3-5-2は十分機能していたと思います。バーレーンに攻め込まれる場面も極端に少なく、統率の取れた守備を見れば見るほどイランとの試合を4バックで臨んだ監督の裁量が疑問でなりませんでした。で、どんな試合内容でも勝ち点3を得たことは素晴らしい結果だと言えますし、そして、何よりも北朝鮮が3連敗したことで、当たり前ですがB組の最下位がなくなったことで、最低でもプレイオフに望める権利を勝ち得たと言えるでしょう。
対バーレーン戦で思ったことは、まず、福西の調子がますます良くなっていること、中村俊輔を中央に置いた方が充分に機能することです。これで福西をボランチから外すことも、俊輔を中央から除外することも出来なくなったと言えます。
問題は今後、どの様に得点不足を解消するかでしょう。結局、ここ数年(多分10年近く)言われ続けていた得点力不足はそのままということです。もともと、それを解消し、W杯上位進出を望める監督としてジーコが呼ばれたわけですが、全く解消することなく、トルシエ時代よりも悪くなっている感があります。
今日の試合では、あれだけ中盤を支配し、攻勢を掛けているように見えて、日本の得点を予感させるシーンは皆無でした。確かに前半22分から30分くらいの間に立て続けにコーナーを得てゴールに釘付けにした時も、オンゴールのシーンも、人数的には互角若しくはそれ以上で上手くボールが転がれば得点できるという場面はありました。しかし、この流れで誰々にボールが出れば間違いなくゴールチャンスというのはなかったと思います。
つまり、守備は十分機能していたけれでも、攻撃面ではストレスだけが残るような試合だったと言える訳です。では何が悪いのか・・・結局、今日のバーレーンの様に人数を掛けて守られるとそれを壊すだけの攻撃力が著しく欠如しているという事であり、それはパスの精度であったり、FWの位置取りなどにあったりするのでしょう。
相変わらず、格下の相手をフェイントでかわすのは上手な加地ですが、センターリングの精度は最悪ですし、サントスはボールを持ちすぎるきらいがあります(それが良いところでもあるのですが・・・)。鈴木は突っ掛かり過ぎるし、代表で極端に得点能力の低い高原は相変わらず良いところがありません。俊輔のフリーキックについては、相手も当然警戒しているので、より近くに壁を立てています(審判が少しだけ下げますが明らかに近い・・俊輔も壁に当たって結構怒っていたでしょ)ので枠に飛ぶことは極端に低くなります。ホームでこの状況ですからアウェイではますますその傾向に拍車がかかるでしょう。
では、どうするかと言うことですが、結局、以前から事ある毎に言われているように2列目以降の攻撃参加ということになるのですが、小野、稲本は前列を飛び越えて前に出てくるという性質の選手ですので攻撃にアクセントを付けることが出来ます。しかし、中田英寿はボランチだとパスを供給する選手で、前を飛び越えて前線で受けるということはあまりありません。しかも、今日のように中村と前後左右する事があったり、ボランチながら左に張り出したりしてボールを要求するので、バーレーンのように格下のチームなら問題ないのですが、これが能力の高いチームであれば、そこを突かれるのは間違いありません(ま~格上の時は、外に開くようなことは出来ないだろうと思いますが・・・)
結局、今の日本は良くも悪くもセットプレーに頼らざる得ないというのが現状で、流れの中で得点の予感をさせるためには、
・ボランチの一人はパスセンスだけではなく、中村が受けているとき、若しくは両サイド、FWが相手選手を引きつけているときに飛び出せる選手であること
・FWはごり押しでもボールをキープできる、若しくは前にボールを運ぶことの出来る選手であること
・両サイド(サントス、加地)については、センターリングの精度を格段に上げる必要があること(特に右サイドは再考すべき)
なのではないでしょうか。
また、残り3試合、出場停止の選手が攻撃面に出てきたときに、これまで固定メンバーで戦ってきたツケが出ないことを祈りたいです。
取りあえず、今日は勝てたこと、ラッキーゴールでしたが・・勝ち点3を得ることが出来たのは、ジーコの強運なのでしょう。流石、神様ジーコ、ただ者ではないのですが、早く更迭された方が日本代表のためだと思います。
最後に、テレ朝の「日本快勝}中村俊輔、中田英寿の新ホットラインという意味不明のテロップには参りました。
対バーレーン戦で思ったことは、まず、福西の調子がますます良くなっていること、中村俊輔を中央に置いた方が充分に機能することです。これで福西をボランチから外すことも、俊輔を中央から除外することも出来なくなったと言えます。
