逢坂地区の大堤!

四百数十年の伝統!うぐい突き保存会

うぐい突きは・・・

2016年10月02日 | 日記
肝心の「うぐい突き」の方は・・・
ぞくぞくと池に遊びに入ってくれています。

でも、やっぱり水が多い。 なかなか魚は捕れないようです。
横一列になっての作戦。

「うぐい突き」の目的の一つ、泥を攪拌(かくはん)させ、下流に流すことで泥の堆積を防ぐ事はできています。

こうすることで底に泥がたまらず、400年間貯水量が保たれてきました。

屋台村の目玉

2016年10月02日 | 日記
今年の屋台村の目玉は「おうさか屋」の「大堤の鯉焼き」です。(たこ焼きも売っています。)

地域名の「おうさか」繋がりで出店していただきました。ビックリするくらいタイ焼きにソックリですが、なんと!!今日限定で「コイ焼き」です!!!
違いは店主さんに聞いてみましょう。
↓なぜか看板やチラシは「たいやき」に・・・ミスか??(どう見ても鯉焼きと同じ品だけど)

もう一つの目玉、「亀井堂のパン」
うぐい突きは400年前に亀井玆矩公の朱印船貿易で伝わったと言われています。
亀井さん繋がりで出店。

亀井玆矩公が発明したとか食べたとか「うわさ」される鳥取県東部のソールフードです。
ちなみに亀井堂は創業114年目だそうです。
ちなみに亀井堂のパン職人の一人は逢坂地区出身です。


屋台村

2016年10月02日 | 日記
今年も「気高ウォーキング」と合同開催しています。ウォーキングのゴールは大堤池です。

ウォーキング参加者には昼食券がもらえるので、屋台村は一気に賑やかになりました。

逢坂地区とは思えないほどの人の数。
逢坂むらつくり協議会が野菜や果物を売ってバッチリ地域をPRしていましたよ。

地域への経済効果もバッチリ作戦通り。

うぐい突き保存会の店

2016年10月02日 | 日記
「うぐい突き保存会」の店。

朝6時から数百個のオニギリを握って、オニギリ「きぬむすび」と「うぐい突きカキ氷」を販売しました。

「うぐい突きカキ氷」の味は2種類。「大堤のきれいな水味」と「大堤の泥水味」。←味は想像にお任せ。どちらもおいしいですよ。

↑これは「きれいな水味」

よく売れまして、自己資金確保も作戦通り。(でも今夜の慰労会で消えていく・・・)



「トリピー」と「きぬむすび」

2016年10月02日 | 日記
道路では屋台村がオープンしています。「トリピー」と「きぬむすび」が遊びに来てくれました。

子供に人気です。

「きぬむすび」が「鳥取県産米きぬむすめ」をPRしてくれました。

一昨日刈り取って、昨日籾摺りしたばかりの「新米きぬむすび」をうぐい突き保存会が販売しています。

2個入り150円。たくさん売れました。

うぐい突き教室2016(おまけ)

2016年10月02日 | 日記
7月から5回にわたって行われた「うぐい突き教室」。最後に更なる将来に向けて「おまけ」のイベントです。

「うぐい」を持てない小さい子に向けて「魚のつかみ取り」です。「うぐい」で捕まえられなかった子にも挑戦してもらいました。

網の囲いを狭くしてつかみ取り! 

小さい時から池に入ってもらおう。→昔の子は小さい時から入って貝をとっていました。
池に入るのは逢坂の子にとって普通だぞ。→昔の子は「うぐい突き」を楽しみにしていました。肩まで水に浸かって大人についていったもんです。

小さい時から池に入ることに慣れ、「うぐい」が持てるようになったら本当の「うぐい突き」をやってみてね。って思いが込められた「おまけ」作戦です。

これで今年の伝統文化親子教室も無事終了です。
昨年よりも参加者が少なかったです。水が多くて小さい子には怖かったのかもしれません。見学者はいました。

こんなのじゃ物足りないって子は、この後、大きな池に入っていきました。

うぐい突き教室2016(5回目)

2016年10月02日 | 日記
今年5回目の「うぐい突き教室」。

伝統漁具「うぐい」の制作から「うぐい突き」まで体験してみようという教室。若い世代に伝統を伝えようというもの。
いろいよ実践編です。”制作は難しいけど「レンタルうぐい」で体験だけ”でもOKです。
「マイうぐい」を制作した子も当然入ります。

子供達が池に入って来ました。数年前までは子供が誰も入らなかった池。少しずつですが、伝統は途絶えずに継承されています。

網で囲ってフナが放流されています。初めは静かだった子供も元気な歓声があがるようになりました。

やってみると「うぐい」の重さ・大きさ・持ち手の位置や形・いろいろ考える事があって、あーすればもっと良いなぁって思いが浮かんできます。
来年は「自分専用うぐい」の制作に挑んでみては?



