かずこの想い

日本共産党区議会議員ぬかが和子の日々の出来事や想いを綴るページ

日本共産党の緊急申し入れがスピード実現!風しん対策の緊急予防接種助成事業実施へ

2013年04月02日 | 区政情報
3月22日、風しん対策の緊急申し入れを実施。緊急だったので、参加できたのは私(ぬかが和子)と、はたの議員、鈴木けんいち議員の3人。私が申し入れ書を副区長に手渡し、副区長と衛生部長に実施を強く求めました。副区長から「何らかの対策を講じたい」との回答でした。

風疹の流行が止まらない!
 風疹の流行が止まりません。昨春、西日本を中心に流行し始めた風疹は、その後、東京都を中心とする首都圏にも流行が伝播し、昨年1年間の報告数は2353人に達ました。それに伴い、懸念されていたの先天性風疹症候群(CRS)も各地で報告されています。もともと風しんは春から夏に向け流行する傾向があることから、今後さらに流行が拡大する可能性があり、特に、免疫を持たない妊婦が風しんに感染することによる先天性風しん症候群の発生が危惧されています。

先天性風疹症候群とは妊婦が、妊娠初期に風疹にかかると、障害のある子どもが生まれてくることがあります。これを先天性風疹症候群といいます。
 妊娠1か月以内に風疹にかかると、約50%、妊娠3か月以内の場合は約20%の確率で先天性風疹症候群の子どもが生まれます。妊娠6か月をすぎれば、先天性風疹症候群はおこらなくなります。
 目の異常(白内障、小眼球、網膜の病変)、聴力の障害、心臓の形態異常(動脈管の開存、心室や心房の中隔欠損)、中枢神経系の異常(水頭症、小頭症、精神発達遅滞)、歯の異常などが子どもにおこるおもな障害です。

都が緊急対策
 このような状況を受け、東京都は緊急対策として先天性風しん症候群の予防を目的として予防接種を希望する19歳以上の方で、①妊娠を予定又は希望している女性、②妊娠している女性の夫に対するワクチン接種を区市町村が実施する場合の経費の補助を行うことを決めました。
 しかし足立区など各区が実施を決め予算化しないと、実際には妊婦や必要な人が補助を受けられません。

区議団で区に緊急申し入れ~スピード実現!
 そこで日本共産党足立区議団は3月22日、区に対し、対象の区民がこの制度を利用し、予防接種を受けることが出来るよう、速やかに予防接種事業を行うよう申し入れを行いました。足立区からは石川副区長、三橋衛生部長が対応し、検討を約束、その後すぐに実施を表明し、区議会最終本会議の開催される27日に急きょ厚生委員会、総務委員会を開催し、追加の補正予算審議を行い議決。スピード実現しました。(詳細については足立広報4月10日号に掲載)

その内容です


「他区のように無料実施を!」日本共産党
 23区でも各区が続々と実施を表明し、わかっているだけでも近隣区で江東・墨田・江戸川区が自己負担なし・無料実施を行います。日本共産党は厚生・総務の両委員会で無料実施を強く求めました。

大島都議との連携プレイで

 大島よしえ都議から、「都が補助する。でも各自治体が実施しないと実現しないから資料を送る」といわれ、すぐに区議団が連携プレイでが緊急申し入れをし、その後スピード実現しました。引き続き都民の命と健康を守るためがんばります。

 区民税・国保料・介護保険料・学童保育料等の納入催告も民間業者に委託

2013年01月24日 | 区政情報
「電話訪問催告」は今年4月から 
足立区(近藤区長)は区の行政サービスの「外部化」=「民間業者への委託」の一環として、今年4月から住民税や国保料などの納入催告(さいこく)を民間事業者に委託することを決定。
 昨年11月下旬に業者の公募を開始、今年2月には委託業者との契約を結ぶ予定です。

 個人情報が守られるか
 住民税や国保料の納入催告はこれまで専門非常勤職員(公務員)が行ってきました。
 一つは6人の職員による電話での催告ですが、区はこれらの非常勤職員の雇用期限が切れるので民間業者に切り替える形です。
 もう一つは訪問による催告ですが、これまでは専門非常勤(徴税吏員ちょうぜいりいん資格者経験者)が行ってきました。これも順次雇用期限が切れてくるので再雇用せず、民間業者に切り替える形です。
 昨年12月の総務委員会にそのための補正予算3600万円が提出されましたので共産党は反対しました。

