おかるとのヲタク日記

咲 -saki-、ラブライカ、百合、true tears、かなふみ、ガルパン

最終回まで視聴した後で見直す 第5話「おせっかいな男の子ってバカみたい」Aパート

2008-06-17 | true tears
第5話「おせっかいな男の子ってバカみたい」 Aパートです。



冒頭、比呂美さんがマフラー装着してます。
季節が少し寒くなってきたことと、このマフラーが重要なアイテムになることを示唆してますね。




学校で、鶏舎側の樹のところで、乃絵を探す眞一郎。
そこへ乃絵登場。
「居るかな?と思ってさ…」
「居たよ」
「居ればいいんだ…特に用は無いんだ…」

うーん、なんて電波チックな会話。
眞一郎的には、「付き合ってやってくれ」と言われたことと、比呂美は4番が好きということに囚われた結果、何とはなしに、やってきたくさいですね。
そこへ、「ご飯。一緒に食べる?」と乃絵。



驚いた眞一郎は「なんでお前と一緒に食べなきゃならないんだよ…」と言うも、乃絵の表情が曇ってしまったので、慌てて、
「男と女が一緒に食べるのは…変なんだよ」
特に部活とかが一緒でない限りは、まあ世間的に冷やかされるからですね。
でも、そんなことはお構いなしの乃絵。
「何で変なの?」
乃絵は、世間の眼など、どうでもいいと考える娘ですから、それは何で?と思うのも無理はない。
「付き合ってもいないのに………、そういうのは、友達と食べるんだよ」
今ひとつ、回答になってないですね(笑)

そして、たぶん、樹のところに来た、本当の理由を言います。
「あのさぁ、兄貴からなんか言われなかったか?」
「何を?」

純は、どうも乃絵に何も言っていないようですね。まあ、そりゃそうです。本人にはわからないように暗躍しているわけですから。

そして、矢継ぎ早に、眞一郎に提案する乃絵。
「放課後…一緒に帰る?」

これまた、付き合ってもいないのにと思う眞一郎ですが、4話とかで一緒に帰ってるのに(苦笑)

「(麦端祭の)踊りの稽古があるから、駄目だ」
という眞一郎に、驚く乃絵。
「そんな凄いこと、どうして黙っていたの?」
乃絵も何気に地雷を踏みました。眞一郎にとっては、踊りはやらされているだけのことで、父親コンプレックスの原因でもあります。


―――お昼休み。



グラウンド階段のところで、朋与を待っている比呂美。そこへ現れたのは…乃絵でした。
驚く比呂美さん。そりゃそうです。現在の比呂美にとって、もっとも心配なのは、眞一郎の心が乃絵に向いてしまうことですが、その当人が登場したわけですから。
でも、乃絵にしてみたら、友達になりたいと言っていた比呂美の(嘘の)希望を叶えるためですから、特に他意無し。

「友達はおかずを交換する」という乃絵に、タコさんウィンナーを候補にした?比呂美ですが、乃絵の視線が刺さったらしく、ミニトマトに(苦笑)
もう、完全に乃絵ペースです。押されてますね、比呂美さん。
そこへ朋与が来ますが、そりゃもう、気まずい時間が流れていきます………。

放課後。
下駄箱のところで偶然、比呂美を見かけた眞一郎。



「今日、部活休みなの…」

うわー、比呂美さんの対眞一郎専用Voice。可愛い声です。嬉しそう。
ここは、もう内心、「もしかしたら…」っていう淡い期待を持ってる笑顔ですね。

比呂美からは積極的に声をかけられない事情があるから、眞一郎から声をかけてもらえるのは、比呂美にとって小さな幸せなんでしょうね。
眞一郎は一緒に帰ることを選択しました。ここは偉い。まあ、比呂美は部活があるから、通常、一緒に帰ること自体が、あり得ないのですから、チャンスではあります。



でも、乃絵に見られてるし。「(踊りの)稽古があるからって言ったのに…」
その通り。眞一郎、まさか乃絵と帰らないようにするために、という理由で、比呂美と帰るという消極的理由ではあるまいな?

