かずこの想い

日本共産党区議会議員ぬかが和子の日々の出来事や想いを綴るページ

代表質問③国保料の大幅負担増は許さない!

2011年02月28日 | 議会
代表質問の紹介第3弾です。
写真は、議場の自席で再質問をして区に迫っているところです。

区長は今議会で国民健康保険料改定案の提出を予定していますが、単なる値上げではなく賦課方式を旧ただし書き方式に変更するため、大幅な負担増が区民に追い打ちをかけます。

「23区統一保険料で、値上げは一人当たり平均5180円、経過措置の2年間は1374円の値上げ、値上げになるのは2~3割」、と区側は説明していますが、板橋区の試算で6割以上の世帯が値上げになることが、明らかになりました。

「障がい者・お金のかかる大学生がいる」「高齢者を扶養している」「扶養家族が多い」「医療費や介護費用の負担が多い」「住宅ローンを抱えている」など、困難をかかえ所得控除や税額控除がある人ほどその値上げ額は大きくなります。

例えば40代の5人家族で子どもが3人、うち一人が障がい者、一人は大学生、住宅ローン返済中の年収450万円の家族の保険料は、今までは所得割がゼロ円でしたが、二六万五千円になり、総額22万円だった保険料が46万円に跳ね上がります。一方で、所得の多い人は値下げになります。

もともと経済基盤の弱い国保加入者なのに、他の社会保険よりも重い負担で「高すぎて払えない」状況です。今でさえ滞納世帯が4分の1も占めるのに、旧ただし書き方式への移行により、さらに「払いたくても払えない」世帯が生まれ、区の収納率も低下しかねません。

こういったことを紹介しながら

1,控除や社会的困難が多い家庭ほど値上げ幅が高くなることがいいと思っているのか、区はどう考えているのか。
2,打撃的な大幅値上げになる世帯も生まれる中、国や都に対し責任を果たし補助を増やすことを求めるとともに、区としても負担軽減を行うべきです。減免制度の預貯金要件の緩和などとともに、保険外で支援を行う考えはないか。

これに対し、「1」には全く答えず、制度の解説をしただけ、あまりにひどいので、再質問をしました。
「2」については、国や都には求めるけど、それ以外は拒否です。区民の生活実態を考えていない冷たい答弁に怒りが湧いてきました。

やる気になれば、支援の拡大はできるのに、お金もあるのに、やろうという気がない、そこが問題です。

ちなみに、地域でいろいろといいことをいっている議員がいると思いますが、この代表質問で、負担の重い国民健康保険料についてふれたのは、日本共産党区議団だけでした。区民の声をまっすぐに届ける、あきらめずに届ける、その日本共産党区議団の役割、大きいと痛感しています。区民のくらしを直視してほしいと、心から思います。

西新井3丁目の特養ホーム、ル・ソラリオン完成!竣工式に来賓参加

2011年02月27日 | 高齢者
待望の西新井3丁目の特養ホームが完成し、内覧会と竣工式が行われ、来賓として参加してきました。


特養ホーム入口。「竣工式会場」と掲示されています。


1Fの多目的スペースが、竣工式会場です。
理事長が挨拶しているところ。
私も区議会議員としてご紹介されました。大島よしえ都議も参加されていました。
近隣からも、北町会会長、第3団地自治会会長が参加。他にも連携医療機関や私も顔なじみの地域の医療などの関係者が多数参加されていました。
鳥取県の社会福祉法人が、葛飾区に次いで東京に開設した2カ所目の特養ホームが、ル・ソラリオン西新井なので、鳥取県の話も随分多く出ていました。少し鳥取県が身近に感じましたよ。

施設内も案内してもらいました。
素晴らしいと思ったのは、医療の側面。医療機関ももっていること。「サービスステーション」が各フロアの中心にあるのですが、そこはヘルパーさんのステーションではなく、ナースステーションのような感じで、投薬管理などを主に行うためのステーションだということでした。


全室個室。いわゆるユニット型で、1ユニットに10の個室と共同スペースがあります。それが各階4ユニット(40室)ずつあります。
この個室はトイレのないタイプですが、すぐ隣(2室に1カ所)車椅子で入れるトイレがありました。
個室なので、入居者が家具などを持ち込んで、「生活の場」にすることができます。
このトイレのないタイプが半分(各フロア20室)あります。


