アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

「出発信号、進行現示」の短縮形?!

2021年07月26日 | Weblog
 生きているときに使う人間の脳は、「持っている能力(脳力?)の数%」…これ、よく言われていること。そーゆー途方もない話ではなくても、知らないことってあるものです。
 
 「出発進行」、これ私は車を発車させる際に必ず口ずさんでしまいます。で、よくよく考えると、この四文字熟語はおかしい!(四文字熟語ではないのですがね)
 「出発」は分かる。「進行」も分かる。分からないのは、「出発進行」。どーゆーこと?出発は、当然進行。同じような意味を二つくっつけたもの。言い換えると、「昼食昼飯(ちゅうしょくひるめし)」「夕食晩飯(ゆうしょくばんめし)」みたいなもの。

 「出発進行」は、「出発信号、進行現示」の短縮形なのだと!知りませんでしたよぉ、この年齢になるまで!
 列車の運転士が、「停車中の列車を動かすに当たり、進行方向の線路が開通しているかどうか。つまり、信号機が「緑」になっているかどうかを確認するときに、指をさして、「出発進行」と言う。

 で、「出発進行」で、列車を動かしてはいけないのだそう。「出発合図」があって、はじめて列車を動かす。
 列車の信号も、「緑」は進めで、「赤」は、止まれ。なぜ?
 なんでも、列車が走る自然界は、「青系統」。情報伝達を青系統にしたのでは目立たない。よって、青系統の補色である、「赤」を最も重要な情報として使うようになったのだと。

 出発進行に、仲間がおりまして、「出発減速」、「出発注意」、「出発警戒」。これらの場合、動いても良いが、時速が決められている。「出発注意」を例に取ると、「時速40km~65km以下で通過してよい」という意味なんだと。
 早速、「出発進行」だけでなく、「出発減速」、「出発注意」、「出発警戒」も日常的に使うことにします。おもしろいから。

 いやはや、明日から入院。新型コロナが流行りだして入院シリーズがはじまり…1年半で、7度目の入院です。生きておれば3~4週間で「自宅退院」できそう。しばらく、ブログの更新ができません…。