かずこの想い

日本共産党区議会議員ぬかが和子の日々の出来事や想いを綴るページ

西新井3丁目の特養ホーム、ル・ソラリオン完成!竣工式に来賓参加

2011年02月27日 | 高齢者
待望の西新井3丁目の特養ホームが完成し、内覧会と竣工式が行われ、来賓として参加してきました。


特養ホーム入口。「竣工式会場」と掲示されています。


1Fの多目的スペースが、竣工式会場です。
理事長が挨拶しているところ。
私も区議会議員としてご紹介されました。大島よしえ都議も参加されていました。
近隣からも、北町会会長、第3団地自治会会長が参加。他にも連携医療機関や私も顔なじみの地域の医療などの関係者が多数参加されていました。
鳥取県の社会福祉法人が、葛飾区に次いで東京に開設した2カ所目の特養ホームが、ル・ソラリオン西新井なので、鳥取県の話も随分多く出ていました。少し鳥取県が身近に感じましたよ。

施設内も案内してもらいました。
素晴らしいと思ったのは、医療の側面。医療機関ももっていること。「サービスステーション」が各フロアの中心にあるのですが、そこはヘルパーさんのステーションではなく、ナースステーションのような感じで、投薬管理などを主に行うためのステーションだということでした。


全室個室。いわゆるユニット型で、1ユニットに10の個室と共同スペースがあります。それが各階4ユニット(40室)ずつあります。
この個室はトイレのないタイプですが、すぐ隣(2室に1カ所)車椅子で入れるトイレがありました。
個室なので、入居者が家具などを持ち込んで、「生活の場」にすることができます。
このトイレのないタイプが半分(各フロア20室)あります。


こちらがトイレのあるタイプの個室です。居室部分の面積はどちらも同じです。


これが各ユニットごとにある共同スペースです。この共同スペースを囲むように個室があり、どの個室からも目の前が共同スペース、という感じになっています。
ここで3度の食事や団らんを行います。大きなテーブルが端にあり、そこにPCも置いて、必ずケアをする職員がいるようになっているとのことでした。


こちらは自力で歩ける人のための浴室。家庭のお風呂に近いものをと工夫したそうです。これも各ユニットにあります。


こちらは、各フロアに1カ所ある、重い介護を要する状態の方の特殊浴槽です。

素晴らしい施設が誕生しました。
とはいっても、特養ホームの待機者は3800人に!必要な時にすぐに入れない、あこがれの施設です。(ちなみに利用料は、補足的給付があるので、世帯住民税非課税の場合は安くて済みます)

でも、もう一つ素晴らしいことがあります。
ショートスティのベッドが30床、認知症対応型のデイサービスもあるんです。だから地域の在宅の生活を支える施設にもなります。

明るい日の当たる施設、ル・ソラリオン(意味が陽の当たる場所)にふさわしい施設でした。