個別指導塾 ONE-S(ワンズ)のブログ

堺市上野芝にある個別指導塾です。進学から補習、不登校の子どもの学習サポートなど、さまざまな子どものニーズにこたえます

思いっきり楽しんでいこう!

2020-02-17 09:40:21 | 教室から
おはようございます。堺市西区の上野芝にある個別指導の学習塾ONE-S(ワンズ)の塾長の松下です。

先日私立高校の受験があり、各学校順番に合格発表があったのですが、見事全員合格しました!
みんな、本当におめでとう!よく頑張ったな!

そして大学受験の生徒も、受験した大学は全部合格しました!おめでとう!

私が受験しているわけではないのですが、いつになってもこの合格発表のときは緊張します。絶対に大丈夫なはずだ!と信じていても、何があるのがわからいのが受験です。私自身も大学受験で、合格した大学より偏差値が15以上下の大学に落ちましたし、これまでの生徒の中でも「安全圏」だと思われた子が不合格になってしまったことは少ないですがゼロではありません。ですから、生徒から「合格したよ」と声を聞くまでは、緊張しますし、正直落ち着かない日が続きます。

「これだけ頑張ってきたんだからなんとか合格させてあげたい」「まだこんな幼いときに、不合格という悲しい思いはさせたくない」そんな気持ちでこの受験期は生徒と一緒に頑張っています。

併願の生徒は、まずは第一関門を突破したので、次は大本命の公立受験に向けて頑張っていこうな。問題の質も変わり、問題に慣れるまでは不安になるかもしれないけれど、一緒に乗り越えていこう!残り約1ヵ月、お互いに全力を尽くして、悔いのない受験をしようーぜ。君たちならきっと大丈夫だから。

そして私立専願の生徒は、学校の課題などもあり、もうしばらく塾に来てくれる子もいるけれども、とりあえずここでいったん塾は卒業やな。生徒本人だけでなく、親御さんも「ありがとうございました」と、とても丁寧なご挨拶に来てくださいましたが、こちらこそ感謝でいっぱいです。こうして、私の塾を見つけてくださっただけでなく、最後まで私を信じて塾に来てくださったこと、本当に有難いです。

「先生に会えたから頑張れた」嬉しいです。でも「君たちがいたから私も頑張れたんだよ。」 「君たちが頑張っていたから、君たちが一生懸命だったから、何とか役に立ちたいと思ったんだよ」本当にありがとう!

受験校を決めるときにとても悩んだ子もいました。不安で不安でたまらなく、苦しんだ子もいました。でも今はみんないろんな重圧から解放されて楽になったよな。それは他の誰でもなく、君たち自身が頑張った証なんだ。受験校も悩んだけれども、そうして悩んで出した結論は必ず正解だから自信を持って歩いていこう。そして学校に対していい思い出がなかった子も、ここから新たなスタートだ。これまでのことなんて関係ない。思いっきり楽しんでいこう!

勉強のことはもちろん、進路のことや就職のことや、人間関係のことや、なんでもいい。なにか困ったときにはいつでも連絡しておいでよ。卒業してもみんなは大切な教え子だから、俺なりに一生懸命相談に乗るから。みんなが楽しく高校生活を送れることを心から願っているからね。

そして公立受験のみんな。まだまだ苦しい受験勉強は続くけれども、みんなの力を最大限引き出せるよう、君たちが受験の日に不安ではなく楽しんで行くことができるよう頭フル回転で教えていくんで、体調面にだけ気をつけてな。最後まで突っ走っていこう!

ONE-SのHP



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こんなに頑張ったんだから大丈夫!

2020-02-06 09:39:54 | 教室から
おはようございます。堺市西区の上野芝にある個別指導の学習塾ONE-S(ワンズ)の塾長の松下です。

私立高校受験がいよいよ来週の月曜日にあります。

受験が近づくと、それまでなかなか勉強に対するモチベーションが上がらなかった子も、目の色を変えて必死で勉強に取り組みます。宿題を出してもほとんどしてこなかった子が、自分から「勉強するプリントが欲しい」と言ってくれます。そんな熱い気持ちがこちらに伝わらないはずはなく、私の方もより気合が入ります。受験期にはほとんど休みらしい休みはありませんが、それでも「疲れた」という気持ちをはるかに超えるほど教えることの充実感を得ることができます。こんなにも頑張っている子たちを、なんとか希望する高校に合格させてあげたい、その思い1つが私に力を与えてくれます。

志望校が決まっていたり、目標が定まっていたりする子であっても、勉強を頑張り続けるというのは難しいことです。ONE-Sにも、私が驚くほど勉強を頑張っている子が何人もいます。いろんな誘惑がある中で、それに負けずに勉強することがどれだけ大変かを私自身が経験上わかっているつもりですので、いつも感心させられます。