 いくら滞納しているかの情報まで
 これらの委託業者は、公権力の行使はできないため「徴収」はしない(できない)ことを議会で確認しました。また、納期限を過ぎて80日程度という初期の払い忘れを防止するのが目的と区は説明しています。
 しかし誰がいくら滞納しているかの情報が提供され、そこへ電話や訪問をするわけですから個人情報の点で重大です。専門性を生かした非常勤職員もなくすわけですから専門性も失われていきます。

保育料・学童保育料も対象に
「催告」対象事業も増やします。

 2012年度まで
●住民税
●国保料
●介護保険料
●後期高齢医療保険料

 2013年度から
●住民税
●国保料
●介護保険料
●後期高齢医療保険料
●学童保育料
●保育園保育料
となります。

6月からコンビニで証明書交付サービス

2013年01月22日 | 区政情報
コンビニでのサービス提供時間
6:30~23:00


料金も通常窓口の半額程度に
住基カードを持っている人だけが利用できる仕組み

 今年の6月から、区内のコンビニで証明書の交付サービスが受けられるようになります。22日の区民委員会で報告がありました。
 料金についても、利用促進のために25年度(今年6月~来年3月)については半額になります。

証明書の不正取得防止へ
 今まで住民票の取得などは、厳格な本人確認が必要でした。不正取得防止のためです。そこで、コンビニでのサービス提供にあたっては住基カード(住民基本台帳カード)を持っている人だけが利用できるようになります。

住基カードの発行手数料も半額に
 しかし、住基カードを持っている人は5%程度しかいません。そこで、住基カードの発行手数料も、現在の500円から半額程度にするとしています。半額にする期間は今年の4月から1年間です。
 さらに住基カード発行の手続きの一部を簡素化し、1年間申請は郵送で受けられるようにするとのことです(受け取りは従来通り窓口へ)。

住基カードは重要な身分証明。厳格な本人確認を
 住基カードは、運転免許証やパスポートと同様の、公的な身分証明証です。そのため発行には厳格な本人確認を必要です。それでも7年前に足立区でも他人の身分証明書を使って住民基本台帳カードを不正取得し逮捕される事件も起きており、不正取得や不正利用の懸念があります。
 私は、区民委員会で「コンビニで簡単に住民票を発行するならなおさら、住基カード発行のの本人確認の厳格化となりすまし防止をしっかりと行う」ことを強く求めました。

明日から、毎月「マンスリー就職面接会」が行われます。

2012年06月19日 | 区政情報
今日は台風が大接近ですね。
地域の浸水は?被害は?何事もなければと思います。

ところで…

足立区は雇用・就職の対策をがんばっています。
10数年前は「雇用・労働は都の行政だから区ではやらない」と拒否され続けてきましたが、私たちも、粘り強く取り組んできて、今に至ります。

その足立区と荒川区と、ハローワークが共催して「ミニ就職面接会」「就職支援セミナー」などを行っています。
今年は月1回。
明日(20日)です。

そのご案内です
13時~17時
(受付開始12:30)
場所 ムーブ町屋 センターまちや3階(荒川区荒川7-50-9)
●就職支援セミナーは13時~
「履歴書・職務経歴書の作成、面接のセミナー」
●ミニ面接会は14時40分~
(企業担当者と直接面接)は、「事務等のお仕事」
(履歴書・職務経歴書を持参)
※いずれも予約制。どちらか一方の参加でも構いません。
○予約申込先 ハローワーク足立
 職業相談第三部門
 03-3870-8906まで
【ハローワーク足立・足立区・荒川区共催】


今回、間に合わなくても、毎月の予定も明らかになっています。
ぜひご参考にしてください。

東日本大震災復興支援へのお礼に宮城県美里町が足立に

2011年11月16日 | 区政情報
「東日本大震災復興支援へのお礼に、美里町長が足立区役所を訪れ、当日は、町長からお礼の挨拶と美里町を拠点にプロの和太鼓演奏者として活躍している「族(やから)」の演奏を通じて、復興に向けて着実に歩む宮城県美里町の元気な姿をご披露いただく」

こんなイベントが15日に区役所の庁舎ホールで行われたので、参加しました。
なぜ美里町かというと、震災後、区の職員が10名、罹災証明の発行事務などで救援・お手伝いに駆けつけたので、そのお礼をしたい、感謝の気持ちを伝えたいということと、復興に向けて力強く歩んでいる姿を見てほしい、とのことで足立区に見えたそうです。
当日は、新幹線をチャーターして、宮城県中から都内各地などにキャラバンでPRに分担して参加されたそうです。