こちらがトイレのあるタイプの個室です。居室部分の面積はどちらも同じです。


これが各ユニットごとにある共同スペースです。この共同スペースを囲むように個室があり、どの個室からも目の前が共同スペース、という感じになっています。
ここで3度の食事や団らんを行います。大きなテーブルが端にあり、そこにPCも置いて、必ずケアをする職員がいるようになっているとのことでした。


こちらは自力で歩ける人のための浴室。家庭のお風呂に近いものをと工夫したそうです。これも各ユニットにあります。


こちらは、各フロアに1カ所ある、重い介護を要する状態の方の特殊浴槽です。

素晴らしい施設が誕生しました。
とはいっても、特養ホームの待機者は3800人に!必要な時にすぐに入れない、あこがれの施設です。(ちなみに利用料は、補足的給付があるので、世帯住民税非課税の場合は安くて済みます)

でも、もう一つ素晴らしいことがあります。
ショートスティのベッドが30床、認知症対応型のデイサービスもあるんです。だから地域の在宅の生活を支える施設にもなります。

明るい日の当たる施設、ル・ソラリオン(意味が陽の当たる場所)にふさわしい施設でした。







代表質問② 近藤区長の4年間って?

2011年02月25日 | 区政全般
近藤区長って…
いろいろいいことを言うんですよね。でも言うことと実際にやっていることが違う!
メニューを新しく変えても、メインの料理がない食堂みたいで
肝心のところがずれていると感じていたのは、私だけではありませんでした。

私が思うのは、自民党などに支えられて当選していれば、結局そういった古い体質にもしばられるのかと。
特に感じるのは保育のこと、ムダ使いにメスを入れられないこと、そして「安心安全」を「治安再生=強化」にすりかえるところなど…

そこで、代表質問では、まず始めに区長の政治姿勢について、質問。特にこの4年間で何がどうなったのか、総括して質問をしました。「まるで、ぬかがさんが区長選挙に出るみたい」な質問と、他党からも声がチラホラ。
もちろん、そんなことはありませんよ。私は、今地域の方と密に会って、悩みを聴き、共感し、解決する、いっしょに気軽に会い、笑い泣く、そして声なき声になりがちな声を政治に届ける、このことに生きがいを感じています。

その4年間を振り返った質問部分をご紹介しますね。


 初めに、近藤区政の4年間についてです。区長は「子ども・くらし」をマニュフェストの柱にかかげてきました。

 しかし、35人学級の公約は、事実上「国や都がやったら区もやる」ことにすり替わりました。国が35人学級を公表しても、実施を表明しません。これは重大な公約違反です。一方、地域や子どもたちが望みもしない、本木東小や千寿第五小の学校統廃合はごり押し、山中湖林間学園は廃止を強行してきました。また待機児がふえる中でも、自民・公明・民主の与党にささえられた区長は、計画的な認可保育園建設を拒否し続け、認可保育園に入れない子どもは、4年前は413人、昨年は816人、今年は1578人と、4年間で4倍近くに膨れあがりました。このどこが子ども重視なのでしょうか。

 くらしの分野でも、くらしを応援する施策の拡充には背を向け、老人福祉予算は減り続けています。高齢者一人あたりの老人福祉予算は、区長就任前の2007年は、介護保険への繰り出しを含めて五〇〇五三円でしたが、近藤区長になってから4万円台になり、新年度は四七七七六円にまで落ち込みました。生活保護受給前のセーフティーネットとして有効な、応急小口・生業資金の改善、区民税の負担軽減など、区民生活を応援する施策も拒否し続け、生活保護受給者は4年間で5千人増えました。

 またボーナスや時間外手当もない非正規職員の、公務サービス全体に占める割合は増え続け、官製ワーキングプアをつくり出してきました。区の正規職員の占める割合は44・7%にまで落ち込み、安上がりの指定管理化を行う中でよりよい図書館サービスを追求した花畑図書館長が、「残業が多すぎる」からと解雇される事件までおき、新たな外部化を次々と行うなかで、西新井小学校の改築は重大な遅れを招き、区民に配布するリブインは重大なミスにより一部再発行するなど、公共サービスの質の低下も招いてきました。

