狂人の頭の中

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徳兵衛の狂人日記 「『コロナ禍』で自制出来ない人たち」

2021-01-11 22:55:58 | 狂人の頭の中


別に「自粛警察」気取るわけではありませんが、
今日は各地で成人式の祝典が開催されたり、またネット配信や中止といった
所もあったようです。
放送各社の報道では、今年の年始よりは人通りは少ないものの
前回の「緊急事態宣言」下よりは東京の各地の人出は3倍前後あったようです。
経済活動や娯楽、観光などの人出は減ることもなかったわけです、ハイ。
ニュースで毎日感染者数や重傷者数、そして死亡者数が報道されているが
すっかり「麻痺」してしまって行動抑制の手段ではなくなっている。
国も国で地方の首長からの要請でなければ「緊急事態宣言」は発令しない
という姿勢がはっきりと現れており、すっかり「中央政府」の役割を果たしていない。

では、国民個人の自制意識と中央政府、地方自治体のどちらが「問題」であるのか?
言ってしまえば「どちらも」と言わざるを得ない。
私自身、毎日報道される「感染者数」や「重傷者数」、「死亡者数」の中で
どれを見ているかというと「重傷者数」、「死亡者数」の2つです。
やはりというか「感染者数」と「重傷者数」、「死亡者数」は密接な関係が
あるようで、「感染者数」が増えると「重傷者数」、「死亡者数」も
比例して増えている様子がはっきりと現れている。

以前にこのブログで書いたと思いますが「これは戦時下といっていい」という
趣旨にことを書きましたが、当初は得体も知れないウイルスを恐れていたため
自粛、自制が進んでいたが、今やすっかり「対岸の火事」という意識が
まん延している。
有名人がこの「新型コロナ」で死亡し、ショックを受けていたことも
頭に残っていないようです。

新型コロナで亡くなった 故 志村けんさん

国は「夜の飲酒を含む飲食」を目の敵にしているが、『一番の敵』は
自制出来ない国民である。
トランプ大統領やブラジル大統領のジャイール・メシアス・ボルソナーロ が
「新型コロナ恐れるに足らず」と声高らかに宣言はしたもの
自身が罹患することにより自国の感染対策に躍起になって世界から嘲笑された
ことも報道されたが、今や「自分(日本国民)が同じである」ことには
全く気づいていない。
「チケットがあったから」(観劇した人)、
「空いているからいいかな、と」(都心の買い物客)などなどの
やはり「当事者意識の欠如」言うほかない。

TVではニュース番組でキャスターが「外出の自粛を!」と呼びかける一方、
30分後には「日本各地の名店グルメ」を2時間枠で使われるままの
タレントが紹介していたりする。
『ナンセンス』と言わずして何であろうか?

こういう事態になると「人間の賢さ」、「人間の愚かさ」がむき出しになるが
私に言わせれば、今の事態は「バカ丸出し」という状態である。
これ以上、愚かさをさらさないで欲しいと思う。





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