仁左衛門日記

The Diary of Nizaemon

ピンポン

2017年11月28日 | ムービー
『ピンポン』(2002年/曽利文彦監督)を見た。
物語は、「オババ(夏木マリ)が経営するタムラ卓球場で幼い頃から腕を磨いていた星野裕(ペコ/窪塚洋介)は、片瀬高校に進学して卓球部員となっていたが、将来ヨーロッパに行って卓球で頂点を目指すという夢を持っているわりには、練習態度が悪く、タムラ卓球場に入り浸って他の客相手に小銭を賭けていた。月本誠(スマイル/ARATA)はペコの影響で卓球を始め、卓球部顧問・小泉丈(竹中直人)にその才能を見出されながらも、"卓球は暇つぶし"と言い、小泉の練習メニューには無関心だった。そして始まったインターハイの県予選。彼等2人をライバル視する海王学園高校・風間竜一(中村獅童)、佐久間学(アクマ/大倉孝二)、辻堂学院高校・孔文革(サム・リー)らと対戦したペコとスマイルは・・・」という内容。
笑った顔を見たことがないから、あだ名が"スマイル"って、何だか面白い。
スマイルの卓球の実力は、卓球部の部長・大田(荒川良々)など周囲の誰もが認めるほどなのだが、性格に難ありだ。
そういうヤル気を出さない偏屈な子供相手に何とか練習をさせようとするのだから、コーチも大変だろうとは思うのだが、多くの部員をないがしろにして、スマイルだけをコーチしようとする姿勢は、そもそもどうなのだろうと思う。
良く出来た話ではあるのだろうが、それほど面白くはなかった。
残念。