町長さんのごあいさつ。
美里町は内陸部でありながら、被害は大きく、それでも津波で流された沿岸部の自治体の被災者の受け入れも行ったそうです。
実際に美里町で10日間過ごした区の職員の話を聞くと「罹災証明の申請後の実態調査を担当した。慣れない土地・慣れない事務だったけど、現地の被災された方々はとても暖かく、家に迎えてくれた。寒い時期だったけど、心は温かった」と。

 
経験豊富な4人の和太鼓奏者による和太鼓のアンサンブルカルテット「族-Yakara-」。美里町を基点として、日本国中と世界に公演をおこなっているそうです。心を感じました。
舞台のわきにありました。

庁舎ホールの外には展示が。
 
私がボランティア参加した街の写真もありました。



 
美里町のPRも。

私は何回も被災地を訪問して確信していました。現地に行くこと、行けるところに行くことが支援になると。ボランティア参加できない方でも、行って泊まって買い物をするだけでも支援になると。それが間違いではなかったと痛感したイベントでした。

ぜひみなさん、被災地にお気軽に足を延ばしてください。そのことが激励になります。 



「地域のちから」推進というけれど

2011年02月15日 | 区政情報
近藤区長は、新年度の目玉として「縁を結び絆を紡ぐ」ことをスローガンに揚げ、「地域のちから推進」部を立ち上げると、記者会見でも発表し、マスコミでも報道されました。

その内容は…
単に今まであった生涯学習部の所管事項であった、図書館・地域学習センター・スポーツ振興などの事務をそっくり「地域のちから推進部」という名前にすりかえただけです。

地域のちからを壊し、弱めてきたのは誰なんでしょうか!
学校選択制を、他に例がないほど完全自由化をして、地域への子どもたちの帰属意識や愛着を壊してきました。
一人一人の活動を活発にする、生涯学習施設の登録団体使用料も、有料にしました。無料が原則の公民館的施設であり、地域のコミュニティの要である住区センターも完全に有料にしました。

学校に関係する少年スポーツやバレーボールなど「学校開放」で無料で使用していたのに、「有料化」するために、現在検討委員会で検討を重ねています。

これだけ、地域を応援する施策をズタズタにしておいて、よく「地域の絆」「地域のちから推進」などといえたものです。
いうなら、まず自民・公明・民主の与党に支えられた足立区が、やってきたことの反省をしなければいけないのでは?

私も「絆を結び縁を紡ぐ」ことは大賛成。「地域のちから」も大切だと思います。
見せかけだけの「地域のちから」ではなく、真に、地域住民が生き生きと活動できるバックアップをすることこそが、行政に求められているのでは?

インフルエンザの流行が足立でも

2011年01月21日 | 区政情報
年明けからインフルエンザ患者数が倍増しています。特に幼児、成人での増加が目立ち、区内でも、綾瀬方面などの4校が学級閉鎖になりました。毎日寒い日が続き、空気が異常に乾燥しているため、まさに「インフルエンザ蔓延環境」です。
知人でも体調を崩している人がたくさんいます。

感染予防と予防接種が大事
 感染予防では「こまめな手洗い・人混みでのマスク・手で目や鼻をこすらない」の3点が重要。

 又、今年の予防接種は、1回の接種で「新型・季節性」の両インフルエンザに対応したワクチンで、効果的です。費用助成もあります。少しでも早く接種されることをおすすめします。もちろん予防接種していてもかかる場合があります。今日会った友人は「受験生がいるからもちろん予防接種してたわよ。でもかかってしまった」と言っていました。
それでも2日で直ったそうです。かかった場合でも、予防接種していると軽くて済むのも特徴です。


インフルエンザ接種補助の内容です。

どうかお体を大事にして、この寒い冬を乗り切ってください。


ついに実現!地デジ対策で希望する非課税世帯すべてにチューナー配布

2011年01月14日 | 区政情報
「あせって購入しないで!改善を求めている。必ず支援策ができるから」。地デジのご相談に私はこう答えていました。
 それがついに実現。今まで支援の対象外だった全ての非課税世帯が、希望すれば地デジチューナーを無償で配布されることになりました。

対象ー世帯全員が住民税非課税の世帯

受付期間ー1月24日~7月24日

申込書は、 区役所地デジ相談コーナー・区民事務所などにあります

必要書類 世帯全員の住民票の写しと非課税証明書

お問い合わせー地デジチューナー支援センター
(0570)023724

アンテナ工事は?
 アンテナ工事の支援は残念ながらありません。いろいろと調べた結果、高額な工事をしなくても、家庭用室内アンテナでも写ることがわかってきました。高額な工事に飛びついて損をしないよう、あせらずにご検討下さい。