眞一郎を見かけた三代吉ですが、比呂美と一緒と気づくや、声をかけない。空気を読める男です、三代吉は。




しかし、それを愛ちゃんに言ってしまうのは、いかがなものか(苦笑)
ダブルデートを持ちかけるも、愛ちゃんのノリは悪い。いや、当然ですね。愛ちゃんは隠してきた眞一郎への気持ちが蘇りつつあるのですから。
と、愛ちゃんのセーターに気づく三代吉。凄いよね、彼女のことをよく見ている。マメな男です。
「愛ちゃんのことは何でも知ってる」という三代吉ですが、愛ちゃんの今の心境は知っているか?でも、三代吉はあくまで積極的、ポジティブシンキングなので、知っていて敢えてということもあり得る。
「ちょっと地味過ぎねぇ?」
ああ、また比呂美の(仲上家の立場上仕方ない)趣味は地味だと言われてる(笑)



話の流れが、ヤバイ方向へ進んできたと感じた愛ちゃん、話をちょっと変えて、「あなたもセーターくらい買ったら?」
ここで三代吉、欲を出して「愛ちゃんの手編みがいいなぁ、とか言ってみたりして」
そして愛ちゃんの答えは、たぶん、予想外だったのでしょうね。「いいよ」

この愛ちゃんの答え。眞一郎と比呂美が一緒に帰ったという話を聞いた後なので、”やっぱり比呂美ちゃんのことが”って思ったからですかね。ここでは、眞一郎への想いをまた、隠す方向に向かっている感じです。

そしてAパート、比呂美の幸せタイム。



下校中、仲上の職人さん?から冷やかしを受ける二人。「昼間っから、お熱いですよぉ」
職人さんからしたら、比呂美はもう眞一郎のお嫁さんという認識なのかもしれませんね。
でも、他人は、当人たちの心情を知らないから、残酷なことを平気で言ってしまうものです。
比呂美は好きと言ってはいけない、眞一郎は比呂美が4番を好きだと思い込んでいる。それでも偶然生まれた幸せな時間なんですね。

「海の方……行こうか…」

「海の方……行こうか…」

比呂美の提案は、明らかに、他人に、この幸せなひとときを邪魔されたくないからですね。
ここの声もまた、可愛い声です。魅惑の名塚Voice。いいなぁ。



「えっ!」
眞一郎は驚くわけです。4番が好きなはずなのにって。海岸デートは、二人だけになりたい、つまり、単に一緒に帰るっていうレベルじゃないですからね。んー、眞一郎、そこでもう一歩踏み出してほしいなぁ。

とても幸せそうな比呂美さん

この二人の海岸デートは、特に会話らしい会話はないのは、もうシリーズ全体で共通です。
特に比呂美さんにとっては、ハチクロの理花さんよろしく”一緒に居られることが幸せ”なので、気の利いた会話とかは、必要ないんですね。
そして、家に帰ってしまうと、この時間が終わってしまう。
だから、比呂美さんは、海をみて、ずっと微笑んでいるわけです。幸せ満喫タイム。この時間が永遠に続けばいいのに。



しかし、眞一郎は「寒っ」と。
自分のせいで、眞一郎が寒くなったと気づいたのでしょうね。比呂美はマフラーを眞一郎にしてあげます。



なんだかんだ言いつつ、すんなり受け入れる眞一郎。マフラーをしてあげる、そんな行為も、比呂美は幸せなんだろうなぁ。
ここの比呂美さん、完全に新妻モードというか、新婚さん予行演習ですね(笑)



乃絵に続き、比呂美にも暖かくしてもらった眞一郎。
「なんだか、悪くない…」
受け身なのは、まあ、しょうがないとして、「悪くない」っていうのは、やっぱり比呂美を諦めようとしているから出る言葉なのか、諦め切れないから出る言葉なのか?