 一方で税金のムダ使いは温存され、綜合警備保障の筆頭株主が経営する天空劇場は、7割近く空き室なのに、使っても使わなくても毎日34万円219日分の使用料を、全額税金で払ってあげて、総額毎年九八〇〇万円、20年間で約20億円の税金を注ぎ込み、監査委員から問題点を指摘されても抜本的な改善は行いませんでした。元自民党の足立総支部長が経営する竹の塚の民間ビルの中にあるガラ空きの駐車場に、毎年税金などを注ぎ込むことへの対応も不十分です。
 元保守系議員の相続税対策の伊興と東伊興の土地や、平野の用地、中央本町の郵政官舎跡地など、今すぐ必要のない土地を4年間で15億円近くも出して買い込んできました。

 この背景には、第一に住民のくらしと福祉のための自治体本来の仕事をないがしろにし、「住民福祉の機関」としての自治体の機能や役割りを弱める、第二に、「官から民」へのかけ声で、民間委託や民営化、指定管理者への移行など、地方自治体の公的責任、公共サービスを投げ捨て、民間任せにしてしまう姿勢があります。
区長は、次期区長選挙に出馬を表明していますが、以上のような姿勢を改め、真に子どもやくらしを重視する立場に立つべきと考えるがどうか、答弁を求めます。


これに対し、区長の答弁は、まともに応えたものではなく、傍聴者から最も「ひどい!あんなのって」との感想があがったものでした。




特養ホーム増設、大きく前進!

2011年02月24日 | 高齢者
代表質問で私は、「待機者が3700人を超え『命がなくなるのが先という、切ない状況は放っておけない」とせまりました。
区は答弁で「24年から特養ホームを1000床増やす。その内訳は
24年度  50床
25年度 550床
26年度 400床」というものです!

くり返し迫ってきたものが、大きく前進しました!
とりあえず速報です。

日本共産党演説会

2011年02月23日 | 日本共産党・後援会
昨日は有明コロシアムで東京の日本共産党演説会が行われました。


まずはじめに、知る人ぞ知る「きたがわてつ」さんが登場。

私の好きな「ヒロシマのある国で」から始まり


ケ・サラを熱唱。写真にある歌詞
 むかえる朝のまぶしさ
 涙の乾く時はないけど
 決して倒れはしないさ
久しぶりに聴きましたけど、「ケ・サラ」、いい歌ですね。いい歌詞ですよね。励まされる歌でした。
それから「日本国憲法前文」の歌を歌いました。
会場参加者でも、この歌を知らない方が大多数です。だって「憲法前文」をそのまま歌にしたスゴイ歌なんですもの。
前文を途中までは、語りあげ
 日本国民は恒久の平和を念願し
 人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであって
 平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して
と歌うのですよ。実は私は、この歌を昔入手したことがあって、覚えているんですね。
音楽のちからはすごく、暗記は苦手な私でも、自然と覚えています。


都知事選挙に出馬予定の候補になった小池あきらさん登場


「永田町国会病院の呼び出しを待っておりましたが、都民病院の緊急招集がありました」 
と絶妙な切り出し。
他にも
「石原知事は『ニートやフリーターはごくつぶし』といいましたが、私からすれば『石原知事は穀潰し』」
「石原さんは『何が贅沢かといえば福祉』といったが、私は『何が大切かといえば福祉』だ」
と軽妙で飽きない話に、会場が沸きました。
東京を変えたい、本気で思いました。


続いて志位和夫委員長の話

このボードは、国会質問で使用したものの「リサイクル」だそうです。
日本航空のパイロットなどの解雇事件。この追及を聞いていたあるジャーナリストは「これはスゴイことだ」と思ったのに、マスコミでは一言も報道していなかった。日本のマスコミはおかしいと。
このジャーナリスト自身が新聞に連載記事をもっているので、そこで紹介されていました。
アメリカの「ハドソン川の奇跡」覚えているでしょうか?飛行機の故障を、機長・副機長の見事な連携で奇跡的に全員無事だったこと、記憶に新しいのでは?
その機長・副機長はどちらも55才以上のベテラン。そのベテランを全て55才以上だからと、解雇する、こんな航空会社の飛行機には乗りたくありません。

詳しい演説会の内容は、ぜひ後日掲載される共産党のHPをご覧下さい。

地域からも沢山の方が参加されて、大きな声援・激励をいただきました。
「ぬかがさんのところはスゴイね」と他の議員からも言われて、私は幸せ者だと、うれしくなりました。