えっ!こんなのあり!?問題の天空劇場

2011年01月08日 | 区政情報
一般区民が使うと最低でも1日十万円の利用料なのに
今度はプロのメジャーをめざす限られた人には最大 年60日タダで貸すなんて


 ハローワークのある建物「東京芸術センター」の天空劇場問題では、「区の施設だと思っていたら単なる民間の貸しビルなんですね。ビル所有者に36億円も税金投入や優遇なんてひどい!」と怒りが広がっていますが、更なる問題が浮上しました。
 昨年14日、文教委員会での私(ぬかが和子)の質疑で明らかになりました。

区は「エンチャレ」という意味不明な名称で最大でも15組位だけを優遇
 審査基準も不明瞭
  区は「エンチャレ(エンターティメントチャレンジャーの略)」支援事業なる意味不明な事業を1月からスタートするといいます。
 その内容は、区内外を問わずプロのメジャーをめざすクラシック系・和楽系・お笑い・バンド・歌手・ダンス・マイムなどの団体に対し、年間登録料5000円だけで1ヶ月最大5日(年60日)をめどに、ガラガラで7割近く空いている天空劇場をタダで「練習場所」として貸すというものです。
 一軒「空き室の有効活用」として効果的なように見えますが、二重三重に問題があります。
 まず「最大で15組位」といいますが、その選定基準も全く定まっていません。
 不透明な中で、ごく限られた「区外の人などプロを目指す15組」には、一日34万円の税金投入をしているのと同じことになってしまいます。

地域学習センターやギャラクシティ、住区センター利用団体は「受益者負担」だからと適用外
一般区民にはこの制度は使わせない
(写真は決算特別委員会で天空劇場のムダ使いを追及しているところ)
 区長の記者会見報道でこの事業を知った「足立区演劇連盟」は、さっそく区に「私たちもこの制度を使わせてほしい」と申し入れました。しかし区は「『プロのメジャーをめざす』に該当しないからダメ」と拒否。演劇連盟は毎年区民参加型の「歓喜の宴」という合唱とのコラボのイベントをギャラクシティーで行っています。チケットは毎回完売しています。多くの区民が参加し、区民がセミプロから芸術を学び発表する、区民との協働の行事や団体は適用外だと言うんです。
 それだけでなく、「地域学習センターやギャラクシティ、住区センター利用者は全てこの無料制度は使わせない、受益者負担が原則」だといいます。こういった方々が天空劇場を使う場合は、一日利用で最低でも10万円、音響設備を使えば15万円にもなります。 プロを目指すごく限られた人はタダ、区民は10~15万円、こんなことでいいのでしょうか。

来年度は一年間、ギャラクシティが リニューアル工事で区民が使えなくなるのに 「迷惑はかけていない」と居直る
「空きホールに一日34万円の税金投入」の批判そらすため
 突然こんなことをやり出す背景には「天空劇場の利用率が3割台、空気に34万円」の批判に対し「利用率を上げればいい」と発想したことにあります。
利用率あげるのなら区民に還元を 来年度は、ギャラクシティのリニューアル工事によりほぼ一年間西新井文化ホールも使えないため、「練習場所がなくなる」「毎年続いてきた発表もできなくなる」団体が続出します。私(ぬかが)は、「同じ利用率を上げるならなぜギャラクシティを使えなくなって迷惑をかける区民にたいし、無料で還元しないのか!」と迫りました。
 しかし自民・公明・民主の与党に支えられる区は「区民には迷惑をかけていない」と開き直りました。
 これが生涯学習部文化課の仕事だというのだから、ひどいものです。一部の目立つところに優遇、地道に文化芸術に取り組む区民は受益者負担、逆立ちしているのではないでしょうか。

大人の遠足。今度は「区役所再発見ツアー」

2010年09月18日 | 区政情報
16日は、質問通告締め切り日。それと同時に、地域の方々と「区役所再発見ツアー」を行いました。

普段利用している区役所にも、意外な所がいろいろとあるんですよ。

11:30に1階エントランスで集合して、まずは「平和都市宣言」の碑へ。

区役所議会棟入口にあるんです。
参加者からは「こんなところにあったんですね。いつも来るのに気がつかなかった」の声も。

それから外に出て

この歩道橋を渡らないと区役所まで行かれないことの改善を申し入れ、

ここに横断歩道が出来るんですよ。10月からは横断出来るんですよ。と説明。

そして12時前に、職員食堂へ。
区役所内で飲食出来る店は3カ所あります。
14Fの展望レストラン、2Fの障がい者のお店。地下1Fの職員食堂。
今日は一番なじみのない職員食堂にご案内しました。