問題は今後、どの様に得点不足を解消するかでしょう。結局、ここ数年(多分10年近く)言われ続けていた得点力不足はそのままということです。もともと、それを解消し、W杯上位進出を望める監督としてジーコが呼ばれたわけですが、全く解消することなく、トルシエ時代よりも悪くなっている感があります。
今日の試合では、あれだけ中盤を支配し、攻勢を掛けているように見えて、日本の得点を予感させるシーンは皆無でした。確かに前半22分から30分くらいの間に立て続けにコーナーを得てゴールに釘付けにした時も、オンゴールのシーンも、人数的には互角若しくはそれ以上で上手くボールが転がれば得点できるという場面はありました。しかし、この流れで誰々にボールが出れば間違いなくゴールチャンスというのはなかったと思います。
つまり、守備は十分機能していたけれでも、攻撃面ではストレスだけが残るような試合だったと言える訳です。では何が悪いのか・・・結局、今日のバーレーンの様に人数を掛けて守られるとそれを壊すだけの攻撃力が著しく欠如しているという事であり、それはパスの精度であったり、FWの位置取りなどにあったりするのでしょう。
相変わらず、格下の相手をフェイントでかわすのは上手な加地ですが、センターリングの精度は最悪ですし、サントスはボールを持ちすぎるきらいがあります(それが良いところでもあるのですが・・・)。鈴木は突っ掛かり過ぎるし、代表で極端に得点能力の低い高原は相変わらず良いところがありません。俊輔のフリーキックについては、相手も当然警戒しているので、より近くに壁を立てています(審判が少しだけ下げますが明らかに近い・・俊輔も壁に当たって結構怒っていたでしょ)ので枠に飛ぶことは極端に低くなります。ホームでこの状況ですからアウェイではますますその傾向に拍車がかかるでしょう。
では、どうするかと言うことですが、結局、以前から事ある毎に言われているように2列目以降の攻撃参加ということになるのですが、小野、稲本は前列を飛び越えて前に出てくるという性質の選手ですので攻撃にアクセントを付けることが出来ます。しかし、中田英寿はボランチだとパスを供給する選手で、前を飛び越えて前線で受けるということはあまりありません。しかも、今日のように中村と前後左右する事があったり、ボランチながら左に張り出したりしてボールを要求するので、バーレーンのように格下のチームなら問題ないのですが、これが能力の高いチームであれば、そこを突かれるのは間違いありません(ま~格上の時は、外に開くようなことは出来ないだろうと思いますが・・・)
結局、今の日本は良くも悪くもセットプレーに頼らざる得ないというのが現状で、流れの中で得点の予感をさせるためには、
・ボランチの一人はパスセンスだけではなく、中村が受けているとき、若しくは両サイド、FWが相手選手を引きつけているときに飛び出せる選手であること
・FWはごり押しでもボールをキープできる、若しくは前にボールを運ぶことの出来る選手であること
・両サイド(サントス、加地)については、センターリングの精度を格段に上げる必要があること(特に右サイドは再考すべき)
なのではないでしょうか。
また、残り3試合、出場停止の選手が攻撃面に出てきたときに、これまで固定メンバーで戦ってきたツケが出ないことを祈りたいです。
取りあえず、今日は勝てたこと、ラッキーゴールでしたが・・勝ち点3を得ることが出来たのは、ジーコの強運なのでしょう。流石、神様ジーコ、ただ者ではないのですが、早く更迭された方が日本代表のためだと思います。
最後に、テレ朝の「日本快勝}中村俊輔、中田英寿の新ホットラインという意味不明のテロップには参りました。
しかしテレ朝は呆れますね、昨日のアナウンサー選手の名前を間違えまくるし、快勝とかテロップ出すし・・。
俊輔と福西は良かったですね。中田は悪くはなかったけど、小野に対して決定的な差はつけられなかった。そう考えれば、中田FW(1.5列目)なら、俊輔とも共存できるんじゃないかと思うのですが、いかがでしょう。
本当に快勝という試合がないですよね。
ジーコのクビがぎりぎりでつながり続けても本大会でいいゲームが見れそうにないのが残念でなりません。
私もテレ朝のテロップは参りました…
番組の途中で変わったのが笑えたんですけど。(笑)
次こそ”快勝”してほしいです!
日本代表はどうなってしまうのでしょうかね
心配です
また覗きに来ますね
途中で変わったのは、苦情の電話があったからでしょうか。
まだまだ苦しい戦いが続きそうですね。
今度こそはスカッとしたシュートを決めてほしいものです。
実は私もジーコ監督辞任を強く願うひとりです。
本大会の出場権を確定→勇退というシナリオで
身を引いていただけないものでしょうかね。
今のままでは残り3試合も苦労しそうな気がします。
それでも応援はするんですけども…。