かずこの想い

日本共産党区議会議員ぬかが和子の日々の出来事や想いを綴るページ

「認可保育園つくらない」なんと冷たい区政でしょうか!

2011年02月02日 | 教育・子ども
「認可保育園つくらない」なんと冷たい区政でしょうか!
 1月25日の足立区議会子ども施策調査特別委員会で、区民からの「保育園をつくって」「子ども子育て新システムを見直す意見書を出して」という2000名を超える請願署名がだされ、私は紹介議員となって審議しました。



共産党、増設を主張
 私ぬかが和子が、認可保育園の増設を求め、私立保育所も含めた区の認可保育園増設計画を何度も質問しましたが、区は頑として、認可保育園をつくるとは言わず、切実な願いに背を向けました。

自民公明はだんまり
民主は「保育所は多い」
自民・公明・民主の後押しがあるため区は「強気」

 委員会では自民、公明の議員はだんまりで認可保育所を作らない答弁をつづける区の姿勢を後押し。
 民主党は、「保育園の実数は23区でも一番多い。増加率はどうなのか?」と質問。傍聴者からは、「足立区は認可保育所が多いのではないかと質問しているみたい。でも増加率より何より、入れない人、足らないことが問題なのにね」との声が上がっていました。「民主党の人の発言って、何だかよく分からなかった。こんな質問をして、保育所を作ってほしという区民の願いを押さえているみたい」との声が上がっていました。

「待機児あふれる」しりながら、「保育所はつくらない」近藤区政
 つくる気になれば増設は可能

足立区は昨年よりも増えて1400近くが認可保育園に入れずあふれる勢いです。
 東京の区市町村は認可保育園を作って待機児を解消する方向を強めています。
 足立区だけがこうした他自治体の流れにも背を向け、区民の願いにも背を向け、「お金があっても保育所は作らない」のです。
 なんと区民に冷たい区政でしょうか。

【傍聴者の感想の一部です】
請願の紹介議員となって下さったぬかが議員の質疑はとてもすばらしかったです。保育の今の実態から今後考えられる待機児の状況、保護者の声の紹介、国の保育制度改定の政府案に関しての問題点、これらについてどうとらえるべきかなどを明らかにしました。これらについて区としてどうとらえるべきかなどを明らかにしました。区側の答弁は、積極性に欠け、真剣に区の役割を認識する姿勢には程遠い残念な印象でした。

ぬかが議員は、区民の苦労に問題点をよくわかっていて、国の制度や他区の状況もよく知っているが、他の議員、区の職員に「区民が安心して預けられる保育所を整備しよう」という気持ちは全くないように感じました。ぬかが議員は、区側が質問の応えになってない答弁をしたら、すかさず指摘して、条理・法律・私たちの願い、すべてに適う論を張り、情熱と迫力を感じました。とてもかっこよかったです。みんなに見てほしいと思いました。区側に「自治体の選択の余地があるなら直接契約は望ましくない」と応えさせ、ヤッターと思いましたが、都や国に意見を出すなどして、区は国の言いなりにならないでほしいです。

はじめて区議会を傍聴して政治の生の現場を見たような気がします。区の答弁は「その計画はない」「状況を把握していない」など、とても冷たかったと思います。