お食事風景。


これは多くの人が食べた390円ランチ(通称サンキューランチ)。限定60食です。「安いね」とみなさんびっくりされていました。

メタボ対策のAランチ。今日は白身魚の香草焼きがメインでした。私もこれを食べました。

満腹になり、休憩した所で、区の職員と合流し、訪ねたのは区の防災センター。

先日の都庁のセンターとは規模は全くちがうものの、説明は丁寧で、身近な足立区のことなので、前回と違って眠る人はほとんどいませんでした

この大画面には、区内のリアルタイムの情報が次々と映し出されていました。
「みなさんが良く聞く『夕焼け放送』。これは、防災無線で、主目的は『毎日使用することで故障などのチェックを行う』ことにある、ときいて、みなさん納得」

次に向かったのは今年4月にフルオープンした北館屋上のエコガーデン。

小雨がふりだしていましたが、青々とした芝生を前に「ここにお弁当を持ってきて食べるのいいね」と。

そして最後に、区議会の議場へ

みなさんが議席に座って記念撮影。
冒頭の写真も議場風景。議長席です。
「議長席からは傍聴者がよく見えるのね」とみなさん、新たな発見を。

楽しく充実したひとときでしたよ。



区議団合宿 PART3 公民館と「みんなの党のお膝元」

2010年09月06日 | 区政情報
合宿は3日間、公民館を借りて行いました。
会場の都合で、初日は、保養所とは程遠い、黒田原駅近くの「那須文化センター」にある公民館。(上の写真)
立派な施設でしたが、料金はびっしりやっても、2000円しませんでした。
ちなみに2.3日目は、那須温泉公民館という所で、こちらは、なんと無料!那須町には、公民館が何カ所もあるそうですが、那須文化センター以外は全て無料だそうですよ。「文化センターだけは新しい施設で、特別に有料」だそうです。

そういえば、足立区の住区センター有料化の時に「公民館は無料が原則、法に位置づけられている」と論戦しましたが、まさにそれを体感してきました。地域外の利用者にも無料で開放してくれるなんて、本当に「生涯学習」「コミュニティ」を大切にしていると、足立から見て実感。

2・3日目に通った、那須温泉の公民館。
合宿の報告や運営に気を取られて、いろいろな写真を撮ることはできませんでしたけど
となりに調理室。料理教室が行われてました。
それから、ミニ体育館のような、太鼓やダンスの練習も、音楽練習もできる施設は床もピカピカでした。
図書室には、私も読みたくなるような本がたくさんありました。
テニスコートもありました。無料なんてうらやましい!

驚いたのは、土曜日(3日目)のこと。土曜日は、「休館」で、職員はいないのですが、金曜日のうちにカギを貸してくれて、「自由に使って下さい」といわれました。人を信頼しているあったかさを感じました。
「公民館」の原点にふれた想いでした。

「住区センターは公民館」といいながら、有料化する、今度は学校開放まで有料化しようとする、足立区とは大きな違いでした。


合宿をした、栃木県の那須近辺は、みんなの党の渡辺喜美のお膝元であり、「渡辺よしみ」の看板の目立つこと目立つこと。
人口3万人弱の街なのに、初日の「那須文化センター」近辺は、豪華な施設、公の施設が集積。
こういう所に税が投入されているんですね。


那須文化センターの外観。


近づくとこんな感じ


最初に間違えて入りそうになった建物。


「ゆめプラザ那須」というから、何かと休み時間に訪ねてみると、
なんと、「保健総合センター(保健所)」と「社会福祉協議会」の複合施設でした。
お金がかかりすぎ??


すぐ隣のテニスコートは、誰も利用していませんでした。

近づいてびっくり!!

通産省(現経済産業省)の工業再配置の補助金で作られたそうです。再配置!!
こういった税の使われ方、利益誘導型の自民党流のやり方、どうなんでしょうか?

