アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

「世界一不味い鳥」捕獲作戦…

2012年08月15日 | Weblog
 「世界一不味い鳥」食べた人がいるからこのような愛称がついたのでしょう。…フラミンゴのことです。フラミンゴが食えるのかって?食べられます。肉にも、内臓にも毒はありません。これは、全ての鳥類に共通していることです。ですから、無人島に漂着したときなど、わけが分からない動物・植物を食べてはいけません。猛毒を持っている可能性がありますから。その点、「鳥」は安全ですから、たくさん食べてください。無人島に漂着して、どうやって鳥を捕るか?…うーん…鳥が近寄ってきたら、人差し指でグルグルと、渦巻きを描く…鳥は目を回して千鳥足になるので、その瞬間に捕まえてください。えっ?トンボじゃないって?まあ、可能性は無とはいえないということで…。(実際は、無人島の鳥たちは人間を怖れないので、簡単に捕まえられます)

 旭山動物園からフラミンゴが飛び立ったのですが、大手新聞のタイトルが笑えました。
 「脱走フラミンゴ…」「逃走フラミンゴ…」ですから!
 フラミンゴと、ダチョウの区別ができていないんじゃないのか?フラミンゴが走って逃げますか!
 「脱走したフラミンゴが、ただいま国道38号戦を西に走っております。笑いながら走っているようなフォームです。おおっと!ママチャリに抜かれました…」…あるかぁ?こんなコト!

 驚かされたのは、「9時間で230km移動した(朝日新聞)」ということ。休み休み飛んだのでしょうが、速いです。同じ鳥類でも、皇帝ペンギンの比ではない。(←脱走から離れられずのボケですから)

 動物園を飛び立った…つまり飛翔したフラミンゴは、現在コムケ湖にいるという。ふざけた名前の湖です。私の薄毛をからかったネーミングですね、「込む毛湖」「混む毛湖」…。
 捕獲作戦は、フラミンゴの群れる習性を利用したもの。おとりのフラミンゴを3羽用意し、飛翔フラミンゴが近づいてきたら捕まえようというもの。しかし、このおとり作戦は、あえなく失敗。旭山動物園は、「別の方法を考えて出直す」と。
 揶揄としては、「これ(放鳥しておく)は、旭山動物園の新しい展示法か?」…!

 早く捕まえてほしいものです。なぜかって?フラミンゴが本当に不味いのか確かめたい輩がいるからです。
「ワシントン条約で保護されているから、食べちゃだめだろう!」って?
 そ、それはそうですがぁ、フラミンゴを味見する絶好の機会でもあるのですけどね。
 あと、北海道には厳しい寒さが訪れます。フラミンゴ…この冬生きていけるかなあ?