ととろサンのひとりごと

【観たり聴いたり旅したり】からこちらへ。旅やアメリカでの話、趣味のことなどなど・・・自分の覚書を兼ねて。

TVでおなじみ「街角ピアノ」が太宰府駅にも。

2021-10-28 08:35:36 | 日々の中で

  厳重警戒宣言が解除されたので「歌舞伎の会」の友人が訪ねてきた。太宰府駅に迎えに行ったら・・・TVで楽しみに観ている【街角ピアノ】の風景が駅の片隅にあった。小さな駅だから、TVで放映されるような、ドラマチックな雰囲気ではないけど、丁度二人の女子大生が連弾していた。太宰府には幾つかの大学があり、生徒さんたちが乗降の合間に、ピアノに向かうことが多いという。名のあるピアニストの演奏ではなくても、優しい音色が駅の構内に響くと、心地よい空間になる。二日市駅で乗り換え間違えて(太宰府は脇線なので、私も引っ越ししてきた最初の頃に、一度ポカして朝倉街道まで行ってしまったことがある)予定より長く待っていたが、ベンチに座ってピアノの音色に耳を傾けていたら、アッという間に時間が経った。

   ハローインパアフェなど。                     

早々にお参りを切り上げ、御笠川沿いを散策して、レストラン【ノエルの樹】でランチを取りながら、歌舞伎など舞台公演の話が弾んだ。彼女は宝塚も大好き。遠征してくる(神戸から)ズカフアンのために、ゲットしにくい宝塚のチケット(前から4列目が手に入った)を入手してあげたので、物凄く喜んでいた。私は小・中まではけっこう宝塚に熱上げて、博多に来演したのは全部見たかもしれない。八千草薫・有馬稲子なども観た。(6,70年前の話である)なんと古いことよ!!

【ノエルの樹】は100種類ものパフェがあることで有名だ。童話のような楽しいネーミングや飾りのパフェがあり、孫達は帰省の度に「今度はどれにしようか」と。今はハローウインのパフェが人気かも。季節や行事に合わせてマスター(シェフ)が作っている。女子学生や若いママさん達・子供たちに人気の店。手ごろなランチもあり、彼女はクリームコロッケのせカレー、私はカレー風味ドリア。主菜は8種類から選べる。パフェが付いてくる。(パフェも小さいが選べる)私はマロンパフェを(画像)

この店からは徒歩5分。我が家で「コーヒータイム」ご隠居さんがマスターで。おなかいっぱいといいながら、お菓子つまんでお喋り。二階のMYRoom(元長女の部屋)通称「歌舞伎部屋」でもいろんな資料や画集見ながら、またお喋り。女性の楽しみは【食べること&お喋り】納得(笑)

 こんな時間が持てたのも、コロナ減少のおかげ。このまま鎮静化してくれますように!マスクや三密はちゃんと、ちゃんと、守らないといけないけど、気持ちはだいぶ楽になった。

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やっと秋らしい気温に・・・

2021-10-17 14:27:28 | 日々の中で

早朝の空気は爽やかなのに、昼間の気温は30℃を超す日も多く、真っ青な空は秋らしく澄み切っているのに、暑さは真夏並み。またもや、気象台始まって以来の10月の高温だそうである。

半月過ぎた今日は、やっとやっと日中も秋らしい気温となり、昨日までの半袖から慌てて長袖に。居間にも暖房カーペットを敷いた次第だ。今年の秋は短く、すぐに初冬の季節がやってくることだろう。地球温暖化が進んでいる証拠か。太宰府は「亜熱帯化」しているねと友人と電話で話す。月下美人が10月半ばの今まで莟を付けている。真夏の花なのだが。

  小さなシーサー。築40年を超す古びた我が家の玄関に、友人の畠からのコスモスとこんもり咲いた小菊が、秋の色を添えてくれる。

 秋桜を投げ入れた壺は、沖縄の古酒が入っていた沖縄の【壺屋焼】これまた何十年前のかな。でも何となく好きでずっと玄関に鎮座ましている。門柱のシーサーと一緒に。シーサーは悪霊退散・守り神。「沖縄の方ですか?」「いえ、博多っ子です」(笑)沖縄転勤中、医療の遅れで私は酷い目にあったのに、沖縄の人達が、あれ程の辛い戦争の犠牲になったにも関わらず、大らかな明るさを失わないその南国らしい気質や美しい自然に、私達も娘たちも魅せられてしまったのだろう。

コロナ厳重警戒宣言が解除されるまで、外出も控え、友人との集まりも、サークルも、公的な機関も休止だったが、三密気を付けて、一泊こんな遠出をしてしまった。

 娘のFaceBookから。

自他共認める歌舞伎好きすぎる私の母親(80代)が緊急事態宣言延長でギリギリまで悩みに悩んだ末に「でもこの配役でのこの舞台は二度と無い」「次があっても、その時に私は居ないかもう行けん!」「舞台の幕が上がるのだから観たい!」と一念発起、厳重警戒の上で、歌舞伎を観に上京しました。私がフルエスコート&福祉タクシー運転手を務めました。
・二人ともワクチン2回接種から2週間経過済
・羽田空港に車で送迎、公共交通機関不使用
・銀座の五つ星ホテルの広々としたダイニングでランチ
・歌舞伎座至近のよく行き届いたホテルに宿泊
・歌舞伎座第三部観劇(両隣空席にしてありました)
・夕飯はお弁当を買って帰って部屋で・朝はホテルで
・歌舞伎座第一部観劇(両隣空席)
・空港向かう途中の芝公園のベーカリーカフェでランチ
・羽田に送り届けて自宅に無事帰着。
立ち寄った先はすべてきちんと感染予防対策がなされて
おり、密な場所に身を置くことはせず、私の家にも立ち寄らず、
私としか同道しない一泊二日でした。
無事に送り届けて、現状二人とも体調に異変はありません。ものものしい書き方ですが、母娘水入らずで好きな芝居を楽しみ美味しい食事と雰囲気も味わい、幸い天気にも恵まれた
プチ女子旅となりました。 第一部の演目じゃないけど、良い「江戸みやげ」になったようです。
歌舞伎の感想はまた母がじっくり書くと思いますし私もまた項を改めて。(一部も三部もとても良かった!)(すでに歌舞伎ブログにUPしました・・母)
 