っていうか、渡辺善美そのものが、自民党で、格差拡大・弱肉強食の「小泉構造改革の中断がけしからん」という構造改革論者であるが故に自民党を飛び出した人物でしたよね。

古くても無料で利用出来る公民館が地域に沢山あることの方が、一点豪華主義で立派な建物があることよりもよっぽど大切。
そんなことも感じました。

議員団合宿 PART2 旧「保養所」のこと

2010年09月05日 | 区政情報
合宿で宿泊したのは、ちょうど4年前まで区民保養所で、廃止・民間に売却した施設。全国で廃止した公の施設を買取り活用し、チェーン展開している「四季倶楽部」が運営している「ベルフォーレ那須」です。

バブル期に35億円かけてつくって、平成5年にできあがった、区の管外施設で一番新しい施設。これをなんと1億2000万円で売り払ったんです。

売却後も、「区民提携施設」と足立区のHPに掲載されており、「区民は一般より少し安く泊まれる」と宣伝されていました。でも民間に移行直後から、区民から苦情が殺到している、以前とは違う!と強い声も寄せられていた施設でした。
だから、どう変わっていたのか、検証しようということでもありました。

行ってみて、苦情の意味は納得でした。

従業員は愛想もよく、がんばっていていい雰囲気でしたよ。
でも、何にしても
職員が少なすぎる!徹底したコスト削減で、人がいない!のです。
だから、受付のチェックインも時間がかかるし、受付の人も、食事の準備にかり出されるし。お風呂だって、以前は一晩中入れたのに、夜は23時まで、朝も6時からしか入れません。お布団は自分で敷く。(これが一番苦情が多く、特に高齢者は。やすらぎにくつろぎに来た時くらいそういうことやって欲しい人も沢山いますよね)2拍の宿泊者の部屋は、よっぽどのことがないと掃除しない。もちろん売店もない。

食事は、夕食が3150円ですが、

こんな感じでした。このあとにさばの味噌煮とかも来ましたけど。
私が区議団のメンバーに「期待しないでね」と言っていたので
「まあまあじゃない」と言ってくれる人もいましたが
「これが3150円だったら、外で食べた方が・・・」との声も
「創作和風懐石」と銘打ってましたが、少なくても「創作和風懐石」ではありませんでした。
有名な「大瑠璃」よりはましみたいですが、民宿よりは落ちるかと。

まあ、民間が低料金で、採算を取ろうとすれば、徹底したコスト削減しかありませんものね。でも大切なものがなくなってしまったと実感。だって宿泊業はサービス業なのですから。

この那須保養所の廃止条例が出される前後、私は担当する区民委員会所属だったので、何回も保養所に行きました。
その時は、食事も美味しくて美味しくて、サービスも良く、両親も連れて行きましたし、仕事の合間に地域の方ともいっしょに行きました。ファンになり、ある意味リピーターになっていたんですね。

今回は、リピーターにはなり得ないと。




参考に、当時の本会議での反対討論をUPします。関心のある方は、このあともご覧になってみて下さいね。



◆ぬかが和子 議員  ただいま議題となりました第102号議案、足立区区民保養所条例の一部を改正する条例について、日本共産党足立区議団を代表して反対討論を行います。
 本条例は平成5年に竣工した一番新しく、一番人気のある那須の区民保養所を廃止するための条例です。政策判断で廃止すると言いますが、委員会で区も答弁したように、区民から「那須の保養所について廃止してくれ」という要望や申し入れは全くない中、区が勝手に使命が終わったと判断し、廃止を提案したものであり、とうてい認めることはできません。
 区は「国の公共施設改革の閣議決定で、公共保養所の早期廃止、または民営化その他の合理化を進めており、地方自治体についても、同様の措置の要請がきている」と言いました。しかし、国の通知は廃止の義務付けではなく、区の自治体がそれぞれ判断することです。現に新宿区では、箱根の区民保養所の廃止を撤回し、存続を決めています。
 那須区民保養所は、今でも高い利用率となっています。民間ホテルの客室稼働率の平均は60から70%と言われる中、下がったと言っても、平均77%の客室稼働率であり、休前日の土曜日やゴールデンウィーク、夏休みなどはハガキで申し込んで抽選に当たらなければ宿泊できない状況は全く変わりありません。
 また、那須区民保養所は、トイレ・お風呂に車いすのまま入るれる部屋など、障害者などのバリアフリー対応が充実しております。那須の地域には珍しくベッドのある部屋も多く、高齢者、障害者にやさしい公ならではの施設になっています。区内のある難病患者の団体の代表は、「那須の区民保養所は他の施設と比べても使いやすい。なくなると、身体障害者が多い私たちが泊まるところがなくなってしまいます。残していただけるなら何でもしますから、どうか残してください」と涙声で訴えておられました。
 今、介護予防の充実が叫ばれる中、介護予防に最も効果的と言われる外出支援の一環としても、区民保養所の役割はますます重要となっており、工夫次第で区民の財産を生かす方法はいくらでもあります。
 委員会で区民部長は「今どき温泉宿泊業を自治体がやる時代ではない」と言いましたが、とてもホテル計画を進めた人の発言とは思えません。こうした発想の根底にある市場原理主義・コスト主義、もうかっているかどうかだけで判断することは大きな誤りです。区民保養所は単なる温泉旅館ではありません。条例に定められた区民の健康増進に寄与し、もって福祉の向上を図ることを目的とする役割・使命は今こそ生きるものです。
 区は「単純売却でなく、3年から5年間、区民優遇の枠を設置する」などと言っていますが、数年後に区民優先の枠も無くなり、廃止することには変わりがありません。しかもその数年間ですら、今までどおり休前日に区民が全室使用できる保証は全くないのです。
 部長は「単に資産を持っていればいいということではない」と答弁しましたが、区民保養所は管理職個人の資産ではなく、区民の財産です。土地取得と建設費を合わせて30億円近くかけてつくった4,000㎡近い土地と施設の区民財産を、僅か1億2,000万円台の価格で売り払うことを、区民の声も聞かずに区の都合で行うべきではありません。
 最後に廃止条例の可決前、すなわち廃止が決まってもいないのに、9月10日付広報に「那須区民保養所を条件付きで売却します」と掲載し、事業者を募集したことは、前例のない異常な議会軽視、議会無視であり、許されるものではありません。しかもそのことを委員会で質されると「財価審の審議などでもこのようなケースは往々にある」と開き直り答弁を繰り返しました。しかし、財産価格審議会が、廃止が決まっていない施設を売却の公募にかけるなど、二重にあり得ないことで、委員会でのこうしたその場しのぎの答弁をすること自体が重大な問題です。手続き上も重大な齟齬がある本条例を議会として認めることもできません。区民要望の強い区民の財産を安易に売り払う区の姿勢を改めるよう、強く求めまして討論を終わります。



