のぶたと南の島生活

写真の許容量オーバーのため他2つのgooblogで更新中!

イタリアVSウクライナ・・裏では杉山がヒンギスを破る。

2006-07-01 | スポーツ
イタリアは4-5-1でトニのワントップというスタメン表。対するウクライナは3-5-2でオーソドックス。
共に怪我人の代役に予想通りバルザーリとミレフスキーを入れてきました。
準決勝の対戦相手がドイツに決まっただけに、ウクライナに勝ち進んで貰いたい気持ちが少し芽生えました(苦笑)

さて、試合開始までの1時間余り。杉山がセンターコートで頑張っている姿を見て、このまま応援しちゃおうかな~なんていう思いも駆けめぐったりしましたよ(笑)
一応、ハンバーガーでも食べようと思って、パンを焼いたり、冷凍保存のハンバーグを解凍したり、キッチンで右往左往している時間も長かったんですけどね。取りあえずキリンのブラウンマイスターを飲みながら、サッカーを観戦するために席に戻りました。

少なからず杉山が気になるのですが・・・切り替えが効かないな~(苦笑)

試合開始。松木うるさい。黙ってろ・・と思いながら試合を観る。
3分。カモラネージが独走からシュート。左に外れる。
4分。ウクライナが速攻。シェフチェンコに入っていったんスピードが落ちるが、トリッキーなワンツーからチャンスを作りかけた。
5分。こんどはザンブロッタがドリブルで中盤に切れ込みミドル。そのまま右サイドのゴールを揺らしました。
いきなりイタリアが先制です。ウクライナは中盤のチェックが甘すぎです。これはいきなり苦しいですね。試合の流れも完全にイタリアに傾いていますし、BA内を自由に動き回れていますから、話になりません(苦笑)
10分経過しました。ウクライナはスペイン戦みたいな状態です。結局、高い位置からプレスを受けて、なおかつ簡単にボールを持たれて攻め込まれる。誰が誰をマークしていくのか?ゾーンで守って相手を丁寧に引き継ぐのか全く不明で浮き足立って、空いたスペースを自由自在に使って貰っている状態ですね。
反対に今日のイタリアは良いですね。高い位置からプレスを掛けて、数名で囲い込む。しかも中盤の選手は、守備的な選手までがここというタイミングでフリースペースに走り込んでいますから、ウクライナの守備じゃあ手に負えないという感じです。
シュートが多い訳でも、決定的なシーンを演出したわけでもありませんが、試合のペースを完全に掌握しました。後は持続あるのみです。
25分経過。全く試合展開は変わりません。早々とウクライナが選手交代をやったことぐらいですかね。ウクライナにチャンスが一つもありませんから(笑)

さて杉山はヒンギス相手に第3セットにもつれ込んでいます。そして6ゲーム目でブレイクバックして3オールになりました。頑張れ杉山!!!

再び試合に戻ります。32分経過。そして本日最初のウクライナのシュートが・・・ミドルで全く違う方向に飛んでいきましたが、とにかくシュートを打たなければ始まりませんしね(苦笑)
35分経過。ウクライナもイタリア選手に早めにチェックに行くようになりました。ちょっと遅きに逸した感じもしますが、とにかくやるべき事をちゃんとやるというのは大事です。
36分。ザンブロッタがファール。FKを獲得しますがチャンスにはならず。
43分。シェラエフがミドル。これも宇宙に飛んでいきました。
たぶん、ウクライナは枠内シューが0のまま前半を終えるんでしょうね。
イタリアは完全に試合を掴んだまま放さないわけで、後半、この展開が壊れるようなことが起こるのだろうか?
なんかこのまま終わりそうな気がしてなりませんね(苦笑)

さて、ウィンブルドンの杉山は第3セットの9ゲーム目をキープして5-4です。
そしてマッチポイントを迎えます。
頑張れ杉山。そしてヒンギスのボールがサイドにアウト!!やった~杉山!!ヒンギスを破って4回戦へ進出だ!!!
センターコートで見事な勝利。
サッカーが重たい展開で眠気を誘っていたので、ちょっとテニスに浮気。
そして見事な杉山の勝利。第2セットを力無く落としたときはどうなるかと思ったよ。第3セットで気になりブレイクされたときも、もうここまでかって思ってしまった。
あそこからブレイクバックして最後もブレイク!!う~ん見事。