しかし、比呂美さん、ここで地雷を踏む発言を。
「踊りの稽古、今日は無いの?」
「眞一郎くんが花形かぁ」
でも、乃絵の時とは、ちょっと違う眞一郎。
「良かったら今度…」
これ、地雷でありつつも、比呂美に、踊りの稽古を見に来て欲しい感じですよね。
この会話の流れだと、デートに誘う感じでもないし、4番のことも解消されたわけじゃない。そしたら、合法的に比呂美を誘えるのは、踊りの稽古を見に来てもらうこと。
自信がないことや、父親コンプレックスを振り切ったのですから、比呂美のマフラー作戦は成功しました。

しかし……



自ら逆走してしまう比呂美さん。
「今日ね……、お昼休み、石動乃絵が来て、『友達はお弁当のおかずを交換する』んだって」
ああ、なぜ、この良い雰囲気の時に、自ら乃絵の話題を持ち出してしまうのか………。

はっとする比呂美さん

「石動乃絵を紹介してくれって頼んだのは私の方………(はっ)」

自らの発言で、二人の幸せタイムから、現実世界に引きずり戻されてしまいました(泣)。



これは、もう小さい頃から、眞一郎への想いを隠す癖が付いていることによる、条件反射的行動としか。
眞ママの気持ちを感じ取っていただろう比呂美さんは、知らず知らずのうちに、眞一郎への好意を隠す行動が身についてしまっているっぽいですね。

帰ろ…

「帰ろ…」

この一言に、幸せな時間が終わる残念な気持ち、”私って馬鹿ね”という自嘲的な気持ち、そして枷のことを忘れてはいけないという戒めの気持ち、様々な気持ちが込められてます。
true tearsは、一言の台詞に、もの凄いたくさんの種類の気持ちが込められているので、一回見ただけではわかりませんね。

家の近く。



「石動乃絵っていえばさぁ、あいつ、本当に変な奴だよな。まぁ、悪い奴じゃないけど」
それを聞かされた比呂美さん。
ちょっと視線を落とすのは、仕方ないところ。っていうか、眞一郎よ、なぜ乃絵を話題にする(苦笑)
そんな比呂美さんの視線の先に、眞ママを発見。
眞一郎は鈍感なので、全然気がつかないが、比呂美的には内心「やばい、見られてしまった」というところでしょう。
眞ママは、職人さんから、何気に一緒に帰ってることを聞かされたっぽいか。
「坊ちゃん、比呂美さんと仲良さそうに歩いてましたよ。羨ましいですねぇ」なんて余計な一言を言ってしまったくさい(苦笑)

家の中…



「はっきり言ってなかったけど…、外を一緒に歩くのは止めて欲しいのよ…」
眞ママ、やはり、眞一郎を比呂美ママ似の比呂美に取られてしまう畏れ?比呂美ママへの嫉妬?
「そんなんじゃ」
比呂美としては、単に一緒に下校してきただけなのに。
そして眞ママのお小言の最中に、
「わかりました」
と言って切り上げる比呂美。
ここで、眞ママ、ちょっと驚いてますね。今までの比呂美だったら、途中で切り上げることは無かったんでしょう。

比呂美としては、「言われなくても、わかってます。私は(枷のために)眞一郎君を好きになってはいけないんだから」
という、少し自暴自棄というか、捨て鉢な感じ?
それとも、(たぶんそれは後付の理由であろう)家の体裁云々を言う眞ママの、本当の気持ちを、うっすらと見抜いているから?

そして、それを障子越しに聞いていた眞一郎。
この時、眞一郎の気持ちは、比呂美を諦めなくては、という方向に向かってしまったくさいですよね。
自分が比呂美を諦め、比呂美に彼氏ができれば、比呂美が解放されるという幻想。

翌朝。
乃絵はお弁当を作ってる。タコさんウィンナー。
「ウィンナーは嘘つき。本当は赤くないくせに」
この嘘つきは、眞一郎だったり比呂美だったり。



そして、お昼。グラウンド階段に比呂美の姿はなく。
体育館で一人練習中。お昼抜きか…。
比呂美は悩んでいるときは、必ず身体を動かして、なんとか吹っ切ろうとしますよね。
そして、キャプテンは、たぶん比呂美のそういう癖を知っている感じがしますね。だから心配になる。
6/25発売のドラマCDで、そのあたり何か描写があるでしょうか…?


比呂美さんお怒りのBパートへ続きます。


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