ありがとうございました。帰りは運転手さんのサービスで、レインボーブリッジなど夜景を見ながら帰ってきました。
充実した元気の湧く演説会でした。

終わりました!今期最後の代表質問

2011年02月22日 | 議会
今期最後の代表質問が、本日終わりました。
冒頭の写真は、ケーブルTVで録画中継された映像です。
さっそく「ケーブルTVで見たよ」と声をかけてくれた方もいました。
傍聴にもたくさんの方が来てくれました。久しぶりじゃないかしら。傍聴席がほぼ満席になったのは。
本当にありがとうございました。

傍聴した方からと本会議終了後に若干の懇談。「明快だった。区の答弁は何を言っているのかよく分からなかった」「区長の答弁はひどい。思わずヤジりたくなったけど、退場させられるからガマンしていた」「安心してみていられた」などなど感想が。

嬉しかったのは、代表質問で紹介した認可保育園に入れなかったお母さんたちが子どもをつれて駆けつけてくれたこと。議場内にも子どもの声が響いていました。保育園建設については冷たい答弁。傍聴者から「入れなかった1578人の子どもの親やおじいちゃんおばあちゃん、1万人が怒っている」ことを知ってほしいし、知らせていきたい!と、怒りの声が。

「今期最後」は、文字通り「今期最後」の質問でした。
というのは、私にとってだけでなく、私たちの会派でも最後の代表質問、そして足立区議会全体を通しても最後の代表質問だったんですね。

ちなみに、録画中継映像はこちらです。
明日以降、少しずつ質問内容もご紹介したいと思います。

やっと終わった!がホンネです。
でも最後の議会は、今日がスタート。これからが大切。
区民の想いを胸にがんばります。

合格通知。明日は母(私)の番。

2011年02月21日 | ひとりごと
今日、息子の全ての試験結果があきらかになりました。
毎日のように届く合格通知と入学手続き書類の速達。
結局、ほとんどの大学に合格したけど、第一志望だけは残念という結果でした。

まあよく頑張ったと思います。
試験が終わったから、いっしょに膨大な過去問題集や他の問題集のコピーを処分しながら、「ホントにがんばったんだねえ」と、声をかけ、そのガンバリには感動さえ覚えました。

だって、ほとんど全ての問題集、ちっちり解いているんです。白紙の紙が殆どない!そんなペーパーが部屋に山積みに。
自分の受験時代を思い起こして比べても、すごいと、私はそんなにできなかったと。

約一年前の成績は、高校内でも、一番ビリの方。下から数えるとすごく早い位で。
そこから、よく巻き返したものだと。

家では全く勉強をしない子で、漫画・ゲームをしている姿しか見たことないといっても過言ではなく「家では集中できない」との本人の弁。
でも塾の自習室やファストフード店でやっていたんですね。だから帰りも遅くて毎日深夜でした。

一番行きたかった大学には合格できなかったので、どの学校を選ぶかがそりゃあもう大変。

いろいろ相談をして、結局通いやすい比較的近くの学校に決めました。だって多摩の方だと大変ですものね。
高校の担任に報告に行くと
「あんた馬鹿じゃない!何で●●大に行かないの?」
「遠い。朝起きれないから近くに」
「根性なし」
 と愛情を込めて言われたそうです。でも本人が迷いに迷って総合的に決めたこと。大丈夫。後悔しないよ。

集中して勉強した経験、迷って自分自身が選択したこと。これはきっと本人の財産になると確信しています。

そして今度は母(私)の番。写真はそのようすです。
今日は、立候補予定者説明会でした。大勢来ていて、多数激戦を予感させるものでした。
そして明日は、最後の代表質問です。
正念場。がんばります!


新年度予算 区民学習会のようす」

2011年02月20日 | 区民運動
15日に行われた新年度予算区民学習会で、新年度の予算分析と報告をしました


まずは、主催者を代表してのあいさつ。
この間、天空劇場など税金のムダ使い、国民健康保険料の値上げや介護問題、保育園増設など、多くの署名や運動が区内の各地で広がり、行われていることが紹介されました。


続いて私から、新年度の予算の分析、特徴など、約一時間にわたって話をしました。

その後、様々な方から質問や発言が行われました。

圧巻だったのは、保育園に入れなかったお母さんの訴え。
この方は、西新井駅前のマンションにお住まいで、現在は育児休業中です。4月から復職予定で保育園に申し込んでいました。しかし、目の前の保育園は9名の0才児保育募集に45名が殺到し、第3希望までどれもすさまじい倍率で、結局どこにも入れませんでした。夫婦で相談して、異議申し立てを行ったそうです。その文章を読みながらの発言でした。

