日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~
このプラットフォーム上で思いついた企画を実行、仮説・検証を行う場。基本ロジック=整理・ソートすることで面白さが増大・拡大
 



公開時、上映時間が2時間20分もあるというので、実はちょっと焦っていた(笑)
が、始まって早々に「リドリー・スコット印で「つまらない訳ないじゃない」と悟る。

結果、極私的 2010年 映画鑑賞 ベスト10!(2010-12-29 アップ)  の上位に食い込んだ。
この作品のDVD・Blu-ray化。

ベスト10  の上位に食い込んだのも、じわじわ「リアルな男」になっていく主人公の演出が最高に痺れたから。
「ディレクターズ・カット版」で楽しみにしていたのは、16分追加で、2時間半以上あること。
脇役などにもっとスポットが当たっているのではないかと。


結果は予想とは違ったが、やはり周辺をフォローするシーンが多い。
個人的には厚くなる16分は、それぞれの出身が会話にも反映される「仲間」の部分かなと期待していた。
が、ふえていたのはマリアンとの関係及び、シャーウッドの森の仲間たちにからむ部分だった。

確かに映画では、ラストの展開に至る部分が端折られていた(気にはならなかったが)
「ディレクターズ・カット版」では、そこをできるだけスムーズにつなごうとしている。


これまでふれてこなかったが、エンディング・クレジットの映像も素晴らしい(写真)
(おそらく)実写をベースに、すべるような筆のタッチでクライマックス・シーンを表現しているアニメーション。
わずか数分なのだけど、残酷な中世の時代の闘いの瞬間を、次々と映像を切り取ってみせる。
ここだけでも血が騒ぐ(笑)
何度でも見返したくなるような、独特の迫力がある。

自分的には、今日また余震でいびられたように、落ち込んだ時に引っ張りだす1枚に仲間入り。
日本版のDVD・Blu-rayの発売は、今週の金曜の予定。


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