後半が始まりました。ウクライナは得点するような手だてがあるんでしょうかね。最後までシェフチェンコ頼みというオチにならないで欲しいですね。
4分。決定的なチャンスが訪れます。左サイドからのクロスが中央で競ったシェフチェンコを通り過ぎて、グシンの前へ。グシンが渾身の力でヘディングしますが、ブッフォンが押し出します。これは本当に惜しかった。ウクライナにやってきた千載一遇のチャンス。これを外したのは厳しいな~
7分にも右サイドからのクロスでチャンスを作ったウクライナ。こぼれ球をトラップしてシュートしようとするので、その分DFに詰められますね。イタリア相手にトラップするような余裕はないですよ(苦笑)
9分。シェフチェンコが右サイドから中央に切り込んでドリブル開始。カモラネージがカットしてトッティがミドル。
10分。FKをピルロが蹴ります。これは壁に当たってあわや走り込んだトッティに・・って展開でしたがGKがいち早く押さえました。
少しイタリアのプレスが甘くなったのと、ウクライナが右サイドで起点を作ることが出来るようになったことで、前半よりもウクライナが高い位置で試合を出来るような時間帯が増えました。
そして12分。乱れるようなシュートがブッフォンとイタリアゴールを襲いました。何とか体で止めましたが、2度目の決定機でしたね。
2回も外したら駄目でしょ・・・
と思っている矢先にイタリアがトニのゴールで追加点。
トッティのクロスをカンナバーロが頭に合わせきれず(苦笑)、後ろから走り込んできたトニがDFに競り勝ちネットを揺らしました。
松木曰くカンナバーロは「スルーした」そうです。こいつは本当にアホですね(笑)

さて、この2点目でほぼ勝負有りですね。
だから得点チャンスを確実にものにすべきなんですけどね。
16分。FKからグシンが競り勝ち、ヘディングシュート・・・ポストに当たりました。
これで3度目の決定機も外れました。
後半、本当に右サイドで起点が作れるウクライナ。お陰で攻めが活性化されているんですが、悉くチャンスを潰しています。
出来れば30分までに1点くらいは取り返して希望を持ちたいところなんですが・・
イタリアが札を切ります。
2枚同時ですが、誰を外しますかね。僕だったらウクライナの右を黙らせるために左の面子を替えますけどね。
カンナバーロout ピルロout
バローネin オッドin
そして直後に、駄目押しの3点目をトニが決めました。見事なザンブロッタの切れ込みで勝負有り。イタリア完勝ですね。攻めさせてカウンター。空いたスペースを上手に利用して完全にウクライナをノックアウトしちゃいました。
決定機を確実に決めるイタリアと決定機で得点できなかったウクライナ。その結果が3点差という状況です。
26分。ウクライナが最後の札を切ります。FWミレフスキーに替えてベレクですね。
ミレフスキーはちょっと若すぎて自分をコントロール出来なさすぎです。僕だったら前半にイエロー1枚、後半にイエロー1枚出して今頃退場にさせていますよ(笑)
30分経過しました。
31分。ガットゥーゾに替わってザッカルドが入ります。
しかし、トニのワントップは見事にはまりましたね。とにかく中盤を厚くして、前半完全に試合を試合し、あっさり先制したことで、本当にイタリアの計算通りに試合が進んだ感じです。ま~ウクライナのミスもあったわけですけどね(笑)
34分。距離があるところからシェフチェンコがFKで直接狙いました。決まればW杯の記念になったかも(笑)
まもなく試合終了です。
後半はイタリアが高い位置でブレスをかけなかったことでウクライナにボールを持つ時間が生まれ、また、右サイドで起点を作ることが出来たためにチャンスが作れたので、観ている側にとっては面白い展開でした。でも20分くらいまでですが(笑)
イタリアは、1点取っていたことで余裕がありました。プレスも全く掛けなかった訳じゃなく、適宜早め早めに潰していましたので、完璧に近かったですね。そして追加点が入って勝負を決めました。後半10分までにウクライナに訪れた2度のチャンスに1点でも入っていれば、もっと面白みのある試合展開になっていただろうと思うと、残念ではありますが、力の差があったのは明らかです。
しかし、イタリアくだらない試合をやって来ていた割りには、ここに来てまともな試合を見せてくれましたね。
これくらいまともな試合をこなせるんだったらドイツ戦も楽しみです(笑)



最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
カンナバーロ (川の果て)
2006-07-01 06:01:55
あのショートコーナーからの空振りがトニへのスルーだったら彼は一瞬で「スルーしたらトニが決められる。エースのトニに点を取ってもらわないと」と判断したわけですね(笑) そこまで視野の広い選手だとは思いませんでした。



ミレフスキーの空振りヘッドのせいで股間にボールを受けたりと、結構楽しいシーンを一人で演出していた気がします。
返信する
Unknown (nobuta)
2006-07-01 17:32:10
彼は後ろにも目があって、あたかも自分のヘッドで決めるんだという迫真の演技ができる大物だったわけですねぇ(@_@)
返信する

コメントを投稿