をしているようである。

今は、宣伝カーで騒がしく飛び回ることは
少なくなった。

ネットや自転車に乗って旗を振るなど、
選挙運動のノウハウが、変化している。

元貴乃花親方は当選するか?

2019-03-11 20:21:10 | 政治


元貴乃花親方が、政界で立候補するのではないか、
という噂が広まっている。
相撲協会時代は、マスコミに徹底的にたたかれたが、
人気は凄いのである。
世間では、
国会議員選挙に出たら、
当選するのではないか、
という見方が多い。

本人は立候補を否定しているが、
大学等で講演するなど、
活動は広範にわたっている。

皆さんに聞いてみると、
「当選する」
という意見が多い。

果たして、どうなるのだろうか?

憲法改正に関するブログ雑感

2018-12-07 11:19:03 | 政治


憲法改正が
身近に感じられるようになり、
憲法改正に関するブログも
人気を誇るものが多い。

たいへん結構なことだが、
不安も感ずる。

保守、
中道、
革新
のブログがある。

しかし、
その数と多様性のために、

どう判断していいのか、
どのブログがすぐれた
意見を述べているのか、
判断が困難になっているのである。

まずは、

さまざまな立場を考慮した
基本になる本を読み、
基本知識を整理し、
どのブログを読んでも
自分なりに判断できるように
なるのが
大切である。

特に、
18歳から20歳までの
有権者は、社会と接する機会の
少ない人々も選挙権をもった。
軽視できない。

また、
憲法問題は、
さまざまな
法律改正や
社会的事件とも関連があり
それらをフォロー
すること、
憲法との関連を
理解することも
大切である。

総合的な話題を集め、
広い読者を確保しているのは、
次のブログである

Share News Japan

パックスアメリカーナは終わるのか

2018-11-17 20:14:13 | 政治


かつて、
パックスロマーナ
という用語があた。
古代の
ローマ帝国が
君臨したときのことである。

そして、

パックスアメリカーナ。

長い間続いた
アメリカが引っ張る
世界が、
ゆらいでいる。

中国、インドの
発展。
2国で、
世界の多くの人口を
抱え込むとともに
文化的影響を
強めている。

かつて、
インドは、
揶揄の対象であったが、
今は、先進国に
仲間入りし、
アメリカを
圧倒しそうである。

もうすぐ、
①アメリカ合衆国
②中華人民共和国
③インド、

という
世界経済となることは、
間違いない。
問題は、いつそれが
実現するか、
ということ。

時間の問題である。

そして、
2国が、
アメリカ合衆国をしのぐ
経済大国になるかもしれない。

選挙運動

2018-11-17 08:41:29 | 政治


わが街では、
明日、
選挙がある。

今は、宣伝カーなど、
はやらない。

各候補が
工夫して
選挙運動をしている。

‥‥‥

さて、私が中学2年生の時、
生徒会長選挙があった。

そんなもの、
興味はなかったが、
男の友人や
母親が勧めるから、
立候補しようかと思った。

父に相談しようとしたら、
毎日飲んだくれて帰り、
話もできない。
あとで、
「お父ちゃんには相談せんのじゃのう」
という。
飲んだくれの父の方が悪いが、
苦笑して、だまっていた。

クラスで、
わたしが
立候補した

大騒ぎになった。

女子が、猛反発。
「なんでわたしたちにそうだんしてくれなかったのか。」
「怪しからんから応援せんよ」

まあ、しょうがない。
関心などなく、
立候補申し込み期限の
10分前に
届けたのだ。

しかたなく、選挙運動をした。
と、
2年5組の女子たちは、
プラカードをもって、
学校中を
まわってくれる。
先頭になって
動き回ってくれたのは、
わたしの淡い初恋のひとであった。


支持者の男子や、
陸上部の先輩も
応援してくれた。

結果は‥‥‥

1位当選。
終盤、有力候補に
追い上げられたが、
わずかに
残った。

いいことばかりではなかった

自分の欠点ができてしまった。
教師たちが、
「別格」として
扱う。

もっと、平凡で、
ひとりの生徒として
暮らしたほうがよかった。

そのことは、
次の回に書く。

‥‥‥

明日の選挙は、
どうなるだろう??