働きたいのに、復職したいのに、行政が働かせてくれない。
1578人の心を傷つけて、仕事を奪うことを行政がやっているんですよね。

異常です。
人口の多い足立区で、認可保育園の整備率は周辺区より10%以上も低く、お隣の葛飾とほぼ同じ認可保育園定数です。人口の少ない葛飾区と同じしか認可保育園がないんですよ!これでは入れないのも当然です。

その後の報告で印象に残った話が。
「近藤区長はいろいろやっていて、最近よくTVで足立区のことが報道されるけど、やってきたことは、旅館でいえば、『突き出しやらデザートばかり並んでいて、メインがない初期じみたいのもの』いろいろ目立つことはやるけど、本当に大切なことはやらない」との話でした。

実に言い得て妙だと思いました。
エンターテイメントチャレンジャー事業、古い家屋の調査、高齢者の24時間相談(大谷田でモデル事業)、認定こども園、おいしい給食日本一、日本で一番地球に優しい街になど、言うことはいいけれど…。
やってきたことにがつきます。

少しずつでもこのブログでご紹介できればと思います。



代表質問 こんなことを区に提案、迫ります!

2011年02月19日 | 議会
代表質問 こんなことを区に提案、迫ります!

16日締切日に質問通告を提出して、ただいま質問原稿(本文)作成中!です。毎日カンヅメになっています。

私は、代表質問で主に

近藤区政の4年間はどうだったのか
新年度予算について
国民健康保険料の負担増問題(賦課方式の変更により大幅負担増)
介護保険と特養ホーム
保育園増設問題と1578人もいる入れなかった児童の緊急対策
西新井小工事でおきた事件と公契約条例制定の問題
安心・安全の対策と監視社会強化について
教育・組織編成・中小企業融資
 など質問します

まちづくりについては
西新井駅エスカレーター
江北バス通りの歩行空間確保
六月地域のバス路線の新設・増発 など質問します

今度の代表質問は、22日一日で全ての党の代表質問が行われます。

すでに区議会のホームページには、各党の主な質問分野が紹介されています。こちら
そこで驚いたのは、他の党は、保育について全く質問する気配がないこと。
これだけ入れない子どもがいて、深刻な事態なのにですよ!

区民の意識とずれているのか、それともあえて質問しないのか。

私は、区民の声をまっすぐ届け続けていきたい、それが役割かと…。



保育園に入れない!1578人も不承諾!

2011年02月18日 | 教育・子ども
保育園に入れない!1578人も不承諾!

 新年度の認可保育園入所申請の結果が発表になり、足立全体で1578人以上が不承諾になる(第一次)という、前代未聞の事態にあることが明らかになりました。

西新井駅周辺地域
夫婦共働きでも入れない深刻な事態に

 特に西新井駅周辺地域は、大規模開発による人口増の影響か、夫婦共働きでも第3希望まで全て入れないなど、深刻な状況です。駅前のきらきら保育園は9名の0才児募集に45名が殺到。駅前に移転予定のいずみ保育園も8名定員に26名が申し込んでいます。
 保育課の窓口にはお母さん達が殺到し、泣き出す方も。「これでは仕事に復帰もできないし、働きたい区民を区が働かせて貰えなくしている」「生活が行政によって脅かされている」「認可外の認証保育所も9軒回った。認証保育所すら足りていない」。一つ一つの言葉が胸に響きます。
 私も思わずもらい泣きしてしまいました。

別の日には、母子家庭で子どもが2人いるお母さん。
やっぱり入れませんでした。
「半年の辛抱と思って4万円もかかる認証保育所に預けてきた」「やっとフルで働けるところに就いたのに子どもが具合が悪いなどで『休みが多いからダメ』といわれてやめさせられて、今は短時間の勤務に」「もっと働きたいのに働けない。お上から『働かないで税金で面倒を見てもらえばいい』といわれているみたい」
相談者と二人で泣いてしまいました。

一人ひとりの話を聞き、相談を受けると、その心の痛みを感じて、保育園建設を拒否している区が「どれだけのお母さん達を子どもを苦しめているか」を感じで、何だか毎日のように、涙しています。


 他区に比べて認可保育園の整備率が10%も少ないのに、「0才は家庭で」などという自民党などに支えられる足立区が、認可保育園建設を拒否続けてきた責任は重大です。待機児解消といいながら、保育ママなど認可外の施策しか求めず、タダの一言も認可保育園増設を求めない他党の態度にも怒りを感じます。

認可保育園増設と緊急対策を
求めてがんばります

 私は、区議会の子ども施策調査特別委員会で、認可保育園を増やすことが必要と強く求めています。今度の代表質問でも、保育園建設と緊急対策を求めてがんばります。

「東京を経営」って!?