一方でそれほど勉強に打ち込むことができずに、定期テスト前であってもあまり勉強に集中できない子もいます。どうしてそれほど勉強しないのか?理由はいくつかあるでしょう。具体的な目標がないこともその1つです。なんのために勉強するのかがわからない。その証拠に、こうして「受験」という明確な目標が見えてくれば、この子たちも一生懸命勉強をすることができます。

もう1つは、やはり「あきらめ」の気持ちが大きいかと思います。

私は中学校も高校も部活に所属していました。ですがどちらも3年生になる直前で辞めています。中学生のときは「受験勉強したいから」というはっきりとした理由があったのですが高校のときは違っていました。「あと1年しか高校生活がないんだからもっと遊びたい」という気持ちが半分、もう半分は部活内での地位というかランクが低く居心地が悪かったからです。私は柔道部に入っていました。もともと格闘技を観るのも好きで、高校に入学して迷わず柔道部を選びました。初めのうちはいろんな技を覚えることができて、どんどん強くなっていくのが嬉しく、筋トレにも励み、毎日放課後のクラブが楽しみで学校に通っていました。

ですが、私の体はおそらくスポーツには向いていなくて、柔軟性もありませんし、バネもありません。気持ちの面でも強くないので、柔道のような格闘技はもっと向いていなかったと思います。同級生がどんどんと黒帯を取得していく中で私は取り残されていきました。なんとか頑張って黒帯をとることができたのですが、今度はまた別の問題が。それは後輩ができたことです。2年生になり新入部員がたくさん入ってきてくれ、仲良くなっていったのは嬉しかったのですが、半年を過ぎたあたりから、後輩に勝つことが難しくなってきたのです。それをバカにしたりするような子なんてもちろんいませんでしたが、私にとっては屈辱で、これはもう無理だという気持ちになったのが辞めた大きな理由です。

頑張っても勝てない、自分にはその才能がない、そんな場所ではなかなか頑張ることが難しいですよね。私が根性なさすぎるというのもあるでしょうが、勉強においても同じようなことが言えると思うのです。私がなぜ中学生のとき、あれほど長時間の勉強をすることができたのか。どうしても行きたい高校があったというのもありますが、テストはいつも学校で1番でした。それが優越感を得ることができ、さらに勉強に対するモチベーションを高めてくれたのは間違いありません。当時の私の成績がそこまでではなければ、あんなにも多くの勉強を絶対にしていなかったでしょう。

ですから、「あきらめている」状況の子たちに、ただ「もっと勉強頑張れ!」と言ったところで、効果なんてほとんどありません。そして間違った勉強方法、たとえば言われるからしかたなく、嫌々問題集をしても集中できていないので効果はあまりありません。そうすると、「せっかく勉強したのに全然点数が変われへんやん。やっぱり自分には才能がないんや」といった悪循環を引き起こします。

私のスポーツ能力に関しては間違いなく低いんです。だから頑張ったところでできるようになりません。ですが、子どもたちの勉強の場合はそうではなく、力はあるのだけれどもこれまでその力を引き出す練習をしてこなかっただけ、あるいは間違った勉強方法でしてきたため力を引き出せていないだけということが十分に考えられます。それなのに、「自分はできない」という「あきらめ」の気持ちでいっぱいになっているのはもったいないです。彼らに必要なことは「やればできる」という自信を持ってもらうことです。それには大きな目標を達成する必要なんてないんです。何か1つ、それまでできなかったことができるようになる、その積み重ねが自信に繋がります。

そしてもう1つ大切なことは、他人と比べないことです。自分でライバルを見つけて、その子に勝つぞ!という形ならそれは理想的ですが、周りから「〇〇君は何点とったよ」「〇〇さんは△△高校に合格したよ」などと遠回しであってもそういうことを聞かされると、すでに自信のある子は「負けてられるか!」という気持ちになりますが、そうでない子は「そうなんや。すごいなー。でも自分には無理やわ」と戦意喪失します。

ONE-Sではこのように、いろんなタイプの子どもがいるのだから、全員を同じように指導するのではなく、その子の学力や性格などに応じて、より最適・効果的と考えられる指導法を見つけていくことに重点を置いた指導を目指しています。そのために私も、もっともっと勉強していかなければなりませんが。

みんな。いよいよ私立受験やな。本当によく頑張ったきた。めっちゃ感動してるよ。きっと大丈夫だから、あとは体調だけ崩さないように気をつけて土日のテスト対策勉強頑張ろうな。

ONE-SのHP

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