  9月、特に見たかったのは四谷怪談(仁左衛門・玉三郎)昼の部は芝翫・勘九郎・七之助など中村屋一門、梅玉・魁春。
ホテルの24階からは皇居のお堀や建物が見える。久しぶりにドアボーイさんに迎えられ、ゴージャスなコースを。たまにはこんな「命の洗濯」もいいものだ。コロナで苦労している方達には申し訳ないけど、戦争体験した昭和の女は、現代の若い人が体験しえない苦労を味わってきた。走り抜けて老年と呼ばれるトシになり、穏やかな生活をそれなりに送れるのは「人生はちゃんと帳尻があっているもんだよ。苦労は必ず報われる」子供の頃に聴いた祖母の言葉を思い出す。
 アメリカ在住の娘は時々帰国するので、一緒にあちこち行けるが、横浜の娘とは母娘での一泊旅は思いがけないことだった。
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10月の歩みが始まりました。

2021-10-01 15:42:08 | 日々の中で

 コロナ緊急事態宣言、全国的に解除となる。感染者も減少を辿り、明るい兆しが見えてきたが、ウイルスは全滅したのではないから、まだまだ【ウイズ・コロナ】の日常は続くだろう。今まで通りに三蜜を避け、コロナ対策を怠りなく、外への第一歩を踏み出さないといけないなあ。

 横浜在住の娘から、どっさりの冷凍食品と大分のカボスのお裾分けが届いた。カボスは友人から10キロ頂いたそうで、嬉しい悲鳴とカボスの香りに包まれながら【ケーキ用のピール(皮の砂糖漬け)】【カボスシロップ】【カボスポン酢】などなど・・・楽しく作業したようだ。lineに来た画像を少し。 冷凍品は「たまには手抜きしたら。珍しい料理もあるようだから試してみて。コロナ禍の助けにどうぞ」と。たまにはインスタントやレトルトも使うが、持病のこともあるので、余り使わないが、面白そうなので、ちょっと味わってみようかな。

      

大分の名産カボス。四国は徳島名産のスダチ。カボスはスダチより香りが高く、スダチはカボスより酸味が濃い・・・と言われたりするが、同時に味わったことはないので、比べようがない。どちらも鍋物や焼き魚には欠かせない美味な風味ある柑橘類。これもまた秋の味覚。「松茸の土瓶蒸し」に絞ると、一段と美味しくなる。と言ってもマツタケには庶民の私は自宅では手が出ない(たまに外食でお目にかかる位で)ので、エノキだけをたっぷり散らして、エセ土瓶蒸しを作ったりする。お出汁を美味しく作れば、案外イケルものになる。以前広島に住んでいた頃、かなりの量の松茸を届けて下さった方があった。たっぷり焼きマツタケを楽しんだのは、昔・昔のことだ。娘にもら ったカボスで早速、お昼に「冷やしカボスうどん」を作った。しぼり汁をたっぷり、四国風(ご隠居が四国で食べて美味しかったのでと)生醤油とおろし大根。あはは、昨夜の残りをちょっと添えて。量的に多いのはご隠居、私は少なめに。うどんは頂き物の四国徳島の半田細麺。細いが腰はしっかりしてうどん自体に甘味があり、カボス醤油とおろしに絡めて、なかなか美味、のど越しが爽やかだった。

 この日は友人が「愛媛から栗が送ってきたので」と栗ご飯を炊いて届けてくれた。大分や四国の秋の味を楽しむ食卓となった。我が家の秋は食べることから・・・やってくる(笑)

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おやまあ、もう10月!

2021-10-01 15:34:43 | 日々の中で

今年の9月は早足に過ぎていったような気がする、コロナ家籠りの時間は長かったはずなのに。9月の終わりに「月下美人」が花開いた。今夏は莟は何度もついたのに、、ちゃんと開花しないままにしぼんでしまっていた。我が家からお嫁入した友人宅などは、あちこちで「月下美人の夕べ」となったようだが。

 

 沖縄の社宅の庭にあった月下美人、南国特有の薄明りの夜に銀箔の花を咲かせていた花、初めて出会って、その大輪の美しさと馥郁と匂いたつに魅せられて、2枚の葉をこっそり持ち帰り、ご隠居の父が育て、まだ珍しい花だったので、ご近所や友人達と「月下美人の宵」を楽しんだものだった。

 義父がなくなり、受け継いだご隠居が植え替えたり、増やしたりして、花好きなところへお嫁入させて、喜んでいただいている。なのに、本家の我が家は、今回9月末の7輪の莟だけが、いつものように大輪の花を咲かせた。もうダメになったのかなと思っていたので、ほっとした。何が原因だったか?雨の多い夏だったので、雨に打たせすぎたのかも。45年という長い年月、咲き続けて疲れたのかな?(月下美人はご隠居撮)私達住人も、いささか、人生に疲れてきた気もする。ウイズコロナの世の中にどう対応して、残りの人生を生き生きと過ごせるのか、咲き匂ってくれた銀色の花を眺めながら、いささかの惑いの心と向き合うととろさんだった。

 

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