2011年02月17日 | 都政
[「東京を経営」って!?
東京都知事選挙。

ワタミの社長が出馬を表明と、いっせいにマスコミで報道。

私は、それを見てTVに向かって、思わずヤジまくってしまいました。
TVでは「東京を経営」とくり返し述べ、「今の政治に必要なのは経営感覚。赤字が増えて収入より多い借金をしていることは経営感覚ならばありえない。」などと報道。

「東京を経営」って!?。東京は企業?
この人何か勘違いしていない?

東京は、日本で一番お金がある自治体。国家予算規模の予算をもち、ためこんだお金も、数兆円。すぐに使えるため込み金だけで1兆円近くもあるんですよ。小泉政権下の三位一体の改革のもと、地方は交付税の削減などで大打撃をうけましたが、この「改革」、大都市が一人勝ちできるように出来ていたんです。だから、東京は一人勝ち。お金もたくさん貯まりました。
都民の福祉やサービスを切りすてて、お金を貯めてきました。
どこかの赤字企業とは違います。

だから専門家も「東京都は『潤沢な財政をどう活用するかが課題』」といっているんですよね。

東京に足りないのは福祉の心。高齢者福祉予算は全国トップだったのに、全都最低水準まで落ち込ませて、都内の高齢者は、他県よりも苦しい思いをしているのに。数百億円あれば高齢者の医療費を無料にできるのに。

47都道府県で唯一少人数学級を拒否しているため、東京の子どもは行き届いた教育が受けられないのに

「経営感覚」で目先の目立つことばかりやられて、「経営感覚」で社会福祉・教育という地味だけどお金がかかり、一人一人を大切にする分野が切りすてられてきたのは、どこでも見られること。

それなのに、さらに「東京を経営」、企業の論理で弱肉強食社会を激化されたらたまりません。

ちなみに、日本共産党は、明るい革新都政をつくる会の出馬要請を受けた共産党の元参議院議員、小池晃さんが無所属で出馬することを受諾した中、小池さんを推薦しています。

東京の明るい明日を開きたいですね。

息子の受験生活から解放!そして雪!

2011年02月16日 | ひとりごと
昨日(15日)を最後に息子の大学受験が終わりました。最後の受験日は雪景色でした。
(写真は公園のトイレの屋根の冠雪)

今年東京で初めての積雪。非日常の風景を残しておきたくて、何枚か写真を撮りました

わが家の近くの空き地

車の通っている道はすでに雪はありませんでした(写真は栗北住区センター前)


西新井1丁目の公園。足跡がくっきり


北側の路地はこんな感じ。

息子の方はというと

すでに4通の合格通知を受け取っていて、残る学校の結果を待つのみとなり、後期受験はしないですむことになりました。

よって、これで息子の受験生活から解放!数年間にわたるお弁当生活からも解放!ヤッター!

一番ホッとしているのは本人ですが…。

さっそく次は、TOEICの勉強と運転免許取得をするそうです。今日、教習所の申込みに行き、TOEICの参考書を買いに行きました。

TOEICご存じでしたか?英語検定のビジネス・実用版です。総スコアで英語力を見る英語の2大検定の一つです。
本人いわく「TOEICやっておくと就職に有利だから」とのこと。

何だか追いまくられるように、次のハードル、就職にむけてのスタートをきり、走らなければならない今の時勢を反映しているようで、可哀想になってしまいます。でもまあ本人がやる気で生き生きとしていて、ポジティブだからいいんですけど。
でもバブル世代の私たちの時代には考えられなかったこと。私は「学友会会長」として、学生の勉学研究環境をよくする活動もしていましたが、それと同時に4年間は多いに大学Lifeを楽しんでいましたから。就職なんて、4年目に初めて考えた位でしたから。

