雨ばかりだった8月、9月は晴れの日が続き、空の色も雲の形も、さわさわと吹く風も初秋の色合いをみせた。早朝散歩も、ひんやりした空気が心地よく、少しずつ色づく木々や茜色に染まる空に心奪われた。
コスモスや水引草も秋の青空のもと、小さく揺れて気持ち良さそう!
そんな美しい初秋を愛でる中、御嶽山の大噴火!一瞬にして巻き込まれた人達。私の周りにも、こよなく山を愛する友人達がいるから、他人事とは思えない。自然の驚異に身を震わせながら、画面を見つめるばかりだった。今日10月2日現在で、死者47名。まだ増えるかも知れない。消防や自衛隊、救助に当たる人たちの苦労・・・亡くなられた方達の鎮魂を祈るとともに、救助活動の方達にただただ頭が下がる。
9月、10月は【毎日が日曜日族】の私でも、何かと忙しい。と言っても地域福祉お世話役などは卒業(世話される方?になったということかな)したので、例年よりは暇ではあるが。
・秋のお彼岸 お墓詣りなど。
・8月、12月はお休みという、ゆったりサークル(でもこの会30数年続いている)二学期?始まる。
”枕草子”数年かけて全巻熟読。講師は仲間のGさん、有難う!なかなか全巻通して読むことはないので、興味深く楽しかった。
9月からはご隠居さんを講師に【四文字熟語ものがたり】漢文、漢詩大好きなご隠居さんの第一回はなかなか面白かった。四文字熟語、日常茶飯(あ、これもそうだ)に使っていても、故事来歴知らないことが多い。その成り立ちにある、物語はなかなか興味深い。
・【西島伊三雄原画展】 太宰府天満宮宝物殿で開催中(11月30日まで)
西島さんは「博多のもん(者)なら、知らん人はなかろうや(ないだろう)」というグラフィックデザイナー。
心がほのぼの和む童画ばかりでなく、色々な賞を受けたポスター数々、地下鉄や博多座、かっての西鉄ライオンズのロゴ(今はソフトバンクで使われているかな)、その作品などは枚挙にいとまがない。
博多商人文化連盟の発起人でもあり、博多を愛する、楽しい(仕事は厳しい)が人であった。太宰府天満宮先代宮司さんとの交遊も深い。その関係で天満宮のお守りや七五三の千歳あめには、西嶋さんの愛くるしい動画が描かれている。
31年前に発刊の絵本「てんじんさま」が復刊されたのを機に、原画展と偲ぶ会が天満宮余香殿で開かれた。太宰府歴史の第一人者森弘子さんが、文章を書かれて縁での開催。
西島さんの業績をスライドなどで紹介、長男の雅幸サンと森弘子さんのトークを交えながら、博多のもん(者)らしい、楽しい演出で会場は笑いの渦。。博多町人文化連盟に所属の、玄人はだしの芸達者な【笑和座】の皆さんが、鳴り物、博多の歌・踊り、博多仁和加、寸劇などを披露してくれた。普段はボランティアで施設などを回ったり、勿論本業は皆さん、別にあるのだが。西島さん、森さん、博多弁でのトークも仁和加も見事でした。
9月最後の月下美人、11輪!咲きました。
9月26日、三度目の月下美人が咲きました。一度に11輪!二人で眺めるのは勿体ないなと【月下美人を愛でる夕べ】と今回も洒落て、三度目の月下美人の集いを。ご近所の方や友人達と。我が家からお嫁に行った月下美人も、今夜同時に開いていることでしょう。友人から「4輪咲いたよ」と電話がありました。クローンというか、月下美人は時を同じくして咲くのです。
夜7時半ころから徐々に開き始め、10時ころには銀白の満開の花が。馥郁とした香があたりに漂います。夜明けにはしぼんでしまう一夜限りの花。【月下美人】とはよく名づけたものだなと思います。
不思議ですねえ。
敬 老 会
我が地区の敬老会。77歳以上が招待者です。子供達がお迎えに。皆さんの笑顔輝いていますね。最高齢の出席者は92歳のMさん。シャキッとしてとてもお元気です。
ご隠居さんはカメラマン、出席者全員のスナップを、皆さんにお届けします。
この笑顔と元気、生き生きとした皆さんに私達の方が、活力を貰うような気がします。私などまだまだ【はなたれ小僧】なんでしょうね。