議員団合宿 PART1-レモン牛乳!-

2010年09月04日 | 区政情報
9月2日~4日まで、議員団合宿でした。
場所は那須。

なぜ那須かというと、「廃止された区民保養所」、その後は区の「提携施設」という位置づけで四季倶楽部が運営、HPにも掲載されていますが、実際にどう変わったのか検証することを兼ねて、新年度予算要望書や足立区政分析などを行うためです。年に1回合宿を行っています。
「保養所」の話は、明日行うことにして、

今日はレモン牛乳について

レモン牛乳ご存じですか?
栃木県の名産です。
佐野のSAには、レモン牛乳が山のように…!ズラーっと!こんな感じで


何だか受けてしまうのです。


春に地域のみなさんと佐野のフラワーパークにいった時にも、レモン牛乳に圧倒されましたけど


お菓子売り場もレモン牛乳


ストラップやキティちゃんもレモン牛乳


帰りのSAでもレモン牛乳のお出迎えを受けました。

レモン牛乳は、そのものは何だか甘い感じが私にはちょっと・・・。でしたけど、レモン牛乳ソフトやシャーベットはGOODでしたよ!

明日は「保養所」の話です。


えっ!区役所の駐車場が「公共駐車場」でなくなる!?

2010年09月01日 | 区政情報
来年1月から
区役所駐車場を完全有料に!?

足立区は「区役所に人が集中しすぎる。一極集中で問題がおきている」として、「足立区本庁舎課題検討委員会」を庁内につくって検討してきました。今回、その検討状況についての報告がありました。


 足立区役所を利用する区民などに安全で快適なサービスを確保するため区は、庁内に「足立区本庁舎課題検討委員会」を設置して昨年12月から検討を重ねていました。
 本庁舎の地下駐車場については、いつも満車状況で特に、月曜日朝、雨の日などは国道4号線に区役所に入る自動車が渋滞する状況が続いていました。

自分で一極集中しておいて、「手ぜまだから、近隣用地を買う」なんて!
その原因は、区行政とそれを後押しした自公民区政にあるのです。
私たちの反対を押し切って、東部工事事務所と西部工事事務所を統合し、区役所の中に設けたり、綾瀬の職員研修所機能も廃止し、区役所内にもってきてしまいました。そのために一極集中状態になり、会議室が足りない、人が一杯という状況になってしまいました。