そうやって競って走って就職しても、また新たな競争。

大事なのは何をやりたいか、何を学びたいか。

息子の学部は経済学部。でも、本人はマクロではなく、ミクロ指向。「俺は社会全体がとか、そういうのより、経営学の方が興味あるから」だそうで…

社会のために、社会全体をよくしたいと、その中で多くの人が幸せに
ここに生きがいを感じて生きてきた母親としては、寂しい限りです。これも本人の選択で強制はできませんが、社会全体に目をむけてほしい、そんなことも感じています。

「地域のちから」推進というけれど

2011年02月15日 | 区政情報
近藤区長は、新年度の目玉として「縁を結び絆を紡ぐ」ことをスローガンに揚げ、「地域のちから推進」部を立ち上げると、記者会見でも発表し、マスコミでも報道されました。

その内容は…
単に今まであった生涯学習部の所管事項であった、図書館・地域学習センター・スポーツ振興などの事務をそっくり「地域のちから推進部」という名前にすりかえただけです。

地域のちからを壊し、弱めてきたのは誰なんでしょうか!
学校選択制を、他に例がないほど完全自由化をして、地域への子どもたちの帰属意識や愛着を壊してきました。
一人一人の活動を活発にする、生涯学習施設の登録団体使用料も、有料にしました。無料が原則の公民館的施設であり、地域のコミュニティの要である住区センターも完全に有料にしました。

学校に関係する少年スポーツやバレーボールなど「学校開放」で無料で使用していたのに、「有料化」するために、現在検討委員会で検討を重ねています。

これだけ、地域を応援する施策をズタズタにしておいて、よく「地域の絆」「地域のちから推進」などといえたものです。
いうなら、まず自民・公明・民主の与党に支えられた足立区が、やってきたことの反省をしなければいけないのでは?

私も「絆を結び縁を紡ぐ」ことは大賛成。「地域のちから」も大切だと思います。
見せかけだけの「地域のちから」ではなく、真に、地域住民が生き生きと活動できるバックアップをすることこそが、行政に求められているのでは?

新年度予算 区民学習会にご参加を!

2011年02月14日 | 区民運動
代表質問通告しめきり直前で、息子の受験の佳境と重なり、想像を絶する毎日が続いています。
ついに、昨日はブログの更新が久しぶりにストップしてしまいました。痛恨!

そんな中ですが、足立革新区政をつくる会が主催する「新年度予算 区民学習会」が行われます。

私(ぬかが和子)が、講師を務め、質問にもお答えします!
この日にむけて、新年度予算分析も行ってきました。

日時 2011年2月15日(火)午後7時~
場所 ギャラクシティ 研修室

ぜひ一度参加してみて下さい。

一人暮らしのお年寄りが動けなくなった!

2011年02月12日 | 料理
先日、ある90才のお年寄りが、「転倒して動けなくなったのに、病院から帰された。ぬかがさんに来てほしい」と緊急連絡。

サンドイッチをつくって駆けつけると

涙を流さんばかりに喜んでくれました。

私が着いた時には、ちょうどヘルパーさんも来ていて、食事におかゆをつくっていたところでした。
その後ケアマネージャーさんとも会い、いろいろと相談をしてきました。
とりあえず、在宅での生活の手だてはいろいろと入ることになりました。
電話の位置も変えて、ベッドから電話が出来るようにもなりました。

ご本人は「一ヶ月でも、いや検査入院でもいいから、病院に入りたいんだ」「一人では何も出来ない」と。
そのご心配はその通りだと。だって、ベッドから出られない、自力で起きあがれないんですもの。一人では何も出来ないのだから。

それでも「骨には異常がない」からと、病院から帰されてしまったんです。他の病院の知人たちに聞いてみても、「骨に異常がないと無理だと思うよ」の話は共通していました。

以前だったら「この状態で一人で自宅で過ごさせるのは大変だから2~3日入院させよう」ってなっていたことが、

今は全くできません。お年寄りの社会的入院を極端に抑制するため、診療報酬も大幅に変わり、病院が社会的入院をできないようにしてしまいました。じゃあ在宅介護は十分なのかといえば、そうではありません。

誰がこんな社会にしたの?一人暮らしの高齢者の痛みが分からないの?
その人の心情を思って、私までなんだか胃が重くなってしまいました。

救いは、独りぼっちで放置されるような状態ではなくなったこと、ケアマネさん、ヘルパーさん、複数の手で支えられるということです。安心の介護実現へ、頑張らなくては。
心に誓って、その方のお宅を後にしました。