日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~
このプラットフォーム上で思いついた企画を実行、仮説・検証を行う場。基本ロジック=整理・ソートすることで面白さが増大・拡大
 



 

 

最初に、当ブログが「SF」に求める重要な基準、を説明したい。

 

それは、「将来あるかもしれない未来」を垣間見れるか、どうか、という点。
この点って、とても重要!
(この後、問題発言に移る)

で、「スタートレック」はOKだが、比較では「スターウォーズ」はイマイチ、となる。
beyondでは、宇宙に浮かぶ巨大都市など、その点で堪能出来た。
一方のSWシリーズでは、そんな感じは全く感じさせない。

だから、あまり評価できない最近の数作 (本当は出来れば褒めたいんですyo!)


で今作。
地球から移住する宇宙船は、冬眠するパッセンジャーズを乗せ、開拓地へ。
その乗客は何と、5000人!
目的地の惑星に到着するまで120年!

ところが、予定よりも90年近く早く目覚めてしまう主人公たち。
絶望的で孤独な状況下で生き残る方法を模索せざる得ない...
その長さから引き起こされるドラマ。

これって!、ちゃんと「将来あるかもしれない未来」を見せてるじゃん!
という点で、今作は基本OKとなる。

 

個人的には、宇宙船のプールからの宇宙の景色(写真)や、無重力下の状態にハマった。


こりゃ、こんな経験するまでは、死ねないなー(笑)
(シンギュラリティが予定通りくれば、可能かもしれない)
こんなコト感じさせたSFは初めて!

 

主人公2人を演じるプラットとローレンスの出来も、まあまあ。
ラストまで、しっかりと SF を楽しんだ!

 

ただし実は、「異議」も、ある(メンドくさいねえー...)
それは、ラストにやってきた。

完全ネタバレなので、20行ほど空けます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


〜以下、ネタバレしつつ、エンディングへの異議〜

 


主人公たちは、片方だけなら可能な冬眠の機会を捨て、宇宙船で終わる人生を選択した。

 

 


となると、新惑星に着いた時、そこには彼らの「子孫」が迎えているべきなのだ!

というのは、それが人類の生存の超キホン的な姿だから...
なぜ、それを描かないんだろう...
それを描かないでどうする!?



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