それなのに
それなのに


なんとこの庁舎の向かい側のコンビニだった(今は売り物件)この建物・用地を購入したい と報告しているんです!
税金の使い道をなんと考えているんでしょうか


開庁日、1時間以内の無料を廃止
使用料を30分100円から20分100円にー来庁者への無料券発行は続ける意向

 総務委員会の報告では駐車場の使用料を、いままでは開庁日の1時間以内は無料だったものを廃止するとともに、使用料を30分100円から20分100円に改定する。来庁者への無料券発行は続け、使用料の減免の適用も無料サービス券の交付により行なうこととしています。

 無料サービス券の交付基準(案)は、
●身体障害者手帳を持っている障害者の車、
●区が主催する審議会、委員会などの会議に出席するための自動車、
●区議会議員が専ら公務に使用するための自動車、
●区の依頼により来庁するための自動車
など細かく基準を示しています。


レストランや庁舎ホール利用者は
民間駐車場なみの料金に

 しかし、「庁舎ホールやレストラン等を利用する自動車及び受託事業者や営業を目的とする自動車は除く」としています。
 つまり展望レストランを利用した場合などは、これまでは1時間駐車場は無料でしたが、それをなくすというのです。

 私たちは、「庁舎ホール、レストラン利用の人には、利用者のことを考えてこれまで通り無料にすべきではないか」 と質しました。
他の与党議員からも「レストラン利用した場合1000円利用した人は無料にするとか考えないのか」と意見が出たほどでした。

 区は検討結果を踏まえて「平成23年1月実施」を目指して区民への周知を徹底して進めていくと報告。

 無料の駐車場を有料にするのが、「快適なサービスを確保する」ことにつながるのでしょうか。

「熱中症死への対応」と「111才高齢者ミイラ事件の教訓から」 区に緊急申し入れ

2010年08月20日 | 区政情報
23区だけで熱中症の死者が100人を超えた!
衝撃的なニュースでした。しかも今回の特徴は、室内でも死者が出ていること。

どこへ行っても話題の中心は「異常な暑さ」のこと。

区議団でも
「気候が変わったよね。もともと北海道は亜寒帯、東京は温帯って位置付いているけど、今は、北海道が温帯、東京は亜熱帯だよ」
「春と秋の過ごしやすい季節がなくなったね。ずっと寒い日が続いて、そのあと猛烈な暑さ。四季がなくなってきている」(ぬかが)
「ゲリラ豪雨なんて、要はスコールだもんね」
「クーラーが壊れた地域の人が、水風呂に入って体を冷やしてやりすごしていた。水風呂は理論的にも一番効果があると思うけど」(針谷さん)
「でもそれって若い人でしょ。年取っていたら心臓が心配で水風呂なんて入れない」(橋本さん)
と。

そんな中、区議団として緊急申し入れを行いました。
内容は
1,熱中症対策
2,高齢者の所在不明問題です


写真は申入書を手渡している所です。

申し入れ内容です                                            

2010年8月19日
足 立 区 長 近藤やよい様
足立区福祉部長 有賀 純三様
                            日本共産党足立区議団
緊急要望書
 日頃区政の進展と福祉行政について尽力くださり敬意を表します。本日は最近の気候及び社会状況の中で、急を要する問題について、お伝えしながら善処・対応を要請するものです。よろしくお願いいたします。
                     記
1、 熱中症対策について
猛暑が続き熱中症での死者が23区で100人をこえました。対策の強化が必要と考え要望します。
① 自治体が単身高齢者などの訪問を行い、必要な措置を講じる
② 低所得者世帯に電力料金の減免やクーラー設置へ助成措置など国や自治体が公的支援を行なう
③ 生活保護世帯について
ア、 クーラーの設置が認められるよう国に求めること。
イ、 クーラーがあるが修理が必要な世帯について、せめて、修理費用について区として手当てすること
屋内での熱中症死が多い現状から早急に検討してください。

2、 高齢者の所在不明問題について
この問題の特徴は家族と住んでいるという形になっているところに発生していることがあり、家族の絆が希薄になっているとの指摘があります。確かにその側面はあると思われますが、より根本的には家族を含め高齢者の社会的「孤立」が深刻化している状況があると考えます。また、背景に社会保障の貧困が横たわっていることは否定できません。
この問題の発端となった足立区ではすでに対策をとりはじめておられると思いますが、私共の視点からいくつか強調したいと思います。
① 行政の責任として可能な方法で所在の確認を徹底すること。
② 安否確認など行政による見守り支援体制を強化すること。地域の人々がおこなう高齢者に声をかけ支えあう取り組みなどに行政が支援すること。
③ 高齢者の孤立の根底にある社会保障の後退、生活困難の拡大を視野に入れ、区政全般で改善する方向性を持つこと。
                                     以上