いよいよ池に

2016年10月02日 | 日記
開会式が終わっていよいよ池に入ります。
ですが、今年は池の水が多い! 昨日の雨、どころか9月が雨ばっかりで上流からドンドン水が流れてくるのです。今年の9月は異常なほど雨ばかりで稲刈りも進んでいません。

かつてないほどの水の多さで2016年の伝統漁法「うぐい突き」が始まりました。
「うぐい突き」は魚とりのことです。

始まりは「うぐい突き体験教室」です。
網で囲ってフナを放流しました。まずは池の中で実演です。

地元の名人が先生になってくれます。 うぐい突き保存会会長も自ら指導してくれました。

魚のとり方は実にシンプル。
★ひたすら「うぐい」を突く!★
↑これだけ。


ゲストの紹介

2016年10月02日 | 日記
ゲストの紹介がありました。
この冬 視察に行った南部町の浅井集落の方が7名いらしゃいました。代表して区長さんが挨拶。

続いて東京から。「日本テレビ」の「音のソノリティ」と言う番組の制作チームさん。
関東ローカルで10月23日放送。全国版は「BS日テレ」で10月26日20:54~です。日本の貴重な原風景と、その場所でしか聞くことができない「世界でたった一つの音」を楽しむ番組。ついに「うぐい突き」も(ニュース以外で)全国に紹介される時が来ました!

さらに東京から。「NHKサービスセンター」。
岩美町の「海と大地の博物館」で展示上映する3D映像を撮影してくれます。なぜか今まで県外の博物館ばかりでしたが、やっと県内の博物館に展示されます。

地元は「NCN」。「NCN情報ワイド」の取材です。明日の放送です。

(↑何だかテレビ局の紹介ばかりになってしまいました)

「うぐい作り親子教室」に参加して夏休み工作に「うぐい」を作った小学生の紹介。

鳥大の学生人材バンクも紹介させていただきました。

開会式の様子

2016年10月02日 | 日記
うぐい突き保存会の会長が挨拶をしたら、次は歴史の話です。「うぐい突き」は東南アジアから朱印船貿易で伝わったと言われています。

併せて農業との関わりのお話。「うぐい突き」は農業用のため池なのです。

続いて「うぐい突き」の実演。

初めての方でもわかりやすく楽しく、やり方を教えてくれました。

うぐい突き保存会の活動を紹介しました。
タイ王国とのホームステイ交流や芝桜による環境美化 の話。
(タイの皆さん元気かな?)




「うぐい突き2016」開会式

2016年10月02日 | 日記
10時になりました。「うぐい突き2016」の開会式です。うぐい突き保存会の会長が開会宣言です。

開会を知らせる空砲代わりに、鳥脅し用のロケット花火を打ち上げます。ってその位置からの点火危なくない?

って思っていたら案の定 自分に向って発射! 当たったのが腹だったのでセーフ!

笑い話で終わってよかったのですが、不安な開幕です。
事故が起きなければ良いけど・・・

「うぐい」の搬入

2016年10月02日 | 日記
会場準備が終わったら荷物の搬入。

8時30分、伝統漁具「うぐい」や地下足袋・たも等を要領よく運びました。

9時00分から屋台村の準備が始まりました。
本部や音響も設置できました。

学生さんと最終打ち合わせをして いよいよ開会式です。
ちょっと池の水が多いなぁ(嫌な予感)

会場準備

2016年10月02日 | 日記
大堤池の「うぐい突き2016」が始まります。
今年も天気予報を覆し、良い天気に恵まれました。

7時から道路は通行止め。
地元の方と一緒にテント建ての開始。7時30分には鳥取大学の学生人材バンクさんが20人も助っ人に来てくれました。

力を合わせて12張りのテントを一気に建てました。

その後、机と椅子運び。

1時間で会場の準備完了です。